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日々の生活にみる驚きの中国

単身赴任中の中国(大連)で日々発生する“驚き”を強引かつ身勝手な比較文化で紹介。

犬を食べたら罰金

2010年01月30日 | 比較文化
日本ではない話

26 日付重慶晩報によると、中国で起草が進められている反虐待動物法案(動物虐待禁止法案)が、犬と猫を食べることを禁止する条文を盛り込むことが分かった。犬・猫肉の販売も禁止される方向だ。

同法案は、専門家による「意見稿」の作成がほぼ終わったという。法案全体の主旨は動物に不必要に苦痛を与えることの禁止で、野生動物、経済目的の家畜、ペット類に対する虐待禁止や医療や運送にかんする条文も盛り込まれる。

個人が犬・猫肉を食べたり販売した場合には5000元(26日為替レートで約6万6000円)以下の罰金と15日以下の拘留刑が科せられる。会社組織などの場合、1万-50万元(約1万3200-66万2000円)の罰金。


ポイントは平常心

2010年01月28日 | 比較文化
今日は労務セミナーに出席した。私の大好きな講師で、迫力ある話。この先生、日本語、日本人に精通し、『使い捨て人事』を説く。だた、日本人にそれが出来ないことも十分承知だ。

今日は相次ぐ労務トラブルの事例の紹介とその対応策がテーマだ。実に興味ある話・・・結果、『どこも一緒だぁ~。』と一安心。もちろん『そこまでやるか・・』の話も出るわ、出るわ。

その中で、印象に残った、“平常心での対応”。中国で労務管理担当者の心理をズバリ見抜いたアドバイスであったと思う。

なにせ、“そこまで言うか”の世界。すぐに労働仲裁所に持ち込む問題社員。その判決は・・・言うまでもない。腹が立つ内容ばかり。担当者は夜も眠れず、ただ、ただ、悔しさと戦う。金額の問題ではない。その理不尽な決定に腹が立つのだ。泥棒にひざまずいて、『どうぞこれも持っていって下さい。』と言うようなもの。そう言わされるのと一緒と言う方が正しいか

平常心での対応・・・・少なくとも出来ない私である。
講師曰く、『今の中国の法律と、中国人の文化を考えると彼らのやってることは全て正しい。』と・・・・

何が儒教の国だ・・・孔子も孟子も過去の人。道徳はないのか。 でも平常心での対応を求められるのだ。

中国の“アバター”事情

2010年01月27日 | 比較文化
話題の映画“アバター” 私も、この映画は狙っているが、あまりの人の多さと、地元(開発区)では3Dではないと聞き、躊躇している。電車で40分の大連市内では3D放映だそうだが、当日分は早朝から行列だそうだ。 諦めた。

関連した中国のニュース

『中国政府は25日までに、各地の映画館に年間上映時間の3分の2以上は国産映画を放映するよう求める規定の順守を地方当局に通知した。国産映画の上映を増やし、「中華文化の国際競争力、影響力の拡大」を呼び掛けている。 中国紙によると、上映時間をめぐる規定は2001年からある。ただ、米SF映画の大作「アバター」の大ヒットを受け、改めて国産映画の振興を徹底させる必要性に迫られたものとみられる。』

中国では今、アメリカに対抗し『孔子』をはじめとして大作が続々と登場する。これぞ中国! 映画と言えども国を挙げてバックアップする。




真実はどこに? 

2010年01月24日 | 経済動向
『中国国家統計局が21日発表した2009年の国内総生産(GDP)は実質で前年比8.7%増加し、政府目標の8%成長を達成した。第4四半期(10~12月)は前年同期比10.7%増と、伸び率は3期連続で加速。6四半期ぶりの2ケタを記録した。日米欧など主要国の景気回復がもたつく中、中国の回復は際立っており、世界経済のけん引役として大きな期待を集めている。』

これが中国を含めた世界中の話。でも・・・・中国とは言わないが、少なくともここ大連では実感がない。中国人に聞いても、彼らも同様な意見だ。“景気が悪いから・・・・” 常に聴く言葉。現に、本来、離職率の高い中国で、辞める者はいない。次の仕事がないことは明らかだ。大学を卒業しても全国的に就職難。(大卒者が多すぎると言われているが)

そうは言っても、である。 車は確かに売れている。マンションも延びは落ちたと聞いているが、相変わらずの工事数であり、売れている。不景気の中でこのようなことがあるはずもない。いったい何なんだ?



