日々の生活にみる驚きの中国

単身赴任中の中国(大連)で日々発生する“驚き”を強引かつ身勝手な比較文化で紹介。

見えない実態二重構造 

2012年02月29日 | 経済動向
ニュースによると、香港には“汚職取締公署”なる機関があり、行政トップの調査を行うそうだ。 さすが香港とうらやましくなった。 大連では・・・ でも、瀋陽は更にその上を行くというから現地の会社はさぞ大変だろう。

昨日はお客様と各地の情報交換をしていたのだが、やはり東北3省はモラルが低いようだ。“汚職が悪だ”というところにたどり着いていない。 たぶん今でも“特権、役得”という認識であろう。 日本より手元に、高級・・・ ご丁寧に相手より型式まで指定  権限を持つ若いエリート・・・  もう言うまい、腹が立つ。

会計セミナーでよく出る質問。 領収書が取れない経費はどう処理すれば? 外資系企業はまじめなのだ。 

中国は二重帳簿(簿外)は当たり前。 わかりやすい例で言えば、料理屋さんが新鮮な野菜を道端で買った、当然領収書は出せない。(中国は領収書は税金を納めて買わなくてはいけない。) 一方、食事のお客さんに領収書を出すことは稀。 裏で動くしかない。 

中国は“発票”(領収書兼納品書)第一主義、全てがこれで動く。 しかし、実態は、裏の経済活動(現金第一主義)は税金なしで割安・・・ 当然こちらに力が入ると言うもの。 

しかし、『調査が難しい』、『みんなやってるし~っ』 でなかなかメスが入らない。 むろん、個人の所得も実態は見えなくなる。 実は裏の支給も(所得税の回避)あるようだ。

夜の世界のお嬢さん達、社会保険に入っている? 所得税は? これが出来るのは裏で動かし関係各位、一蓮托生でなければ出来るはずがない。 すでに黙認を超えた世界だ。

こうなると、中国で発表される各種データの信頼性はゼロ。 発表されるデータに裏のデータを予測でも組み込んでいないとすれば、どの程度割り増しされるのだろうか?  しかしご安心あれ。 もともとが、地方の業績を上げるために大幅に水増しされているので、多分そこらで相殺されると思う。 

中国の数値を見る時、専門家は裏の経済活動をどう見ているのか? いつも疑問に思う。 
 

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物に対する愛着心  

2012年02月28日 | 比較文化
日本では、テレビドラマの豪邸は別として、家に入るとまず靴を脱ぐ習慣がある。 むろん中国でも靴は脱ぐが・・・  その理由は微妙に違うのではと思う事がある。

私の部屋は全てフローリングながら、ソファに座るより、ソファーを背もたれにしてテーブルの前のカーペートに座る方がゆっくり出来る。(だから腰に悪い?) 部屋ではスリッパも使わず、いわゆる裸足。 むろん畳にスリッパはない。 靴を脱ぐ習慣は日本独特な文化。

事務所でよく見るケース。
高いところに手が届かない場合、近くの椅子を持ってきて靴を履いたまま上に乗る。 布張りの椅子でもお構いなし。 終われば・・・ むろん、そのまま。 これは社員であれ、部外者であれ同じ。 電球の交換の時など机の上でも靴を履いたままやっていた。 靴のまま椅子・机の上に乗るのはあまりに無神経では? と思うのである。

話はそれるが、靴下を脱ぐ時、破れているのを発見。 さぁ~どうしよう。 洗濯して捨てるかそのまま捨てるか? 一度はゴミ箱に捨てたものの、取り出して洗濯して捨てた。 靴下と言えども、私が使い、洗濯もしてきた。 私の場合は確かにオーバーかも知れないが、彼らは椅子にしろ、靴下にしろ物に対する考えが根底から違う。 たかが物、そこには魂も神経も何もない。

日本人はどうだろうか? 物にも“神がやどる”という考え方がある。(残っていると言うのが適切?) 私は椅子に靴を履いたまま乗るという行為は気がとがめる。 椅子に悪いと思う。 靴下を捨てる時、そのまま捨てられない自分がおかしかった。 物に対する“愛着”が強すぎるかもしれないが、自分が使う物はそれが何であれ、こんな感じ。  
これを家族(特にお袋)が見たら笑うだろう。 家では物を捨てまくる張本人。 物とごみとの判断は早いほうなのだが・・・・・

靴と靴下とまとまりがない内容だが、こんなことを考えていると、使い捨て商品は別として、いい物づくりで日本(人)に勝さる国はない。 物に対する愛着度が格段に違う。 これが言いたかったのだが。 ご理解を!

