日々の生活にみる驚きの中国

単身赴任中の中国(大連)で日々発生する“驚き”を強引かつ身勝手な比較文化で紹介。

日本のTVにうんざり

2012年06月29日 | 大連生活

久々に日本のテレビを見るのだが、AKBのみならず、二番煎じの似たような中学生、高校生の集団、お笑いタレントや“既に私はタレントよ”と言わんばかりの子役達・・・・  いい加減にしてくれの内容ばかり。 なんだこれは! 

ニュースは事故、事件、悪いことばかり。 前向きな内容はほとんどない。 他国の人が見たらさぞ治安の悪い、低レベルな国と見ることだろう。

実際に、中国で起こったある若者の事件で、「日本や台湾の低レベルなテレビの影響で・・・・」 と報道された事がある。 その時はいい加減にしろとブログに書いたのだが、改めてて見ると、大いに賛成だ。 かつて、「一億総白雉」と言われた時があるが、まさしく。 実に、実に情けない。

働き盛りの人たちは、厳しい生き残りで必死にがんばっているのに、テレビではお遊戯会ではあるまいに、小学生から高校生レベルを中心とした番組がズラリ。 視聴率稼ぎのみ、放送局としての使命感はないのか?

まともな大人は既にテレビ離れ、つまり見ているのは若年層中心、そうなるとターゲットは下がる一方だ。 ああああ・・・

唯一、JALを短期間で立て直した稲盛社長の番組。 印象意的だった。 
 


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夏にネクタイ?

2012年06月27日 | 大連生活

日本での生活、今のところ気温は低め、湿度も気にならず助かっている。 これまで、6月に日本に来る事はなかった。 8月の帰省は覚悟の上、それでも天気次第では七転八倒。 すでに私にとっては住み慣れた地とは大連なのであろう。 今度は適応力の低下といえるのかもしれない。

次なる恐怖。 仕事の内容次第では“ネクタイ”? これだけは勘弁して。 私は事務職ながら、メーカーでの仕事が多く、普段ネクタイには縁がない。 夏にネクタイを締める(絞める)人の気が知れない。 幸いクールビズもありノーネクタイも理由付けができるのだが、いい加減あんなもの止めればいいのにと思う。 常夏フィリッピンの正装は白い? アロハシャツしかり。 ネクタイの発祥の地はヨーロッパだと思うのだが、気候が異なる湿度の高い、特に最近の夏は暑い日本で、何もぶらぶらさせなくてもと思うのだ。

大連、夏は相変わらず上半身裸になる男性を見かけるのだが、一方ではネクタイを締めるビジネスマンが増えてきた。 営業マンとは思うのだが、日本より気候の上では恵まれている。 (上海は? ) やはり、製造業からサービス業への移行が進んでいる事もあろうが、やはり見た目も・・・・ 全くの私服で営業に来られても“この人大丈夫?” ある意味、ネクタイも制服(作業服)かもしれない。

夜の世界、五彩城でも、食事の店やスナックまで会社の作業服で来られる方がおられる。 私は地域がらそれでもいいじゃないかと思う。 所詮工場の街に違いない。 皆さんラフな服装で遊ばれている。 気楽でいい。 



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我家で熟睡

2012年06月25日 | 大連生活

日本へ移動、私は飛行機は窓側と決めている。 閉鎖された空間が嫌なのと、トイレには立つ事もなく、わずらわしくない。 窓から景色というより雲の形を見ていた方がまだいい。 今回は、真っ白な雲。 ところが日本に近づくとどんよりした雲に変わり、梅雨の日本に到着した。

今回は機内持ち込みの荷物のみ、早々に外に出る。 九州は結構まとまった雨だったようだ。 心配していた、まとわりつく湿度もなく、涼しい感じ。 よかったぁ~

国際線より地下鉄がある国内線へ無料バスで移動。 安全運転ながら、“右に曲がります。ご注意下さい。”のアナウンス。 開発区のバスの運転手に聞かせてやりたい。 思わず笑ってしまった。 無料なのにこのサービス。

