日々の生活にみる驚きの中国

単身赴任中の中国(大連)で日々発生する“驚き”を強引かつ身勝手な比較文化で紹介。

ご無沙汰の師匠

2011年10月31日 | ハプニング
これもハプニングか?  日曜日の夜、ゆっくりしているところ呼び出しの電話。 仕事が忙しくだいぶご無沙汰していた中国人の師匠。 会いたいからいつもの店に出て来いとの事。 これは・・・ 断るわけにもいかない。 

久しぶりに酒を飲み交わすまではよかったのだが、今日は大きな商談がまとまったとかですこぶる上機嫌。 仲間を呼んでカラオケに行こうと言う事になったのだ。 おいおい・・・ 

結局、5人の中国人と私。 当然ながら中国式カラオケ。 久しぶりの中国式カラオケだったのだが、いやいや彼らのパワーはすごい。 強いタバコを次々に薦められ、小さいながらもビールで乾杯の繰り返し。 この飲み方は体には最悪だ。

私が練習した上品な中国語の唄は場にそぐわない。 馬力のある歌でないととても太刀打ちできない。 お姉ちゃん達・・・・ 言うまでもない。 

同僚にこの話をすると、ことわざを教えてくれた。
『好きな友人にはタバコを薦めろ。 嫌いな友人にもタバコを薦めろ。』 なるほどね。

嫌いでも仲良くしなさいってことか・・・  その同僚はニヤッとして、意味は二つある。 仲良くしろと、たくさんタバコを吸わせて死んでもらう・・・  さすが中国、奥がある。 



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穏やかな日曜日

2011年10月30日 | 庶民生活

寒さも一息。 穏やかな日曜日となった。 私と言えばワンパターン、散歩に買い物、その後掃除と昼寝。

このブログは私の生活の記録と情報提供。 と言うことで今日の買い物。
写真はいつもの道端のおじさんより購入。 全部で26.4元。 前回の話、中国語同様、円に換算しても意味はないような気がするが、約330円くらい。

さすがに、親父は個々の値段の相場は知らない。 一山でみても、日本と比べれば当然安いのだろうが、これでも徐々に値上げ・・・・・

道端の店も外気温がマイナスになれば大変。 がんばる店は続けるのだが、野菜が凍らないように毛布をかける。 こうなればスーパーで買うしかない。 (やはり割高)

今日のハプニング
レジを通過して出口で警告音・・・ 引きとめられた。 ハムが引っかかったようだ。(未精算) 冗談じゃない。 こんな紳士が万引きするか! 

その直前、私はレシートを丸めてゴミ箱へ。(クセ) 店員とゴミ箱探しだ・・・・ もうっ  二人で精算したレジに戻り、問題のハムが精算が済んでいる事を確認。(いちいち覚えているとも思わないが、レジの女性は処理したことを強調) 改めてゴミ箱へ。

私のレシート発見! もちろんモレはなかった。 モレもなかったが、『すいませんでした』もなかった。  

でも・・・あの機械はいい仕事をしているようだ。




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驚いた自己紹介

2011年10月28日 | 比較文化
中国人は、はっきりものを言う。 自己主張も明確に行う。(そんな人が多い。)  それに対して、日本人は、結局何を言いたいのか、曖昧で、じれったい、遠回りな表現をする。(傾向がある。)

わかってはいても、そこまで言うか?
履歴書の自己紹介欄の表現は見事だ。 先日対応した方、もちろん紳士で立派な人であったのだが、『私は性格がいいので、日本人の人から好かれています。』  あ~そうですか・・・・・・ どう応えれば? 

通訳が悪いのか? 中国的表現を日本語に直すとこうなってしまうのか?  ズバリ、文化の差か? 

いろんな面で比べてしまうのだが、【いい】 とか、【悪い】 とかという事では決してない。 むろんそんな評価は出来ない。 

異文化で生活する中で、では日本人が彼らと一緒に同様の発言をしたら・・・・ とんでもない事になりそうだ。 郷に入れば郷に従え! そうもできないし、逆に異文化に逆らってもストレスが溜まるだけ。 面白いと言えば面白い。 要領よくといったところだろうか。

ふと思う。
文化の違いは言語の違い? 辞書にあるとおりに翻訳すればそれが真実(相手の意図・気持ち)か?  日本語に訳した時点で意味(イメージ)が違っているのかもしれない。 

例えば、社外では私はほとんど呼び捨てされる。 むろん中国語で。 日本語で呼び捨てされたら・・・・ んっ? でも中国語では何の抵抗もない。 皆さんも経験おありでは。

