日々の生活にみる驚きの中国

単身赴任中の中国(大連)で日々発生する“驚き”を強引かつ身勝手な比較文化で紹介。

こんな時にやるか?

2012年04月30日 | 大連生活

休み初日、散歩はいいが、帰国と、その後の雨・・・ 久しぶりだった。 砲台公園、童牛嶺と周り無理したようだ。 家に着くと食欲もなくひたすら眠り続けた。 これが老いというものか・・・・ 情けない。

休みの様子は? 街に出かけてみた。 やけに渋滞しているが・・・ 確かにこれでは。






大きな交差点を封鎖し、白線の塗り直し。 どう考えてもこうなると思うのだが。 

春節の時、あの大花火大会の後、深夜、一気に街中を片付ける機動力があるのに、道路工事はこれ? なかなか理解できない部分。




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突然の同窓会

2012年04月28日 | ハプニング

昨日は突然懐かしい声の電話。 「今夜暇でしょ。 食事しましょう。」 このやろう・・相変わらずだ。

開発区に来た当時、私の定期店となっていた小さなカラオケのお店。(今はない) 客は常連さんばかり、彼らが帰国すると来店者は減ってくる。 まもなくするとみんな私を客扱いしてくれない。 客が帰ると、店はディスコタイムに変わったり、みんな集まってトランプしたり・・・・  私も一族に組み込まれ、一緒にワイワイガヤガヤ遊んでいた。 大型店とは違い、みんな仲がよく、単身赴任の私にとっては家庭的なムード、安心、ほっとする特別区であった。 

昨日の参加メンバーは
高齢出産となる今三ヶ月目の人、結婚式にも出席したのだが、それ以来、今日本で生活(今回彼女の帰国で声がかかったという次第)、新しく事業を始めた人、結婚、出産してスナックを経営する人。 計4名 プラス親父

懐かしい思い出話、出産の話が延々と、それも超早口で続くのである。 (女性は日本も中国も変わらない。 よくしゃべる。) お店の若い女性が笑いながら聞いているのだが、思わず比べて、話に夢中になる彼女たちに貫禄を感じた。 年をとったと言うと「あなたは?」 答えは明らか。 そうではなく、貫禄なのだが・・・ ハエたたきの罰。 相変わらずだ。 5年という時間の経過と、この5年のそれぞれの生き方・・・ 更なる5年後は? いろんな思いが頭をめぐる。

同じ時代をともにした人が集まるとよく言うのだが、「変わってないね。」 そんはずはない。 確実に五年は経過しているわけで、生まれたばかりの赤ちゃんは5歳。 間違いない。 30年後は、『あなたはもういないね』 ・・・ そうかもしれん。 彼女達が本当のおばさんになった時は私の姿はこの世にない。 このやろう・・・

「中国に来ていい事あった?」 それはあなた達と会えたことでしょう。 これも間違いない。 たかだか5年で昔ではないのだが、こんなお店が少なくなった。 



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連休へ 

2012年04月27日 | 大連生活
暖房のない部屋、朝夕はまだまだ寒いのだが、昼間はやっと暖かくなってきた。 まもなく5月の連休となるのだが、予定は何もないものの、休みを利用して冬物の整理、洗濯が出来るかどうか? とりあえずは天気を気にしている。 情けない話だが、私の場合4連休、思い切るほどの連休でもない。

最近の質問は「連休はどこに行くんですか?」 TVなども旅行の話題が多く取り上げられている(ようだ・・)。  中国人と話をすると結構あちらこちらに出かけている。 中国の場合、国内旅費は列車を使えば結構安くいける。 ホテルも上から下まであるにしろ、下がとにかく安い。 千円以下。 たぶん日本人が考えるよりも割安な旅行が出来る。 

その他に特徴的なのが、行き当たりばったり旅行であること。 事前に綿密な計画があるわけではないようだ。 どこそこに行く。 ただそれだけ。 むろん、緻密な計画を立てたところで、交通機関が緻密に動くわけではない。 言われてみれば、なるほどそうか・・・。 ゆっくりそんな旅をしてみたいものだ。

ではどこへ
私は都会、人ごみが原則嫌い。 田舎に行けば何があるかわからない国。 (逆にホテルもない?) ただ言えるのは、私が知ってるような街であれば、どこに行っても人ごみの街に違いない。 知らない街へ行く ?  TVの取材じゃあるまいし、そう若くもない。