博多駅のホームに立つ。 出入りする列車を見て、この雨の中、時間通りに、これだけの列車が・・・・ 列車の乗り口にピタリと停まる。 日本のシステムは至るところで出来上がっているんだとつくづく思う。 こんな一つ一つのシステムがあって、社会全体が動く。 中国は? こう考えた時、中国はまだまだ途上国なのだ。 

帰宅するや、久々にバスタブにつかり(私の部屋はシャワーだけ)風呂を実感。 漬物と食べなれた我家の味は何とも言えない。 この時点で日本人に戻る。 普段も部屋で酒は飲むが、我家で飲むとこうも違うのか。 私にしてはたかがビール一本。 早々に熟睡していた。 


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たまにはまじめな考察

2012年06月23日 | 大連生活
そろそろ最低賃金UPの話が・・・ でも、最近の景気の悪さになかなか発表できないと言ったところではないだろうか。 勝手に毎年13%UPなどと打ち上げられたのだが、企業側はそんな状態ではない。(会社が多い) 本来、中資系企業の利益幅は大きいと推測するが、いよいよここに来て厳しくなっているようだ。 そこらが渋りだすとこんな動きになるのではないか。 既に発表した他の省を見ても同様、最低ラインの5%台をあわせて発表している。 

中国の場合これだけではすまない。 これに伴う、法廷福利、保険と住宅積立金(5険1金)が連動する。 これまた同じ大連市の中でも行政区によって違うのだが、45%~55%と結構大きい。 賃金UPが終わると、次は保険の料率UP? これがいきなり来る。 企業の年間予算も何も関係ない。 強制だ。

企業にしてみれば税金と一緒。 決められればどうしようもない。 これぞチャイナリスクなのだが、中国の経営は行き当たりばったり、単価が下がり、薄い利益の中、リスクヘッジもあったものではない。

中国では中央で基本政策が発表され、各省によりそれが解釈される。 その解釈が各地区で大きな食い違いを見せたとき、続いて細則が出される。 ただ、省と言えども、もっと現実的には窓口の担当者により解釈される。 出所は同じでも、省によって、担当者の解釈によって運用はまちまち。 このケースは頻繁に起こる。

運悪く、箸にも棒にも掛からない担当者に当たったらどうしようもない。 相手が収まるまで放置するしかない。 どうも大連地区は北京、上海等々と比べ、その手の人が多いと聞く。

いろんな所で無理難題を発生させる要因がある。 環境や労働規制を例に挙げると、確かに現在の中国は力を入れて当たり前の分野であろう。 大いに賛成するところなのだが、現実を無視した世界トップレベルの規程をいきなり設定する。 現実とのギャップの中でアイドリングの部分が発生。 この“融通を効かす”部分は諸悪の根源となっている。 このシステムはあえてやっているのか? 目標値であれば段階的運用を明確に示せばいいものをと思うのだが。 

まじめにやれば、ほとんどの企業は営業停止。 手を緩めれば規制が効かず無法化。 難しいところではあるのだが、そこに入る先の箸にも棒にも掛からない人が介在すると実に厄介。 

地方財政が開発資金にお金を費やし、厳しくなっているようだ。 ここで出てくるのが、融通の幅。 いつでも自由に調整できる貴重な資金源。 税率が自由に変えられるのと同じ事。 企業は民営でありながらも、コントロールされているような気がしてならない。 


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連休前夜

2012年06月21日 | 大連生活

土曜日は“端午の節句” 日本同様ちまきを食べる日で、手首に赤い糸を巻く。(最初の雨の日に切って流す) ということで、官公庁、一般の企業は金曜日から3連休となる。 

過日、休日に開発区を歩き回ったのだが、休みといえども工業は結構稼動している。 本来ある程度の休日出勤は社員にとっても必要で、折込み済みといたところか。 ただ、法定休日は3倍の給料となり、連休は帰省等もあり、さすがにほとんどの企業は休みとなる。 それを証明するように、確かに連休や法定休日の日の空気は澄んでいる。 皆様ご確認あれ。

さて、我が身は・・・ 
今夜は残業、明日も仕事で、夜はまたもや来客者の応対。 法定休日も我々には関係なく、会社案内。 翌日は日本へ移動。 せわしい3日間になりそうだ。

連休前の五彩城付近はさぞ賑わう事だろう。 先週は公安の立ち入り検査(抜き打ち)が行われていたようだ。 さて今夜は? 女性には近づき過ぎないように、皆様ご注意を。 既に手遅れかも?