日本の平均的レベルと平均がない中国ではこうも違うのだろうか? いずれにしろ、不景気の中の春節。気をつけよう。

街では景気付けの太鼓。


行政庁では春節の飾りつけ。

肉はいいけど

2010年01月23日 | 大連生活
私が自炊してることを知る人から“きのこ”と“豚肉”を頂いた。その量の多さには驚くばかり。私は一人よ・・・・冷蔵庫にも入らない。少し下さい・・・ こんなやり取りの後、それでも多い。

会社の人から、『家で作りました。無農薬ですよ。』と果物(なし、りんご等)をもらうことがあるが、これらも量が多い。これも面子かなぁ~ 正直、少しでいいのだが。 今回も、三分の二は、いつもお世話になるマンションの営業部長にプレゼント。

この頂いた豚は、田舎で育てられた豚。店で買う豚肉とは味がぜんぜん違う。餌が違うのだろうか? 確かにうまい。 ただ、以前田舎で豚を見たことがあるが・・・・ あの豚か? あまり考えないほうがいいかも・・・

いつも、寒い、寒いと書きながらも、実は私の部屋は床暖房で常に22度前後。かといって、ベランダに出せば凍ってしまう。冷蔵庫はやはり必要だ。

肉は、適当に切り分け冷凍する。でも、きのこは場所をとる。日曜日は一週間分の食品を準備するが、冷蔵庫はきのこでいっぱい。どうしたものか

春節まで後3週間。ますますせわしくなるが、田舎では豚をつぶして料理を作る。たぶんこれも春節用としての贈り物だと思う。



報道と日本人気質

2010年01月20日 | 比較文化
本来、日本人はプラス思考かマイナス思考か? 皆さんはどう思われるだろうか?

最近のニュースを見て報道機関(NHKしか視てないが)に猛烈に腹が立つ。 ニュースを視れば、『不正政治資金』と『日航の経営破たん』。これでもかの世界。 この二つを考えて、同様の事件、事象が中国で発生したら? むろん、放送はされるが、ここまでやるだろうか。

日本の場合は、“報道の自由”かもしれないが、悪いこと、マイナス(悪事の紹介)を強調しすぎる。それにより、日本人が気分的にではあろうが、マイナス思考へとひたすら向かっているとしか思えない。 

不正政治資金 正直少なくとも私には関係ない。 『政治屋も商売だ。』と思う。中国はそうだ。『お前らの商売に興味はない』とまでは言わないが、少なくとも親からもらったならいいじゃないか。 『知らないはずはない』と全ての国民は思っていると思うが・・・・ 一方、日航の超過債務、8,000億 日本人の中でどれだけの人がこの数字を理解できるであろうか? これだけの規模の経営を理解する人はごくわずかなはず。会計が本業の私でも、意見を求められても、チンプンカンプン、答えようもない。株式は所詮自己責任の世界だ。

この二つのニュースが悪いとは言わない。報道自体は当然だ。でも、マイナスを出せばプラスを探せ! それも報道の重大な責任ではないのか? 正義感を表に出しながら、大衆操作し、日本人気質をマイナス思考に変えてしまっているような気がしてならない。 本来、日本人は、お人よしで、プラス思考だ!! 現状の日本を元気にするためには、NHKも人事みたいに報道するのではなく、明るい、将来的な内容を重視すべきではないか。

中国のニュースを見ると、①明るいニュース ②将来に向かって現状を語るもの ③悪いニュース。(軽く) 急成長する中国は、私から見れば、とんでもない問題を抱えながらも、一切表に出さず(一般国民は全く理解していない)急成長している。結果“馬力”が違う。プラス思考、前向きだ。 むろんここにも問題はあるのだが・・・

はっきり言えることは、NHKBS放送は海外にいる日本人を元気付けるものでは決してない。

雪の後は

2010年01月19日 | 比較文化
久しぶりに終日プラスの世界。解けないはずの雪も、除雪した後の薄い氷は解け始める。

こうなると見るも無残。考えてみれば、普段掃除のおじさん、おばさんが掃除をしてきれいな街を維持している。さすがに雪が積もるとせいぜい雪かき程度。それ以上の掃除は出来ないだろう。

『無残・・・・』 道は泥道。ゴミは散乱。全てが投げ捨てたとは言わない。確かに風で飛ばされたものもあるだろうが・・・。これだけゴミが自然発生する街なのだろうか? 雪の中からどんどん出てくるのである。

車は少しは走るだけでこれまた無残。塗装でもし直したのかというほど真っ黒。ここまで汚れるか? 写真はご勘弁。情けなくなる。

きれいな街のモデル都市、大連でもこの有様だ。 “ごみ”の意識が完全に日本人とは違う。ゴミが落ちてても抵抗すらない。

でも、この真っ黒になる“ホコリの塊”は何だ? ここまで空気は汚れてるのだろうか?