出来そうで出来ない車で2,3泊の小旅行。 国が広すぎるというよりも、地図、情報がそのものが少なく未だに近くに何があるのやら? マンション、ビル群ではなく、中国らしい場所、きれいな場所がきっとあるはずなのだが。 ただ聞いた話では、逆に人がいないところは歴史的な街であっても保存が極端に悪くがっかりするだけとか・・・ なるほど



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長興島で珍道中

2012年04月26日 | 大連生活


長興島に始めて行った。 「造船の島」のイメージで以前より興味はあったのだが、これまで出かける機会がなかった。 広大な風景を見ながらの高速道路で道はいいのだが、いやいや遠い。 遼寧省自体がどでかい半島で、大連は突端の土地、ここはその上の方の突端の地。 まるで離島、孤島。 同僚と「ここに住むのはいやだよね・・ 」などと話しながら島に着いた。

お迎えの先導車に続き目的に向かうのだが、周辺で建設中の工場がみんなでかい。 それもいたるところで。 続いて見えたのがマンション“群”。 建設中を含めあちらこちらに・・・ ここでもかである。 




土地は確かに広い。 工場も建っている。 でも人はどこから来るのだろうか。 しつこいが、ここは突端の突端の地である。 

訪問先を出て珍道中が始まった。 さすがに、帰りの先導車はない。 なにせ一体は開発された広大な土地。 右も左も新しい道。 土地勘もなくここはどこ? 島の出口はどこ? 

この状態で、運転の同僚、ガソリンがやばい? こんなところにスタンドがあるか? 島を出るとすぐに高速道路、この地で給油するしかない。 出口はともかくまず先にスタンド探しに切りかえた。 探すも探すも見当たらない。 道端のタンポポ積み(たぶん食用)のおじさん二人を発見。 丁寧に教えてもらい、無事給油。 スタンドで道を聞いて出たものの3分後はここはどこ?

走り回るうちに先ほどのタンポポ積みのおじさんの場所へ戻っていた。 もう一度聞きましょう。 うそ~俺は恥ずかしいけど・・・・ おじさん給油は済んだよ。 今度は島の出口を教えて・・・  とほほ

ここは大変だ。 ここに住む人の生活は? 工場団地の開発は急ピッチで進む中、生活インフラが追いついていない。 資金が続けばいいが・・・・

やっとたどり着いた高速入り口




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世知辛い時代

2012年04月25日 | 経済動向

今の時代、日本のみならず、どこの国を見ても政治不信、経済不況、失業者問題、高齢化問題を抱え込み、その対策が見つからず右往左往。 対策は景気浮揚・・・ 物を作れ、物を売れ、物を買え。 これが対策とはとても思えない。 現実逃避ではないのか。

北京で自動車ショーが開催されているようだ。 世界最大市場である中国に車のメーカーが押し寄せ、各社熾烈な競争を展開している。 確かに売れてはいるが、メーカーもそれだけ多い。 安く、安く・・・ 大丈夫だろうか。 家電もしかり。 全ての業種でこの現象があり、これでもかと中国に押し寄せている。 ところが・・・ 実際中国に進出し、過激な競争で撤退する企業がいかに多いことか。

国連は、各国の評価基準を経済指標だけでなく、ブータンの国民総幸福量を導入しようと提唱しているとか。 以前からここでも再三取り上げているのだが、何もそうがつがつしないで、人間らしく、自然と共存して生活できればいいのではないのか。 下山の思想もしかり。 この手の話が国会で議論されるのはいつのことだろうか。 

とはいえ、企業は生き物、食べてゆかねばならない。 稼がねばならない。 生き残りをかけてがつがつしなければならない。 しかし、企業の生き残りはやむを得ないかもしれないが、国の生き残りが現実的なものだろうか。 そうなると戦争へと突き進む。

“世知辛い”時代になってしまったものだ。 せめて人として、心のゆとりを持ち続けたいもの。 



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ネタ切れ

2012年04月24日 | 大連生活
寒い。 まもなく五月というのに寒い。 この程度の寒さは冬ならばなんともないのだが、妙なものだ。 加えて、昨夜から霧が濃い。 今日は大連空港は閉鎖されているようで、上海出張の同僚は帰れず足止め。 日本からのお客さんもキャンセル。 大連の空港は霧に弱いのだ。 無理に飛んできても、瀋陽や北京に飛ぶことも。 かといって明日は大丈夫かどうかは何とも。 

昨夜は同僚と盛り上がり・・・ 何時に帰ったのやら? 今日は頭の回転がすこぶる鈍い。 仕事は締め切り前で余裕はあるのだが、何を隠そうブログネタが沸いてこない・・・ ううう 