【別件報告】

昼休み、えらく騒がしいと思ったら・・・・・



歩いていたら上から落ちてきたそうなのだが、これはまた新鮮そのもの、生まれたて。 もちろんまだ生きているのだが、これでは助けようがない。


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戦略的結婚

2012年06月20日 | 比較文化

毎週末、爆竹(結婚式)が続く中国だ。 特に開発区は若者の街、当然といえば当然なのだが、相手選びも大変なようだ。 日本と結婚観が違うことはこれまで紹介してきたが、所得格差はますます拡大、前提条件となる家は高くて買えなくなってきた。 実際は新郎の親が家を援助、新婦の親が車とか・・・ 親のすねを髄までしゃぶっている。 一人っ子ならでは。 

いずれにしろ、収入、家を第一、第二の条件とすれば、対象者は限られてくる。 意外と適齢期(?)を超えてくると、一時的かどうかは知らないが、結婚放棄の人も少なくない。

今日のニュースに面白いものを見つけた。

「中国企業家単身倶楽部」というのがあるそうだ。 男性会員の条件: 個人資産1億元以上か大企業の董事長・総経理クラス。 年会費20万元(約250万円) おみごと。 ここが自ら主催し、自分たちのお見合い相手を全国から探すと言うから、本人はともかく、娘を持つ親、親族は興味を持って当たり前。

お見合いを希望する女性を集めた面接試験が上海で行われたそうだ。 19歳から43歳までの196人が参加。 職業は大学生、会社員、モデル、キャビンアテンダント。 これは一時選抜。

7月に広東省広州市のホテルで開催する集団お見合いに参加する女性を選ぶため、広州、成都、上海、深センで面接を実施。4都市から計100人選抜。 この100名には、家庭訪問を含む詳細調査を行い、家事能力や誘惑抵抗力、緊急対応力などの二次選抜。最終的に投票で28人に絞るという。 それでお見合いで結果は??

家事能力は理解できるが、誘惑抵抗力とは面白い。 どんな試験があることやら?

テレビでもカップル探しの番組をやっている。 こちらは女性が強い立場。 待ち受ける20~30名ほどの女性が男性を切り捨てていく。 ほとんど“桜散る”で終わる。 女性の理想はどこまでも高い。


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適応力 ?

2012年06月19日 | 大連生活

気温が上がりだすと空気の汚れが気になる。 人に限らず動物は、生活環境により退化する機能がある一方、環境に合わせ復活、活性化する機能も持ち備えているようだ。 

かつては日本の田舎に住んでいた私が、この地に来て活性化したもの、“鼻毛”はその一つ。 伸び方が違う。 自分が思う以上に体は先に反応している。 鼻毛で自己満足しているのだが、まだまだ私の体は成長余力を残していた。

性格の変化は? いい年こいた親父の性格がそう簡単に変わるはずもないのだが、自分で変わったと思う時がある。 中国人の性格は強烈(明確)だ。 毎日それにさらされたら影響は出てこよう。 

相手が図々しく、はっきりものを言うのであれば、あいまいな答えは答えにならない。 日本人が得意とする、玉虫色は通じない。 そうでないと意思疎通そのものが成立しない。 

駐在員選抜での留意点。 言い換えると、私が不向きと思うタイプ。 上品・控えめ・おとなしい人。 血液型A型。 一方、推薦するタイプ、多少図々しい人、B型、O型。 私はA型ながらも、私が選ばれたということは、性格的に判断されたか、その意識もなかったか? 多少性格的にむいた部分があったにしろ、A型ながらも体(鼻毛)も、性格も適応力があったと言っておこう。

今日読んだ記事の中で、「駐在員は、1年目が危ない、3年たてば落ち着いて、10年たてば問題ない。」とあった。 振り返るとそうかもしれない。 5年の私とてまだまだ問題がある範囲、まして環境がめまぐるしく変化する中でである。 向いてるとか、向いていないの前に、生活環境の変化、中国人の意識の変化等への適応力が重要なのかもしれない。 