中国語は中国語で理解しろ。 ははは・・・偉そうに!  私はヘレンケラーに逆戻りだ。 
 


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合コンで困らないお薦めネタ

2011年10月27日 | 大連生活
インターネットでたまたま見つけてテーマ。 なぜか? カラオケに出かけて何を話すの?? そんなおしゃべりでもなく、かといってお葬式でもあるまいし・・・・ 今更あなたの出身地は? ワンパターンの話よりも沈黙を選ぶ私だ。

この記事を見た人が大連で使ったのだろう、私もスナックでやられた。

『あなたが握りこぶしをして「この上に手を置いて」といいます。あなたの手に握り拳を乗せたら相手はS、平手で乗せたら相手はM。』 

『あなたが握り拳をして、相手にあごを乗せてもらいます。あごをのせた時にあなたの目を見ればS、目をそらせばM。』 

ご苦労様。 みんな同じ悩みのようだ。 お金を払って、気を使って。 本来は相手がプロ。 やるべき仕事をしてくれれば、客が気を使う事はないのだが。 実に馬鹿らしい現実。

ついでに、拝借して紹介すると。

ネクタイは、もともとシャツのボタンを隠すために使われていた。
トルコ石の原産地はトルコではなくイラン。
時間を忘れて楽しんでもらう為、ラスベガスのカジノには時計がない。
南極では雑菌がいないので風邪をひかない。
カバは赤い汗をかく。(元々透明だが、外気に触れると赤くなるため。)
イタリア語では食堂のことを「タベルナ」という。

何もここまで・・・なのだが、帰宅後の一人の沈黙がいやで出かけるのだが、そこでは二人の沈黙 ?  



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何となくおかしくなっ た?

2011年10月27日 | 経済動向
大連は急激に寒くなった。 早くもジャンパーやパッチの人もいる。 このまま続くのか、一旦もどるのか? 温暖化現象とか言われる中で、毎年寒くなってるような気がするのだが?? 大連暖房は11月5日から始まるようで、しばらくの辛抱。

中国経済に関する情報も、ここに来てどうもマイナスの数値が増えてきた。 右肩上がりを前提とした計画、投資が全て。 これまで通り急成長してあたり前、そうでなくては困る状況が多い。 

昨日のニュースでは、北京の住宅が売れ残り、販売価格を最高で4割下げ、前に買った人との騒動まで発生したとか。 引き締め政策もあり売れないのだ。 私の周りでも工事を中断した(ような)案件がチラホラ・・・・ いよいよなのだろうか。 何となく動きが違ってきている気がする。

就職できない大卒者も少なくない。 卒業=失業とまで言われる。 仕事がないわけではない。 求める給料が現実とかけ離れているようだ。 社会は以前ほど大卒が特権階級ではないし、新卒採用は日本ほどしない。 何が出来る? 卒業したばかりで実践経験はない・・・・・ ならば勉強しておいで。 これが現実だが、大卒だから給料は・・・ この差は明らかだ。 よそで変に染まってない人がいい。 確かに言える。 でも、離職率の高いこの地で、新卒者にゼロから社員教育をして育て上げる。 人は長い目で見なければ・・・ ?? んんっ~ リスクが高い。  

話はそれるが・・・・ 農村から出てきて、都市部の大学を卒業、地元の企業に就職したら、農民戸籍より都市戸籍に移す事ができる。 規制が厳しい中で、学生の特権だ。 これは本人にとっては就職以上の大きな問題。 就職できないがために、農村に戻るとその権利はなくなる。 就職できなければ、海外に留学したり、大学院に進んだりとあの手この手。 みすみすその特権を放棄するわけには行かない。 それが本来の目的だったのかもしれない。 農民戸籍と都市戸籍の格差(差別)は大きいものがある。

仕事がないわけではない。 物価が高騰を続ける中で、賃金の安い仕事をする層が減っているのだ。 つまりは賃金を上げろという事なのだが、企業に限らず、飲食店でさえも競争が激しい。 物価が上がり、確かに賃金も上がっているのだが、競争は年々激しくなっている。 少しでも成長が鈍ればいきなり在庫過剰、供給過剰となる状況。 街を歩いても、出店も多いのだが弊店も多い。 

車を買えば、節約しなければならない。 iphoneを買えば、他の買い物は控える。 当然だ。



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「iPad」の利益配分

2011年10月25日 | 経済動向
大人気の「iPad(アイパッド)」の製造・販売コストに関してアメリカの大学の調査結果なるものを見つけた。


アイパッド  1台399米ドル(約3万8000円)のコスト(利益混み)配分

1 アップル社  150ドル (37.6%) 

2 部品メーカー(韓国、日本、ドイツ、台湾、米国) 88ドル (22%)

3 小売り業者  75ドル (18.8%)

4 中国での組み立て  8ドル  (2%)


アップル社は量産に入った製品自体を作るわけではない。 2が作り、4が組み立てる。 3は広告料を使い販売にがんばる。 爆発的な売れ行きで忙しいばかりの2番以下。 だが、儲かるのは1番。 これが現代の構図。 

中国で作れば作るほど利益はアメリカ始め海外へ。  納得できんなぁ~

これをみたら中国人の購買力は大きく低下するのだろうか?  それとも関係ないと思うのだろうか?