 

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不気味な発言

2012年02月27日 | 大連生活
製造業に限らず怖いのが労働災害。 ここ中国では以前紹介した雇用単位なる考えがあり、一旦労災の等級認定されると怪我した者に対して実に手厚い規定がある。 日本では本来国が・・と思うような部分が会社の負担となり半端な金額ではない。

中国は労働環境改善に力を入れており、特に安全に関しては指導が厳しい。 むろん会社もしつこいほどの安全指導を行うのだが・・・・ 本人の不注意はどうしてもある。(認めたらいけないのだが、こればかりは明日は我が身)

後始末は直接担当ではないものの私の部署に来るのだが、事務処理では終わらない。 必ず、ほぼ100%交渉が入る。 まず、一旦怪我すると態度ががらりと変わる。 入院でもすれば、隣の患者と相談しているかのように、細かく請求してくる。 『取れるだけ取れ』とでも思っているのだろうか。 事故を起こした自らの非はかけらもない。

今日は細かい話ではなく、以前より心配していた事。 “労災で怪我をすればまとまったお金になる”という事実。 中国は基本的に退職金なる制度はない。(大手はあるだろうが) でも、在職中怪我した人は、退職時に怪我の程度に応じて、医療補助金、就業補助金が保険と会社より支給される。(しなくてはいけない。) 例:5級で46ケ月分 結構な金額だ。 日本人でも・・・??

こうなると、意図的に怪我をしないか? 臓器売買がある現実、退職までわずか、その後の生活は・・・ 選択肢とは言わないが、いろんな人がいるのは事実。 『給料を上げてくれ、上げてくれなければ方法はある。』 退職まじかな社員より不気味な発言があったそうだ。 まさかこの手を行使するつもりでは? 会社はたまったものではない。 

ちなみに私の腰、まだ時間がかかりそう。 ベルトで締め付け会社に出たものの、なんと情けないお姿、湯たんぽを腰に当てたり気を使ってはくれるが、基本的には笑われるだけ。 (皆様、ご心配かけました、何とか動いてます。)


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哀れな我が身

2012年02月26日 | ハプニング
どうにもこうにも、我が身がこんなに重いとは。 腰には体を動かすたびに電気が走る。 痛み止めの薬とコルセットで少しは回復してきたものの、その動きたるや情けない。 これも中国に来て2度目。

今日は一日うだうだと過ごすしかない。 立ち上がる動きが大変。 これは病気とは言えないまでも、やはり健康体の維持が第一なることを痛感。 今夜はゆっくりお湯につかり、しっかり汗をかいて・・・・  

明日は月曜日、何とか復帰しないと!



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やっちまった

2012年02月25日 | 大連生活
1人暮らしで困るのが病気。 普段よりそれなりの緊張感があるのか、会社を休む程の風邪もひいた事がない。 健康と言えば健康。 

ここ数日、どうも腰がグチグチしている感じはあったのだが、ついに来た。 これまでも2年に一度程度痛みが出ていた。 椎間板損傷。 背筋を鍛えろと言われてもなかなか続かないままに爆弾を抱えていた。

やはり・・・・ 今日の午後は全く動けず・・・・ 痛っ・・  食事はどうでもいい、トイレは何とか。 シップ薬とコルセットは事前に準備していたのだが、コルセットはこんなに小さかったか? 3段腹で何とか締め付けた。

今日は硬い床に眠った方がよさそうだ。 トホホ・・・  


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これもチャイナリスク 

2012年02月23日 | 比較文化
あるセミナーの案内文

『明文化された法令・法規は確かに重要。 しかし、中国における事業経営を実践的に機能されるためには、地域特有の事情・商習慣や実務の実態を理解することも極めて重要です。 本には書いてないが・・・・(省略) 』

うまいなぁ~。 駐在の皆様はこの裏はご理解されると思う。 実践的に機能・地域特有の事情・商習慣。本には書いてないが・・・ 書けないだろう。 1人でこの文章を楽しんでしまった。 このセミナー必ず出席しなくては。

ここなんだよなぁ~。 よく聴く言葉で、『毎月出張する人ではわからない。 短くても駐在すれば見えるものがある。』 私はブログできわどいところまで書き続けているのだが、やはり限度がある。 まず、伝えたとしても理解はしてもらえないだろう。 