 

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治安と自己責任

2012年06月18日 | 大連生活

事故や、災難に関して、大連市内はともかく、開発区に関しては、日本人が巻き込まれれば遅かれ早かれ話が伝わってくる。 今年は、交通事故の話は聞いていたが、その他はあまり情報がなく、最近は治安はいいものと思っていた。 

今日、日本商工会を通じて治安情報が届いた。 ずらりと地域の事件情報が紹介されていた。 主に中国人の間でなのだが、襲われた、刺された等々・・・・ 私の生活圏でも結構発生していた。 

大連市地区は、周辺地区からの流れ者(仕事に落ち着かない)も多いはず。 出稼ぎの人がほとんど。 うまくいかず帰る人も多いはず。 田舎の親、親族への面子もあろう。 一般的には、長期休暇の帰省前、国慶節(10月)、春節(正月)の時期が要注意の時期となる。 

今は若干事情が変わってきた。 中国の人件費は上がった。 確かにそうだが、彼らにしてみれば、物価はもっと上がっている。 価格は下がっても、アイフォンのみならず欲しいものは段違いに増えている。 つまりは“悪”への動機付けは増えている。

地域柄、こんな状況で、我々は外国人だ。 以前ほどではない阿賀、お金を持ってると思われている。(大きな誤解!) 自身で守る最低限の範囲と言うものはある。 たまに泥酔される方を見かけるのだが、自覚が足りないというか、無防備と言うか、そうなると何が起こっても、『それを誘発したあなた自身が悪い』と私は思っている。 自分から喧嘩を売るのと同じ行為だ。 

治安の悪化も都市化と言えるのかもしれないが、これまでとは違うことを理解していただきたい。 給料が上がってみんなが豊かになったとは決して言えない。 裕福な人の車、遊びは派手になっているのだが・・・・・ 不満を生む理由、原因は以前よりも増加している。

そういえば、
昨日はさくらんぼ狩りに出かけたのだが、私が車の運転をする事に・・・ 途中、4斜線の道の中央側なのだが、石が落ちていた・・・ と思いきや、その先のマンホールの蓋がない。 両側の車線には当然車がおり、避けようもなくまたいで通った。 

これって自己責任の範囲か? 日本にいる人から見れば、『運転するのが悪い』と言われそうだが、言い訳として、私は、“たぶんこの人の運転は危険、むしろ私がまだ安全”と判断した。 免許を取る人は多いのだが、逆にこんなケースも増えてきた。

一方で、このように、道は痛み、補修が追いつかずマンホールは開いたまま、突然の大きな凹凸。 気をつけろと言われても信じられないことが起こる。



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さくらんぼ狩りへ

2012年06月17日 | 大連生活

日曜日、天気もよくさくらんぼ狩りのお誘いを受けた。 休みの日に親父が1人で退屈だろうと気を使っての事・・・・ と感謝100%。 実はまんざらそうでもない事を発見。(笑) 

大連周辺はさくらんぼの大産地、日本にも輸出が始まったようだ。 実家や親戚にさくらんぼ園があり、客引きの世界もある。 会社の上司や中国独特の人間関係の世界で声を掛けられるとむげには断れない。 そこで動員を受けるのが退屈してる日本人と言うわけだ。 今回は今年初めてということで、感謝80%!

右を見ても左を見てもさくらんぼ。 わざわざ行かなくても・・・ それにしては中国人はよく行くなぁ~と思っていたのだが、なぞが解決した。 彼らにしてみればこれもお付き合いの一環だった。

今この地区では大(今年からブランドとしてつけられた)さくらんぼ祭が開催中。



確かに、食べあさりながら選び抜いた木から食べるさくらんぼはうまい。


それよりも私は、静かな田舎の風景にほっとした。


部屋に帰ると早速爆竹。




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幸いしたハプニング 

2012年06月16日 | 大連生活

昨夜もお客さんに同行。 今回は始めて中国訪問の方がおられ、私は中国の第一印象が実に興味深い。 すでに麻痺した私との距離感を図るいいチャンス。 歓迎の白酒(昨夜は52度)で話は盛り上がりいろんな話が・・・・