こんなに安く作っているのに、こんなに高く売っている。 いろんな商品でこのような構図があるはずだ。 “ブランド”“特許”なるものが一番高い。

偽物とは言え、もっとリーズナブルに提供しようか・・・  偽物天国はここから生まれるのかもしれない。 ある意味で当然の発想か 



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クルミを買いました

2011年10月25日 | 大連生活


食事の前にはビール! これは数十年の習慣でどうしようもない。 市場でクルミを見つけて試食。 やはりビールにあいそうだ。

写真のクルミ 16元(約200円)で購入。 

クルミのシーズン? そんな事さえ知らないのだが、最近はあちこちで見かける。 今年はこれが初めて。

昨年の話。 クルミを買って持ち帰えり、クルミ割りでグイッ! 殻が分厚くなかなか割れない。 割れた時には中身もバラバラ。 くずになったクルミを拾い集めて食べた。

今回のはクルミ割りを使うまでもない。 大成功


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薄情と言えるのか?

2011年10月24日 | 比較文化
最近の話題より

広東省でひき逃げされた2歳の女児を通行人18名が助けず、次に来たトラックに再びひかれた。 意識不明状態が続き、結局その女の子は死亡してしまった。 この一抹は監視カメラに記録されており、いろんな問題へと拡大しているようだ。

ネット上では通行人への非難が集中。 このような薄情な行為に対して罰則規定をとまで盛り上がる。 実は私もそうなのだ。 このような場面に2度遭遇している。 私も無視した。 その後、その場面が頭から離れず、いやな日が続いた。

背景は、まず第一発見者(通報者)は警察により拘束、質問攻め。 以前も紹介したが、助けた人が、助けられた人より訴えられ(お前が動かしたから・・・・)敗訴した事例がある。 積極的にかかわりたくない状況だ。

今回、有名な弁護士20名で「冷漠(薄情)停止連盟」を立ち上げたそうだ。 その中に、困っている人の手助けをして万が一疑いが掛けられれば、無料で法律面での支援を行うことにしたという。

待て待て、やはりそういう事か。 これって誰が悪いのだろうか? そんなリスクをあえておかして助けるか?

2歳の子供が目の前でひき逃げされたら・・・・ あなたは?

中国人に直接ぶつける。 んん~っ まずは戸惑い、悩む。 彼らとて助けたい。 ただ、2歳の子供は別として、日本でもあったように、“当たり屋”かもしれない。 そんな片棒は担ぎたくない。 非難されるかも知れないが、私とて、ここ中国では簡単に答えは出せない。


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開発区新スポット

2011年10月22日 | 庶民生活

開発区滞在の方へ情報提供を

先日開業した imall へ出かけてみた。場所はマイカルの裏通り



この通りの前。 中央は5階まで吹き抜け。 明るいイメージだ。



内部は、アパレル関連をメインとし、ゆったりした感じ。



最近のお店はおしゃれだ。 店舗装飾、レイアウトを見る限り、 ここは何処? 



あえて紹介するのは5階のこの本屋さん。



結構な品揃えだ。 これまでは開発区では図書館にある本屋さんが一番大きかったが、こちらが抜いたかも。

同じフロアーにはカラオケボックスも


室内もかなり豪華なのでは?



隣はビリヤード



私に関係有りそうなのは映画館。 まだ営業は始まっていないが、開発区で2番目の映画館となる。

ゆったり、明るい感じのいいショッピングモール。 まだ人出も少なめ。 一度は見ておく価値はあるかも? 