支離滅裂な話から

2010年01月16日 | 比較文化
大連市内のスーパーの入り口で、20代、30代が大喧嘩。平手でなく拳固で殴りあい、片方は鼻血を出し、流血の争いだったそうだ。何とこれが中国人女性の喧嘩だ。この話をベテラン同僚に話をすると・・・彼も争いを見た経験があったそうで、『そうですよ。中国人は殺すまでやる。そんな感じがする』という。

武器を使えない日本の自衛隊。それを理由にテロ対策の一環である給油活動をやめると言う。その後は中国が引き継ぐとか。またしてもいいとこ取り。(取られ)

TVは不正政治資金の話ばかり。国会が始まっても、肝心な話は後回しで醜い政治家(屋)同士の足の引っ張り合いが展開されることだろう。国会は税金だ。同じ穴のむじな同士、私的な場所でやって欲しい。

外交べたな日本を常々思いながら、“争うならば殺すまで“ “自分以外は皆敵”と言い切る隣国中国だ。・・・・・・日本は大丈夫か?? 

聞き飽きた言葉、『人道的見地から・・・』 いかにもきれいな表現だ。よく言うよ。お人よしもいい加減にしてほしい。何もかもが後手・後手。それ以外に理由、言い方はないのか?

早めに万里の長城を日本に張り巡らしたほうがいいかもしれない。まさか竹やりはないだろうが・・・今の日本、何でも有りの中国とは戦えない。相手は拳固だ。

雪と氷の世界

2010年01月15日 | 大連生活
毎年この時期(一番寒い時期)に必ず行く場所。会社の裏にある大きな貯水池だ。さすがに期待を裏切らない。

この広い貯水池が全面雪と氷。ならば・・・・ひたすら貯水池の中央へ向かう。

雪がない場所を見つけ、方向転換。 危ないのでは?? 『帰ってこなかったら、春に迎えに来てね・・・・』と言って会社を出てきたものの・・・・・


何てことはない。雪がないだけで(?)氷はものすごく厚い。


ちなみに次は去年の写真。こちらはそのままスケート可能。


こんなところで生活するとは考えたこともない私が、すでに3回目の氷上散歩だった。


いよいよ点灯

2010年01月14日 | 大連生活
春節のイルミネーションも点灯。ムードを盛り上げてはいるものの、なにせ、記録的な寒波が居座っており、眺める余裕もなく早足で建物を目指す。


開発区の5つ星ホテル“銀帆賓館”



メインロードは一直線。金馬路



イルミネーションはいいが、やはり通常の照明は暗い・・・・・

不思議な時期

2010年01月09日 | 比較文化
日本では新年を向かえたばかりだが、中国人にとっては今が年末気分。韓国とともに旧正月の中国は、今年は一番遅い時期となり、2月13日が大晦日(中国全土で大花火大会)、14日が元旦(?)となる。年齢の数え方でも、数え年でいう中国は、国民全員が一斉に年を取り中国人合同誕生日ともいえる。

今の挨拶は『新年好』であるのだが、私ら日本人は不思議な感覚を覚える。彼らにとってはせわしい時期となり、街でもすでに飾り付けが始まった。

春節の準備も必要だ。私と違い、手ぶらで実家に帰るわけではなく、面子を重んじる中国人にとっては、いわゆる“凱旋”であり、家族のみならず、親族含め幅広くお土産を持って帰る。一番お金が動く時期ではないだろうか。

こうなると、私ら日本人は特に不安材料が・・・・治安がさらに悪くなるのだ。日本人より中国人の金持ちが桁違いなことをまだ認知していない。狙うならやはり日本人が第一なようだ。

中心部は公安がパトロールを強化するものの、毎年窃盗事件が多発する。年々増加するこの手の事件。酔っ払って歩くなどもっての外。夜の一人歩きも止める。(タクシーを使う・・・やはり外出はするか?) 人ごみの中ではお金、携帯電話は手に握り締めて防御する。気をつけないと!

地方からの出稼ぎ労働者に限らず、ほとんどが実家に帰り家族、親族とともに過ごす一番大切な“春節”。今年は13日が土曜日。ただ、自己都合を最優先する彼らは、その前後に休みを取り長期休暇とする者も多く、既に計画は出来上がっていることだろう。

これからさらに飾り付けが行われ、夜はイルミネーションと、各建物もライトアップされ気分が盛り上がってくる。これを見ても中国は元気だ。 “がんばれニッポン!”