中国が初めてであれば、次はカラオケ。 やはりここは欠かせない定番のコース。 最後に、日本ならばラーメンでも・・ なのだが、私の案内は足裏マッサージが定番。 以前は30元だったのだが、今や60元。 高くなったものだ。 お客様は5分で爆睡、白酒と疲れを取り、満足してもらったようだ。 

ハプニングはつきもの、この店でバックを置き忘れられたようだ。 実は帰宅後、私に電話があり、そのバックはその日のうちに私の手元に戻っていた。 朝の爽快感と諦めたバックが戻ってきた事、晴れやかな顔は接待しようがあると言うもの。 今回のハプニングも幸いしたようだ。

食事の折、上司曰く『2重3重でガードします。 ゆっくり楽しんで下さい。』 冗談が本当になった。 こちらもお役目無事終了というところ。 これも、私の電話番号を調べ、(ある意味怖いが・・・) バックを届けてもらったからこそ。 感謝!



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いろいろあります 

2012年06月15日 | 大連生活
最近は雷と風と雨と思いきや、いきなり晴れる。 この繰り返し、荒れ模様だ。

こちらも荒れ模様、わけのわからぬ、筋が通らぬ話が続いている。 日本へ報告すれば『あほか?』で終わる話、だから言わないし、言っても理解してもらえない。

内容? 一度書き並べたのだがUPする前に全て削除。 これはまずい内容、ここでは紹介できない。 あの点、この点、もうひとつ。 

こんな話が同時に出てきたら頭もおかしくなると言うものだ。 いい加減にして欲しい!  これらの目的は? 言うまでもない。 集金人が多すぎる。  

裁判所は法律ではなく弱きを守る。 会社と個人、明らかに弱きは個人だ。 では個人は全て勝利する?  会社は言いなりって事だ。 

話は変わるが、
昨日は銀行主催のセミナーに参加。 労務人事関連の話は比較文化で実に興味深い。 やはり日本式では中国(人)に合わない。 賃金システムは例外だらけ、その上労務管理はどへたとくる。 長期視点(会社)と短期視点(個人)の差は明確だ。 

興味深かったのは、全国的傾向として、日本企業から中国系、他の外資系が優秀な人材をどんどん引き抜いているそうだ。 

人材会社の名簿を見ると現職を書いてある。 仕事をしながら人材派遣会社に登録して、高く売っている。 会社は終身雇用を考えても、相手は派遣社員並みの意識では? 労務、人事セミナーのネタは山ほどありそうだ。



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中国で がんばれニッポン!

2012年06月13日 | 大連生活

昨夜は出張の同僚と食事に出かけた。 日本料理の店に入るや、すごい賑わい。 今日は??  ワールドカップ最終予選の日本対オーストラリア戦、みんなテレビに釘付けだ。

異国の地で国際試合は一味違う。 ひとつひとつのプレーに歓声が沸き、得点した時点では大喝采。 よ~しっ 厳しい審判にブーイングが起こりながらも見知らぬ流れ者同士、大いに盛り上がった。 

選手もアウェイの試合、やりづらい事だろう。 

そういえば・・・・ もうだいぶ前の話だが、タイに出張した折に、会社の前の倉庫でタイ人に囲まれて、日本人対タイ人のボクシングのタイトルマッチをテレビで見た事がある。 日本人が勝ったのだが、その時だけは負けてもいいよと思ったことを思い出した。

今回の試合は、敵地での試合。 まぁ~ 引き分けで最高の終わり方ではなかったか。 相手とて必死だから。 まだまだ余裕。 がんばれニッポン!