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メーカー受難の時代

2011年10月21日 | 経済動向
最近のニュースは驚くばかり。 サンヨーの白物家電の売却やら、パナソニックのTV事業の縮小等々。 中国、韓国企業の勢い(価格競争)にギブアップの形。 かつての基幹事業そのものがこの有様か。 大変な時代になったものだと痛感する。

日本の大企業といえども、世界に出ればそれなりの企業でしかない。 しかし、この分野はこれまで日本が技術開発により成長させた分野であり、牽引車であった事に間違いない。 なのに・・・・ 企業間の過激な生き残り競争はとどまるところがない。 大企業といえども明日はどうなる? 恐ろしい時代になったものだ。

メーカーは生産(販売)数が年々拡大するにこしたことはない。 日本から世界へと市場を求める。 他国企業との価格競争に巻き込まれ、今度はコストを下げるために、生産拠点を海外に移す。 これを世界中の企業がほぼ同じ動きだ。  ここにきて最大の市場である中国で購買力が落ち着きだしたようだ。 そろそろ飽和状態ということは・・・ 次は供給過剰か? 既に時代はメーカー淘汰の時代へ。 何も家電に限った事ではない。 全ての業種で同じ事が起こり、生産量を守るべく、激しい価格競争から淘汰の時代へと突き進む。

これでいいのだろうか? いつも疑問に思う。 高くてもいいものを求める客。 たとえそれが一部だとしても、すでに市場が日本でなく、世界全体だとすると十分の生産量があるのでは? 日本でニッチビジネスでも世界に出ればそれなりの市場がある。 日本企業は品質を武器にその範囲の市場を確実に取り込んだ方がいいのではないか。 商品開発する環境は温存できるというものだ。 量ではなく質の追求! 

価格競争の犠牲は品質だ。 一流のシェフが最高の素材を使って最高の調理器具を使って作った料理は誰が考えても“うまい”はず。 ただ、言うまでもなく高い。  

日本の技術者は、いい物造りを目指し、最高の材料、道具を駆使し生産を行ってきた。 いまさら『残った素材を使って料理をしてくれ、300円の弁当を作ってくれ』と言われても・・・・ 技術者とはそんなもの。

いつまでも売り続けるわけがない。 当然頭打ちとなれば、淘汰しかないではないか。 これからが一番厳しい時代へとは入っていく。 ここ中国は半強制的に生産調整を実施する。 『供給過剰な業種においては外資系製造業は出て行け、もう中国系企業だけで十分だ。』 こうきたら? やるぞこの国は。



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山羊は無事です

2011年10月19日 | 庶民生活
夏場にかけて雑草対策で秘密裏に(?)会社で飼っていた山羊。 その効果は全くの期待外れ。 とりあえずは秋に食べられるという悲劇は回避できた。 でも次の問題。 既に周りは枯れ草状態。 これから凍結する大地で山羊はどうする? エサは?  

初期投資と今度は冬場のエサ代(近所の農家より購入)、これらの世話等々を考えると、生き物は飼うべきでないと改めて反省する次第。  ちなみに、私ものりのりだったのは事実だが、これは同僚の発案(笑)

昼食時についてくる梨やリンゴを時々与えていたが、既に山羊達(2匹)も私の存在を理解しているらしく、今では近づくとしっぽを振って近づいてくる。  相変わらずの冷たい目ではあるが、だんだん情がうつるというもの。

一方、メスに子供が出来た時点でオスは食べましょう・・・・・  おいおい、相変わらず周りは食料としか見えてないらしい。 とりあえずは二匹揃って冬を越してもらおう。 

大連もめっきり寒くなり、これからは羊肉(ヤンロウ)、しゃぶしゃぶの季節だ。 食べるたびに、彼らの“しっぽ”と“冷たい目”が頭に浮かびそうだ。 余計な事をしてしまったものだ。 


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観光客  街を歩けば・・・・・

2011年10月18日 | 比較文化
観光シーズンの大連。 飛行機の予約が取りづらくなってきた。 そこで、まず観光客の人が驚くであろう内容を並べてみた。 その背景は? 

● 買い物で
レジの人は笑顔も無く淡々と、時には乱暴に。 その店の出入り口には挨拶する人がいて、『いらっしゃいませ』 『また来てください。』 と連呼する。  レジの人はレジの仕事をするのが仕事、挨拶する人は挨拶するのが仕事。 レジの人が挨拶しても給料は増えない・・・だからしない。 本来、日本人よりも人なつっこい(普段は平気で誰とでも話す)国民性からして、意識的に無愛想にしているのではと思うほど。  家電品店などで一生懸命売込みするのは歩合制だから。 そうでなければ立っているだけ。 むしろ来客は迷惑。  おしゃべりの途中で店に入ったあなたが悪い。

これが日本なら、普段は無愛想な隣の娘も、職場で会えば気持ち悪いほどまでに愛想がいい。  職場なら・・・・

● 歩道はない
歩道でも、青の信号で横断歩道を歩いている時でも、クラクションを鳴らして車が飛び込んでくる。 歩行者優先であるべき、歩道であり横断歩道だ。  全く無意味。  最近は、歩道自体が駐車場となりご丁寧に駐車位置の線まで引いた。 さらに進みゲートをつけ有料化になってきている。  これまで歩行者が車の為のスペースを歩かせてもらっていたのだ。 