一般常識(これは日本人が考える)、倫理・道徳とまでは言わないが、せめて、法令、法規、契約を守ってもらえれば。 これとて解釈、運用に余白部分がかなりある。 社員の労働契約は? 義務は果たさず、権利は都合よく解釈する。 その主張はすさまじい。 “3K(金、コネ、権力)がある人は何でも出来る”と中国人も思っている。 余白どころか無法地帯と化す。 

師匠の言葉を借りれば、これをチャイナリスクとみるのか、だから中国は面白いと思うのか。 まだまだ私はリスクにしか見えないのだが・・・・

日本でもコンプライアンスを唱えながらも、上場企業でお粗末な経営トップ。 それを指南・支援した証券会社。 中国だからではないようだが、まともな人が馬鹿を見るようでは社会がよくなるはずはない。 

悪貨は良貨を駆逐する。 この地で3Kがあればオールマイティー、メイウェンティー(没問題)。 みんな手口は知っている。 ただ、それが悪とは思ってなく、それが役得、うまくやってる、俺もやりたいと思う(人が多い)のがやはり文化の差。 格差の拡大は不満の拡大であり、不満には限度があると言うもの。 でも、日本人が考える不満とは少し違うのは確か。

では、みんながそうしたら・・・・ この辺も今のままではチャイナリスクでは?

参考までに
昨年の高級車の販売台数。 全体的に減少しても高級車志向は高まっているという。 




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帰任の連絡 

2012年02月22日 | 大連生活
日本では年度末を迎える。 厳しい状況下の決算も気になるところながら、人事異動の時期でもある。

『M氏の帰任が決まったそうですよ。』と連絡が入った。 彼とは奇妙なご縁、もういいか・・・ 初めて一緒に食事をした時のこと、きさくな人柄で話が盛り上がり、夜の世界の話になった。 どこへ行く? どんな人? こんな人・・ 少しずつ交互に披露して、ほぼ両者確信したところで、名前は・・・ ピンポン! たどり着いたのは共通の人だった。 笑うしかない・・・  開発区とはこんな場所なのだ。 年齢ははるかに若く、立場ははるかに上。 親父の完敗である。 (その後足は遠のいた・・?)

こんなご縁で始まったのだが、その後は、相互の情報、事例の交換や時々ストレス発散大騒ぎも。 お互い、当初は、中国の習慣に戸惑いと、怒りの毎日。 徐々に慣れから一時的な諦め(怒りを抑える為のやむを得ない回避処置)と対策と攻撃手段を会得。

ただ、最後まで解決しないのは、これら諸問題を日本サイドは、『そんな馬鹿な事があるか。 お前は何をやってるんだ。』 口には出さないのだが、これらを共有出来るのはやはり駐在員だからこそ。 

残された?私。 今さら日本で使いものになるかどうか・・・ 大連で仕事した方が結果は出せそうだ。

大連の勤務を終え帰国される皆様方へ、 ご苦労様でした。 日本、あるいは他国での今後のご活躍をお祈りいたします。 
 


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見えてきた高速鉄道

2012年02月20日 | 大連生活
大連から瀋陽、そこから北京とハルピンへ続く高速鉄道だが、ついに今年営業を開始。

大連ーハルピン間を 『哈大客運専線』 と言うらしい。 これが7月15日開通の予定。

駅は間に合うのかと心配していたのだが、駅名は『大連北駅』

新聞では、大連北駅は従来の大連駅の3倍の大きさで、ホームは1番から20番線まで。 1-5番線が普通列車、6-13番線が哈大客運専線専用(8ホーム)、14-20線が丹東と大連を結ぶ丹大城際鉄路専用(7ホーム)。 そんなにいるかなぁ~。 

では今の大連駅は? 従来の列車で瀋陽に行くにはこれまでどおり? 
 
地図をみてもらえばお分かりだと思うが、半島の先に大連があり、根元に瀋陽が有る。 大連から列車で出かけるには、必ず瀋陽(北朝鮮よりの丹東は別)を経由する必要がある。 つまり、あちら方面、こちら方面に列車が出るわけではない。

それより、大連北駅と市内のアクセスが気になるところ。



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日々の生活

2012年02月19日 | 大連生活
日曜日、今日も天気はいい。 昨夜はTVに夢中になり遅くなったのだが、脳は起床時間を既に記憶。 年のせいといえばそれまでだが・・・・

うだうだ寝るよりも散歩へ。 外に出て、さぁ~ 今日はどちらへ・・・ 考えはするのだが、最後に食料品の調達場所があり、最近はワンパターン。 これも休日の日々の生活だ。

天気につられて、だんだん人出は多くなってきた。 若葉が出始めたらやはり童牛嶺はいい散歩コース。  注目の池の氷は?


