本棚の裏の小部屋

大人の広汎性発達障害の
確定診断を受ける前も受けた後も
相変わらず冴えない日々を送っています

もういやだ

2010-10-19 | 愚痴・悩み・ストレス・毒づき
夫が宿泊学習で外泊の日でした。

実母から新米が届いたとの連絡があり、
子供と二人分の夕食を作るのも面倒だったので
私はお米を取りがてら、実家へ夕飯を食べに行く事にしました。

「ご飯食べに行くよ」 と子供を誘い、
車で走っている途中で行き先に気付いた息子が
「おじいちゃんとおばあちゃんの所に行くの?」 と聞くので
「そうだよ」 と答えると、「いやだ!」 と強い口調で言うので少し驚きました。
1ヶ月程前に遊びに行った時の帰りは、「楽しかった。また来たい」 と喜んでいたからです。

「ぼく、お店で食べるのかと思ったから」 「行きたくない」
と、その拒否の仕方がいつもとちょっと違っており不審に感じたので、
「パパに何か言われたの?」 と聞くと、言いにくそうに 「・・・うん」 と答えます。
「何て言われたの?」 と更に突っ込んで尋ねると、「行っちゃダメだって」

・・・唖然としてしまいました。

息子はまだ幼稚園の年少なので、
発言の全てを鵜呑みにするにはまだ幼過ぎると思います。それでも毎日
園での出来事を丁寧に話してくれる様子を見る限り、全くの作り話とも考えにくいのです。

尚も 「お店に行こうよ~」 と愚図るので、
「おばあちゃんの作る料理は、お店みたいに美味しいよ」 となだめました。
すると、しぶしぶ了承したような様子を見せ 「すぐ帰るからね」 という意味の事を言うのです。

・・・何だか悲しくなってしまいました。

どうしてこんな幼い子供に、そういう事を吹き込むのだろう?
信じられない気持ちと怒りで、夫に対する嫌悪感が心の中で爆発しました。

同じ市内に住みながら、私が自分の実家へ帰るのはせいぜい月に一度です。
殆ど帰らないのに、子供が私の実家へ行く事に罪悪感を持たせるよう仕向けるなんて。

実際、妻実家へ夫と子供と三人で行く時(年1~2回)に、
夫が息子にプレッシャーを掛けているのが伝わって来る時があります。
例えば子供が私の実家で楽しそうにしてると、同席している夫が表情を曇らせ、
その顔色を窺った子供が楽しそうにするのを止めるのです。楽しむなという無言の圧力です。

そのくせ最近、夫は毎週土日は必ず子供と二人きりで出掛け、
「向こうのおじいちゃんおばあちゃん家に行った?」 と子供に聞くと 「うん」 と答えます。

・・・自分のとこに毎週連れて行くのは構わない訳ね。

正直私は、少しでも子供に姑の宗教が影響するのが嫌で、
例えば夫実家の部屋には新興宗教の本が並べられているのですが、
子供が頻繁に行く内に、それに対して違和感を覚えなくなる事などを警戒しています。

偏見と言われて構いません。私は新興宗教というものは、
子供の結婚や義家族との付き合いなどにおいて、邪魔にしかならないと考えているからです。

只一つ、両親の間で板ばさみになった息子の混乱が伝わって来て、それがとても辛いのです。