車を運転すれば立場は逆転。 いたるところで路を横断。 我がもの顔だ。 どちらもどっちの交通事情。

● タバコのマナー
喫煙率は高いものの、レストラン、歩行中や禁煙場所での喫煙は驚くほど少なくなった。 むしろ、日本人の親父度がマナーが悪い。 人のことは言えない。 どこでもタバコ、その後の投げ捨て。 今やその時代は終わったのだが、日本人だけは続けている?  やめて欲しい。 ただ、一部レストランでは・・・・ 『タバコすっていいですか?』 『いいよ。』 灰皿なし。 床に捨てる。

● 体当たり歩行
人が多いのもあるが、人は障害物としか思ってないのでは? と思うほど。 譲り合い・・・ ないとは言わないが、極端に少ない。 半歩先の動きをした方が優先権。  日本人は張り合うよりも遠慮した方が無難。 迫力が違う。

● ゴミの散乱 
確かに捨てているのだが、掃除をする人がサボっているとも言える。  こちらが悪い。 ゴミが無くなればこの人達は失業してしまう。 本気でそう言う人がいる。 
 
● 乱暴な運転。 
車を運転する人は偉い。 自分の都合で運転する。 周りがその人を尊重し譲らなければならない。 その争いの中での運転であれば当然の結果。 自らの命は自ら守るしかない。 タクシー、バスの運転手でさえ、客の命は考えていない。

● 立ち食い。
日本よりも外食文化が進んでいる。 外で食べるのが普通であれば、道端であれ、人ごみであれ関係ない。 食文化の違いがある。 

● どこでも大声携帯
これだけ人がいれば、どこの誰か、誰に電話してるか関係ない。 自分以外は障害物。 無関心。 周りの人も興味はない。

考えて欲しい。
大連は数十年前は田舎の漁港。 街が出来たのはこの前の話。 有線電話の前に携帯電話。 白黒TVの前に薄型カラーTV。 それでいてインターネットの世界。 こんな背景の中で、上記の状況が悪いと言えるか? 仕方がないこと。



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ある発言より

2011年10月17日 | 大連生活
稲盛氏が、上海の企業経営者ら約800人を前に講演されたそうだ。この中で「企業経営には哲学が必要で、不祥事は哲学が確立されていないから起きる。経営者が自らを律し、自分の哲学を従業員と共有する努力をしなければならない」と訴えた。 出席者からは「理念は分かるが、実行するのは難しい」との声も聞かれた。 


企業は社会のため、社員のため、経営哲学、コンプライアンス・・・ 的な話が中国でどこまで通じるのだろうか。 日本のアメリカ的資本主義における企業文化と社会主義国家における資本主義、そこでの企業文化(文化自体がまだ存在しない)では全く違うと思う。 『理念はわかる』?? 本当か? 

むろん、社員にしても会社のことより個人優先であれば、企業経営者だけの問題ではない。 全てが国営だったついこの前、仕事はあてがわれ、個人に就業(会社選択)の自由さえなかったのだ。 自分が所属する雇用単位(今でもこんな表現をする)は、国に替わり生活の世話をする。 国営企業であればそうかもしれない。 全国民が国家(地方)公務員か・・・・ 

社会主義と資本主義、国営と個人企業、公務員とサラリーマン。 この辺の区別はあえてあいまいな状態として、国も個人も都合により有利なように解釈される。 

稲盛氏の話だが、今の中国の経営者に求めるのは確かに理想のような気がする。 ストレートな彼らの反応は、『日本人はまじめ過ぎる・・・』 ではなかったか?  

当然稲盛氏だって十分承知の上であろう。 でもあえて言った。 これは“民”にではなく、“官”に対して言いたかったのではないか・・・・ 対象となる、“官”“起業者”“民”と分類すると、どこに不祥事があるのか明らかだ。 民の不祥事を取り上げられたらあまりにかわいそうだ。



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これは?

2011年10月16日 | 大連生活
新種? トマトはトマト、初めて見た。 途中であんずと混じったのでは? まずい。 例の道端のおじさんから買ったのだが・・・・ 見た目がきれいで、高いか安いか、トマトの相場は知らない。 安物? 別物? 

似たようなものに、ピーマンがある。 唐辛子の化け物みたいなものがあり、見た目はピーマン。 これはおじさんに事前に聞くことにしている。 辛い・甘いで区別する。 ではこれは?? 



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