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私はまだましだ

2012年06月12日 | ハプニング

現在、日本に送る研修生の日本語の勉強会が行われている。 先生は数名の中国人社員が交替で行う。 時々後ろで覗くのだが、さすがに先生役も慣れたもの見事にこなしている。 日本に行く彼らの頭と、中国にいる私の頭を入れ替えられたら、お互い苦労しなくていいものを・・・・

でも、気になる点が・・・
先生は、『 これを持って行っていいですか? 』と質問の仕方を教え、答えを紹介する。『はいいいです。』『いいえだめです。』 勉強の段階では当たり前の会話。 ただし、質問はいいとして、それに答えるのは日本人だ。 ましてや、彼らが行くのは佐賀県、九州弁バリバリの地。  誰がこんな礼儀正しい答え方をする? 多分1人もいない。

『いいよ。 だめ。』は理解できるだろうが、『よか。 いかん。』・・・・ 少し丁寧に、『よかですよ。』 佐賀弁の“よか”は状況でどちらにもとることができ、これまた厄介な方言だ。 せっかく勉強しているのだが、かわいそうに・・・ 答えを聞き取ることが出来ない。

思わず授業に飛び入りしたい気持ちになるのだが、途中で邪魔したら彼らも大変。 タイミングを見て佐賀の方言教室をしなくてはと思うのである。 

明確に“好”“不好” せめてこれだけ使って欲しい。 “よか よか”は無理な話。 

ここで佐賀の方言テスト

 A『いかんでよか』 B『せんでよか』 C『してよか』 どんな意味? 

答え
 A『行かなくていい』 B『しなくていい』 C『やっていい』 

日本人でも理解できない人が多い中、研修生には超難問。 ただし、佐賀弁の理解度は日本人より日本で研修を終えた我が社の中国人が上。 見事に答える。

私の場合は? 大連という地、大連弁は確かにあるのだが、一般会話では標準語の割合が高い。 日本で中国語を勉強して上海に行けばこれも大変。 上海弁のやり直し。 大連はこれはなく、やはり恵まれた土地のようだ。



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曇り空

2012年06月10日 | 大連生活
日曜日、終日どんよりした天気。 午後は小雨になった。 散歩を躊躇・・・でもビールと米と食料品の補充はしておかないと。 傘をさすまでもないと思いきや、いやな予感は当たるもの。 やはり傘を持ってくればよかったか。

洗濯は洗濯機がしてくれて、部屋の掃除もあっという間に終わる。 こんな日の単身者の休日はやる事がない。 本を開けばいつの間にやら熟睡。 なんの疲れなのか体がだるい。 

我家の日曜日の夕方と言えば・・・ ちびまるこから歳を取らないサザエさん。 それからNHKのニュース。 なつかしのパターン。 私の部屋ではパソコンで見るしかないのだが、気分だけは日本。

携帯の天気予報によると、今夜は雨と雷。 夜は夜で早めに寝よう。 まだまだ眠れそう。 来週は出張者とお客様。 体力温存だ。



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改めてショック

2012年06月09日 | 大連生活

“継続こそ力なり” ひたすら信じてきたのだが、志入り口で迷い始める始末。 継続する最後の手段として中国語の学校に通い始めた。 せっかく現地で生活し恵まれた環境と時間があるのだから・・・・ 外から見れば長年いればしゃべれて当然と思われる。 ならばその半分でもと親父はがんばるのだ。

授業自体は楽しく、ああでもない、こうでもないで継続してきたが、前回から2回、いきなりテストがあった。 事前に、『 テストの結果は生徒だけでなく、先生の評価になるから止めましょ! 』と提案していたのだが、敵はローテーションを組み、先生は既に4人。 1人で責任を追うのを避けたようだ。 相手が上だった。

中国人に教科書を見せると、この本は難しいと言われた。 しかし、中国人が日本語を勉強している教科書を見ると私も同じ事を言う。 加えて、こんな言い方しないけど、これは使わないけど・・・ 結構あるのだ。 つまり、私の教科書にもその手の表現があるはず。 難しい表現は使わなくても・・・・ 私はすぐそこに逃げ込むためになかなかレベルアップしない。

テストだが、当然と言えば当然の結果。 紙に書けば一つしか書けない。 話す時、通じなければ表現を変える。 テストはこれが効かない。 普段、なんといい加減な表現をしていることやら、思い知らされた。 中国語のテストとはこんなものか。 初めて経験。 

ぼけ防止と、継続さえしていればレベルが下がることはないだろう。  



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