まだ春と緑の世界は遠いようだ。

街に戻り、最近お気に入りのアングルなのだが・・・ 左は日本人の“アリ地獄” マイカル。 笑・・・ (理解できる方のみご理解を)




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週末の開発区

2012年02月18日 | 大連生活
週末 これを大連晴れと言っていいのかわからないが、天気は最高だ。 かつての大連晴れとは空の青さが全く違うという。

今年の大連は雪が少なめ、既に開発区で雪は消えてしまった。


なのに、こちらは日本の家族から届いた昨日の写真。 東北地区の大雪はニュースで見ているが、私の家は、九州、佐賀県でもこれ。


どちらが大連?? 気温は相変わらずマイナスだが、写真で見る限り逆転。 



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日系企業への警告

2012年02月17日 | 比較文化
コラムニスト莫邦富氏の記事で駐在員をものの見事にバッサリ。 彼が接した日本の一流企業の日本人幹部の話があった。 場所は上海。 黒い配当金で私腹を肥やす者。 それが日本を代表する企業数社で・・・・  

彼らの堕落振りを嘆き、“日本人社員はモラルが高い、愛社精神が強い” 長年信じていた彼は唖然としたそうだ。 実に迷惑な話! 

人材派遣会社の社長の話も紹介されていたのだが、日系企業の不人気の責任は、現地日本人幹部社員に有りと明言。 いつまでも国籍にこだわり、現地化できない。 上は日本人が独占し、中国人社員は将来像が見えず、日系企業ではキャリアアップできないと見ている。 

会社は現地化できないくせに、自分は現地化して賄賂をもらう。 調子のいい話。 これでは中国人が見限っても仕方ない。 

私の持論、個人戦は中国。 団体戦は日本。 個々の能力は中国人は優秀だ。(実力でやれば、やらせれば)  中国人はどんなに優秀でも日本式経営の組織に入れると足かせを付けられる。 足かせをどうはずせば・・・ 現地化する上で、日本人のみならず、彼らも戸惑っていることだろう。

話は細かくなるが、
中国人の仕事の進め方は、担当業務を任されたと思えば、既にその範囲のTOPと思う。 単独行動、単独決済(報告なし)で結果を追求。 『これをやれと言ったでしょ。』 確かにそうだ。 会社の方針に沿っている。 でも、仕事はいろんな業務が入り混じる。 下請け事業ではあるまいし、ばらばら勝手に進められたら後が大変だ。 

これに対し、日本人は報告、連絡、相談に始まり稟議を経て決済。 他部門のバランスを配慮して・・・・ しかし、仕事には相手がいる。 中国はその場決済で回答を求める場合がほとんど。 日本人との仕事はやりづらいとなる。(実にじれったい)  しかし、日本人はチームを組めば最強。 場合によっては他の会社の人までも巻き込んで対処していく。

結果、日系企業は日系企業との取引が多くなる。 どうしても中国系企業は、問題を生じる。 その場の解決は約束となっていないケースが多過ぎる。 継続とか将来とか関係なく、その場のみ。 

両者のメッセージ
『このままいくと全廃するという危機感を日本にいるみなさんにも認識してほしい。』 『海外に展開する日系企業はもっと器を大きくしないと世界に勝てない。』

ほぼ単独民族の島国気質では今の時代に乗り遅れているぞという警告だ。



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名前の話

2012年02月16日 | 比較文化
学校は継続中。 ただ、雑談はするわ質問はするわこれまたマイペース。 先生の予定を狂わせている。 結果、今のところ楽しく・・・・ 継続は力なり。 ただ、忘却は加速する。

今日の雑談より
日本人は2文字~4文字が主流ながら、ほぼ4文字。 中国は2文字、3文字が主流で、ほぼ3文字。 これを背景に次の話。

中国で結婚しても、名前は変わらない。 (以前は日本同様だった) これが困ったもので、私の会社、あの人は実はあの人の奥さん・・・ 親戚・・・ 仕事に関係ないとは言いながらも、やはり事前に知っておいた方が無難。

では子供は? と言うのが話題となった。 (日本でも別姓もありだが、子供は? 私は知らない。) 

周さん(パパ)と陳さん(ママ)が結婚し子供が生まれたとしよう。 子供の名前は? 