ここ数年書いているのだが、バイオリズム? 定期的にこの現象が発生。 慣れもありアンテナは低くなるばかり、いかんなぁ~。 



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復帰初日 

2012年04月23日 | 大連生活
一週間ぶりに大連で出社。 「お帰りなさい・・」 嬉しい一言。 日本で出社しても「お帰りなさい・・」と言ってもらえるのだが、唯一違うのは、『いつ戻る?』 これで私は(今は)中国人だと自覚する。 いずれに行こうと私は歓迎される身であるのだろうか?? はなはだ疑問は残るのである。

どこにいようと便利な世の中になったもの。 銀行はネットバンキング、ある程度の業務はスカイプ、メールで片付けられる。 プライベートはQQ,Facebookで情報交換。 アイフォンを使えば電話も無料。 

それよりも、“寒い” ここ数日雨模様で気温が低かったそうだ。 昨夜は毛布を出した。 明日以降も雨が降るようだ。 連休までの一週間天気はいまいち。



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開発区砲台公園  桜情報

2012年04月22日 | 大連生活
日本では既に桜は終わっていた。 ではでは、楽しみに待っている砲台公園に行ってみた。 雨が降りそうな微妙な天気で人でも少ない。 と言うことはまだか・・・・

不思議と1本だけ気が早い木が


桜園の方はまだまだ




見ごろは来週、ゴールデンウィークか。 皆様是非お出かけを。

ちなみにこちらは去年の写真。



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大連へ

2012年04月22日 | 大連生活
早くも大連へ逆戻り。 珍しくゆれ、ほとんど雲の合間を飛んでたような・・・・ 昨夜はお客さんと盛り上がり深夜に帰宅。 眠くて仕方ないのだが、後ろに座った白人の女性の集団。 しゃべるわ、歌うわ・・・ 一体何処の国の人? 最後までわからなかった。 英語、フランス語、ドイツ語ではなかった。

予定より早く到着したようで、いつものタクシーが遅れた(?)ようだ。 最近は少なくなったと思いきや、たぶんもぐりのタクシーがしつこく付きまとう。 大連は雨模様。 その分、空気はきれい。 これもいい。

一週間ぶりのある意味我家。 掃除が先・・・ 荷物を片付け、食事の準備。 とほほ 全て自分でするしかない。


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戻りを前に

2012年04月20日 | 大連生活
バタバタとしながら明日は大連へ戻る。 そんな中で友人から電話、かつての同僚の奥さんが亡くなったという。 子供達が小さい時、一緒にキャンプなどに出かけていた。 まだ51歳。 同僚は大阪で単身生活。 おいおい、俺はもうそんな年になったのか・・・ 単身赴任で残された奥さんは・・ 

実は、その前夜、同じく同僚を自宅に招き食事をした際に、当時の話で彼女もしっかり登場していた。 こんなものだろうか。 我々に最後の挨拶に来てくれたのだろうか。

私とて人事ではないのだ。 口では“無理するなよ”と声は掛けるのだが、普段の生活は無理もあろう。 心痛、心配もあるはず。 そう思いながらも留守中頼むとまた家を出るのである。

なんと恐ろしいことに、結婚28年だそうだ。 うち5年は別居状態。 いいタイミングの5年だったかもしれない。 (この後何年?)  お互い傍にいて当然の世界が、離れて互いの存在を再確認したのも事実。 プラス思考でお互い元気でいれば。 



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日本で想う

2012年04月19日 | 大連生活
日本は穏やかな気候。 空気、水、緑も新鮮に感じる。 仕事は・・・ パソコンの設定が違う・・ イライラ。 使い慣れた(持ち込んだ)手乗りPCがまだいい。 久々の日本での仕事だが、ほぼ予定通り? 厳しい状況下何処も難問山積、がんばるしかない。 

家は家で、テレビのリモコンがじれったい。 ましてやビデオは分からない。 風呂は? ボタンが並んでいるのだが・・・ 中国でニュース以外まず日本のテレビはみない。 この人人気あるの? 全く分からない。

妙なもので、日本にいると中国が気になる。 取り残されるような感覚もある。 日本に取り残された者が、中国にも取り残されたら・・・ 馬鹿なことを考えるのである。

日本での予定も後わずか、たぶん中国に戻れば今度は日本が気になることだろう。 ただ、我家のテレビ、ビデオは自由に出来る。 


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日本へ

2012年04月15日 | 大連生活
いつもなら休暇帰国なのだが、今回は業務上の帰国。 月曜から金曜日まで(土曜日は大連へ)しっかりスケジュールが詰まった帰国で、気が重い。 とはいえ、日本である。 

飛行機で恒例の非常脱出のビデオ・・・ 故障したらしい。 久しぶりにキャビンアテンダントの体操を見ることが出来た。 さすがに出来るんだぁ~。 飛行機は新しいようだが大丈夫だろうか? そのキャビンアテンダントなのだが、“コーヒー”・・・ すましてオレンジジュースを差し出す。 隣の客が私の顔を見る・・・・ いいよ慣れてるから。 面倒くさい。

今回の席は羽の上、飛行機の羽ってそばで見るとなんと情けない、そんなに曲がって・・・・  寝よう! 