天然のスケート場

2010年01月09日 | 大連生活
今年ののテーマはダイエット。如何に散歩を継続するか・・・ではあるが、この寒さである。今朝は陽がさし、風もなさそうだ。(とはいっても予報ではマイナス5度~マイナス10度だが)

毎年この時期には必ず行っている池、期待を込めて出掛けてみた。

期待通り。すでに完璧に凍りつき、氷の上でスケート場まで出来ていた。



ただ、大連に来て、ローラースケートはよく見かけるが、スケート、スケート靴を見たのは今回が初めて。それも年配の人だった。(意外にヘタ)

大の大人が一人で氷の上で遊ぶわけにもいかず、早々に帰ることに。目的達成!
帰りには、あったかい焼き芋を買った。2元の焼き芋、これが実においしい。




今さらですが・・・

2010年01月08日 | 大連生活
『今さら何を・・・』ではあるが、このままでいいのか?

私は仕事柄、金額を書く時に “¥10,000” いわゆる“円マーク”を使用する。 これまでの認識は、他の通貨と区別する為に、ドルは “$”  (考えてみれば他の記号はほとんど知らない・・・恥) いずれにしろ世界共通と思い込んでいた。

ところが、中国の通貨 “人民元(RMB)”もまた、“¥”を使うのだ。 なぜに???  

中国で仕事するとややこしくてしょうがない。日本人はある意味“人民元”と区別する為に“¥”をつける人も多い。本人は“JP\”のつもりだろうが、無意識か、理解して使用しているのか、判断できないのだ。もちろん中国人は人民元と判断する。(ただ、あまり使わないか??)

今日のメルマガで始めて知ったが、 もともと日本も中国も発生源は同じだそうだが、かつては元は Y + - で一つだったそうだ。いつの間にか日本の円マークと同様、 Y + = になったとか。いい迷惑だ。 せめて人民元をRMBというのであれば “R”にすればいいのに・・・・・・

今後、人民元が国際的に使われるようになると 世界中で混乱することと思う。さらに悪いことに、中国人は日本円の前に同じマークの“¥”を使うことを知らない。 

中国人に金額を示す時 “¥10,000” などと書くと、1万元(10,000RMB)を意味するからご注意を! 約13~14倍となる。

こんなこと早めに解決して欲しい!! でも、絶対に中国は譲歩しないであろう。

雪の後

2010年01月07日 | 比較文化
大連にとっては大雪となったその後・・・・

マイナス15度前後、昼でもマイナス5度前後の日が続いている。連続では30年ぶりの寒波で、瀋陽(さらに寒い)では凍死する人が相当出ていると聞いた。本来、これから寒くなる時期だけに、雪が解けるはずもなく、日に日に氷化、タイル化する。

メイン通りは写真のように雪かきが行われる。ただ、これから旧正月を迎えるだけにこのまま出来ない事情がある。集めた雪はトラックで運び出す。立っていられない寒さの中で大変な作業だ。

無論道はアイスバーン。ところが、写真をご覧あれ。歩道いっぱいに車を止めている。急激に増える車に駐車場が追いついていない。マンションは作っても、駐車場は作ってもいない。(知らんぞ!!)

ど素人の運転で、このアイスバーンをノーマルタイヤで走るのだから・・・・怖さを知らない? 迷惑を考えない? 理解できない状況だ。


中国の新型インフルエンザ情報

2010年01月05日 | 大連生活
日本領事館からのメルマガより

1月4日付で発表された新型インフルエンザの世界的な感染状況に関する情報をお届けします。

○現在、中国地域における感染者数は以下のとおりです。

 中国本土  感染者数 120,498人(うち 648人死亡)

 香港    感染者数  27,897人(うち 42人死亡)

 マカオ   感染者数  3,173人

 台湾    感染者数  1,280人(うち 35人死亡)

○ちなみに、日本における感染者数は以下のとおりです。

 日本    感染者数  5,022人(うち 131人死亡)

 詳細につきましては、下記のURLをご覧ください。

http://www.anzen.mofa.go.jp/info/info.asp?num=2010C002

これまで過小に発表されていた数字と比較するとかなり多い。ただ、寒さ防止のマスクはしても、新型インフル対策は疑問だ。

(マスクをしないと顔が痛くてまともに歩けない。)