1  周 + 名前  これが主流
2 陳 + 名前  ここまでは普通の話。 

これには驚いた。 3 周陳 + 名前  両親の名前を組み合わせて新たな苗字を誕生させるそうだ。 結果、中国では苗字がどんどん増えているとの事。 これからは中国人も4文字の名前が増えてくる。

夫婦公平にと、(一人っ子政策でも、農家の場合男が生まれるまではいいらしい)一人はパパ姓、1人はママ姓もあるようだ。

まぁ~ 日本でもギャルママがつける日本人も読めないような名前も有りだから、いいにしろ、苗字でこう来ると・・・・

確かに、今の中国人の名前は似たり寄ったり。 3文字で縁起のいい文字を選び、ましてや13億人だ。 私の会社でも、同姓同名はいるわ。 一文字違いはざら。 王明東と王東明。 間違いも発生すると言うものだ。 名前が増えるのはいいのだが、家系がわかる範囲で増やして欲しいの。



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相次ぐ研修会だが

2012年02月15日 | 大連生活
中国の法律、税法に限らず、最近はほとんどの申告をインターネット上で行うため、その辺の処理方法もめまぐるしく変わる。 改善されることはいいのだが、いきなりその為の研修会に参加しろと来る。 まず、相手の都合は関係ない。 財務の担当者に月末、月初もまれ。

加えて、その研修会費用が高いこと。 目的は『金儲けか』と言いたい程。 例を挙げると、関税、外貨管理関連処理の研修会で、三日間、1人、2,600元 (いつも言うのだが、この地区の最低賃金は1,100元) 昼食はあるようだが、宿泊は関係ない。 あまりにも高くないか?

まず、主催者も疑問。 公的機関か民間か? 場合によっては民間委託の場合があり、参加させるべきか、必要ないのかの判断が非常に難しい。 最後の手段、顧問会計士に聞くと、そんなの知らない・・・・ 出席する価値なし。 金儲けと判断。

制度変更に伴う実務研修会は公的機関が無料でやるべき。 コンサルタント業務と混同しているのでは?  あなたの仕事は何ですか? ましてや、民間の金稼ぎは明確に表示させるべき。 どうもうさん臭さが残る。

ちなみに日本人を対象とした研修会は私にとっては重要な情報源。 改正内容、課題を解説してくれる。 主催者は、ジェトロ大連、銀行などで大変助かっている。 お蔭様で全て無料。 主催者に改めて感謝!



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ヤギその後 (子供誕生)

2012年02月14日 | 大連生活
同僚に電話が入った。 『子供が生まれました。』 最初は何の事? 

当初の目的(雑草を全て食べてもらおう)は達成できないまま、冬場のエサ代、休み中の世話代と経費ばかりかかっていたヤギ。 情が移ったか、社員も早く食べようとは言わなくなった。 内々では、売却が既に決定しているのだが、どうも同僚は手放したくなかったようだ。(笑)

本日、ついにお子様誕生。 2匹、いずれもオスとの事。




今日はバレンタインデーじゃないか。 この日を狙ってきたか。 こちらがパパ。 大きくなりました。 いたずら好きで扱いにくい。



こちらがママ。 早々に出産祝いにかけつけたのに青い目で見られてしまった。



お昼のりんごを与えて子作りに協力してきた私。 ヤギのミルクでも飲んでみるかと話していると、『子ヤギのミルクを買ってきます。』 んっ 何で?

母親はまだミルクは出ないそうで、消毒もしなくてはいけないとの事。 なるほどね・・・・  でも、ミルク代まで必要になるとは・・・・ トホホ 

早く売ってしまおうよ。 

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技術者の確保  

2012年02月14日 | 経済動向
経済実態と引き離れた政府の最低賃金の引き上げが続々発表されている。 国の政策で会社の給料が左右されるのだからどうしようもない。 では、最低賃金で採用できるのか? 無理である。 今の中国、工業地帯はワーカーの人材不足も問題になっている。 需要と供給から考えればやはり上がるしかないのかもしれない。 

でも、中国の物づくりで、企業はどんどん作れの時代は終わりつつある。 激しい価格競争の中、販売単価が下がる中でどう賃金だけを上げていくのか。 中国生産のメリットはなくなりつつある。

ある記事では、1980年以後の人は以前ほど転職しなくなったとか。 安定志向の動きもあるようだが・・・・

ある社員が賃金交渉に。 調べてみると上級の資格を取得したようだ。 ここで上げなければ、その資格を活かして他社に高く売り込む。 頭が痛い問題だ。 この会社でお世話になった、ここで技術を高めた・・・ はない。 これら要求に応えていたら、毎日が賃金交渉ばかり。 そうもいかない事情がある。

会社が求める資格を取得した場合にその取得費用を会社が負担しようか・・・ 中国人スタッフ曰く、その人はすぐ会社を辞めますよ。 即答!



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