無事到着、改めて思う。 『何で日本はこんなにきれいなんだ。』 改めてというか、いつもながらそう思う。 普段どんな環境なのやら。 やはり鼻毛が伸びる環境はいいはずがない。

迎えの家人曰く、『中国からの黄砂でひどかったよ~。』 俺は知らん。 私が巻上げたわけではない。 大連ではそんな状況ではなったし。

日本の飯はうまい。 帰国を前に冷蔵庫を空にすべく、土曜日はパンと麺、(ちなみに機内食も麺)ごはんを食べてなかったのもあるが、いやいや、我家の飯はうまい。

日本の酒はアルコール度数は高いのか? 酔い方がまるで違う。 これが我家というものか。 実は、偶然今日は結婚28年目の記念日だったそうだ・・・ いつもは・・・ いいか。 ありがとう!



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開発区 桜咲く!

2012年04月14日 | 大連生活
会社の帰り、桜の花が・・・ ということはあの場所へ。 いつものコースと反対(金馬チングイ駅方面)へ。 目的地はここ。 道がきれいとはいえないが、桜通りなのだ。


その前に、この交差点を渡るのだが・・・ 手前はともかくも、先の横断歩道に行く道がない。 誰がこんなもの作ったのやら。 改善しようともしないのが不思議。



やはり既に満開。




  



  



  



  

次なる桜の場所はいかに? 場所は砲台公園。 帰り道通ることに。 子供づれ、友人、恋人同士と人出が多い。 手にはビデオ、カメラが・・・ 期待したのだが・・


こちらは来週以降。 皆様是非お出かけを。



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中国郵便事情 33%届かず?

2012年04月13日 | 大連生活

ニュースより
中国国営TVが調査したそうだが、国内で投函した普通郵便のうち33%が紛失したとのこと。 

それにしても、33%とは・・・ うそでしょう。 これだけの面積、秘境に近い場所もあるとして、大目に見ても3.3%ならばわからないでもない。 でも・・

内容を拝借すると、
『中国では郵便物の受取先を基に(1) 北京、上海など直轄市や省都(2) 市レベルの都市(3) 農村地区(4)海外都市-に分類。 普通郵便100通を投函したところ、受取人にきちんと届いたのは直轄市・省都で82.3%、市レベルの都市で52%、農村で66.7%、海外では50%で、全体では67%にとどまった。 紛失した33通の普通郵便について記者が追跡取材したが、投函して20日以上が経過しても受取人に届かなかった』

直轄地といえば大都市、そこでも82.3%とは意外。 市レベルの52%とは、とほほ・・ 日本なら大問題なはず。 ? 海外で50%とは? 海外では他国の郵便局が扱うわけだから、中国から出していないということか? それさえしてないということ?  

日本では、手形、小切手であれ、ましてや納品書、請求書であれば郵便でOK。 中国でまさか手形、小切手を郵送はしないまでも、これでは発票(納品書兼領収証)も送れない。 内容証明・本人確認は郵便で・・・ これでは出来るはずもない。

まさかここまで、正直なところ信じられないのだが、もしかしたらと思うふしがないではない。 まず、私の会社には郵便配達なる人物は来ない。 いるの? 見たことがないのだが。 郵便局から“郵便が来てるから取りに来い”と電話が入る。 いつも思うのだが、郵便に相手の電話番号を書くか? 個人の家には配達する? 日本に行った研修生。 必ず出張者に手紙を託す。 郵便で届く確率を彼らは知っているのだろう。 

日本でも年賀状を捨てた人がいたので、一概には言えないのだが・・・・ 結論は、とても使えないという事であり、社会インフラとして仕組みはあっても機能していないという事。 日本のシステムのすごさを感じるとともに、未成熟な中国をよく表している気がする。 見た目と中身があまりに違いすぎる。 日本人はまず疑わない。 届いて当たり前と思うし、普通そこまで考えない。 こいうのってよくあるんだなぁ~ それが。 えっ~ うそ~



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