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日々の生活にみる驚きの中国

単身赴任中の中国(大連)で日々発生する“驚き”を強引かつ身勝手な比較文化で紹介。

生活の変化(よりもどし)

2014年08月06日 | 比較文化

開発区の我が家を引き払った時点を正式帰国とすると4ヶ月目。 田舎のこと、そろそろ近所の人達もご存知で、道で出会う人から、『帰ってきたね』の愛の一声がある。 『もう行かんでもいいとね?』 やはり、飛ばされていたとの認識があるのでは?? 似たようなものだが、微妙な言い方が気になるのだ。 

家では、完璧なまでのマイペースな私生活(誰もいない、何も言われない)が、大きく変化する。 わがまま、好き勝手、自由以外なにもない単身生活。 かたや、家族といえども自分以外の生活が複雑に絡む生活に入り込む。 いつも家族のために動きまわる家内がおり、受験生、看護士、元気で外出が好きな高齢者 休みか?テストか? 夜勤か? 遊びか? グランドゴルフか? 病院か? 様々な家族の事情も無視はできない。 私は? 体重が増え、体力が落ちた中で、雑草との戦い! 犬も、鯉も餌を待っている。 

子どもたちは親は無視。 しかし依頼はある。 奴隷か・・・  老婆には気を使う(心配)し、自分が動けぬ分人(私に)にご指図はある。 家族とはこんなゴタゴタの中にあるのだろう。 

問題は外だ。 感覚が抜けきれてない、戻りきれてない部分を自覚する。 運転が雑、やることも雑。 大連滞在中以上に雑・・ ? 

開発区を歩く時、日の丸を付けずとも、日本人代表で街を歩く。 そうそう変なこともできないのが海外だ。 あれでも・・・   対中国人もあるのだが、むしろ対日本人。 狭い開発区、何を言われるかわからない。 日本を歩けば、全て赤の他人、知り合いは仲間。 日の丸もなく、我が家同然。 よって、雑 ?  最近の口癖だが、『日本人はまじめ~』 

面倒に感じるのが、ゴミの分別。 そこまで必要? だよね。 中国ではさんざん言ってきたのは私なのだ。 生ごみと電池やガラスは・・・・  でも、容器と蓋を分けるのは?? 

中国に行った時。 まじめに生活してももちろん問題は発生しない。 しかし、日本に戻るとそうはいかない。 中国人が日本で生活を始める時のカルチャーショックは、日本人の比ではないようだ。 改めて異文化を意識する。



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真似できないチームプレー

2014年06月24日 | 比較文化
ワールドカップ、日本代表はどうなることやら・・・・  過度に期待しても選手にはお気の毒な話。 FIFAランキングがどれほどの目安になるかはわからないが、そこに頼れば、これまでの戦いはいい結果なのだ。 とはいえ、マスコミの盛り上げ方は半端ではない。

選手たちのためにも勝って欲しい。 彼らに1勝もできずに帰国させるのはお気の毒過ぎる。 

試合を見ながら、いつもの発想。 果たしてサッカーは中国人に合うのか? 個人競技は何をやっても強い人が出てくることだろう。 国家政策で強化されたら、いろんな体系(民族)で、13億人のバックボーンがある。かなりの確率で上位独占出来る国である。

でも、チームプレーはどうだろう? バレー、バスケット。 中国には小柄の人もいるのだが、でかい人(民族)もいるわいるわ。 強そう~ではある。 

しかし、興奮せずとも最後に個が出るお国柄。 はたしてサッカーは?

世界のトップ選手が日本の選手にアドバイスしていた。 意外な、それでいて納得して聞ける内容だった。 

『もっと自分らしいプレーを思い切ってやれ。 機械的なサッカーでは駄目だ。 ひらめきで動け・・・・・ 』 この手の意見が続々出てくるのだ。 やはり何をやっても真面目さが出てしまう日本人。 まんざらチームプレーだけでは通じない、さすがにワールドカップのレベルである。 一定レベル以上になると個を出さないと勝てないようだ。

一方、スタンドでは日本人の試合後のゴミ拾いが話題になっている。 日本からブラジルまでゴミ袋まで持っていくのである。(TVでやっていた) 中国は、サッカーはそのうち強敵になって出てくるだろうが、こちらは当分真似できないことでは?  なにせ、あの興奮の中、負け試合でもだから・・・・  やはり世界が驚くはずである。




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怖い 市民の目

2013年12月10日 | 比較文化

テレビのニュースでいろんな問題が取り上げられるのだが、中に、同僚が住んでいるマンションのエレベーターが問題になっていた。 翌日、本人に確認してみると、『そうですか。 この前落ちたそうですよ。 私も閉じ込められた人を助けましたしね。』 よほどの状況なようだ。

この問題。 なぜTVに取り上げられたのかといえば、ほぼ100%、住民の密告、通告である。 無力の市民にとってはこの方法が一番手っ取り早い実力行使、権利行使の方法だ。 中には、嫌がらせ的なものもあるだろうが、立場を変えれば、どこで、何を言われるか? 一番怖い手段でもある。 一般市民の通告を受ければ、受けた方は動かざるをえない。 動かなければ自らが攻撃の的となる。 

スタッフとの話。 年末になるとこれまでカレンダーや手帳の贈りものがあったのだが、我が社と取引のある中資系銀行さんは、今年は食事を含めて贈り物は一切廃止との事だ。 金欠か? と思いきや、これも❝大衆の目❞だそうだ。 政府が展開する腐敗撲滅闘争はお役人対象では・・・ そういえば、銀行も国営企業だった。 スタッフ曰く、『写真が怖いから』だそうだ。 

ほとんどの人が携帯(カメラ)を持ち歩いている。 監視カメラがそこら中にあるようなもの。 生意気な態度でもとろうものなら、狙い撃ち。 一斉射撃の的となる。 かわいそうな気もしないではないが、まあ、これまでがこれまでだから自業自得のところもあるし、一般市民はそう見ているからこそ、監視が厳しくなる。 

これから、年末・春節と続くのだが、今年の冬は宴会もさぞ減ることだろう。




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特権だとしても全国に通用?

2013年12月02日 | 比較文化

中国に戻り初日の出来事。 溜まった仕事を調整する中、某お役所の方が来社されるとの事。 それも広東省から遠路の来社だ。 どうも、取引先の反面調査らしい。 

ホテルまで迎えに来てくれ! 早速来たぞ、である。 人数は6名。 重要な問題でも発生したかと思いきや、極めて健全経営の取引先で全く問題はない。 実は去年もみえたんですよ・・・・ ? "もしや”である。

調査といっても工場見学がメイン。 後は? 食事の準備と、大連は初めてだから観光に連れて行ってくれ・・・・ ??? 広東省から6名で来てこれかあ~? よほど予算が余ったのだろうか。 こちらはいいとばっちりだ。

月初、スタッフも忙しい。 あなた方とは違うんだと言いたいのだが、その筋の面々だ。 エリアは遥か違えどもむげにも出来ないのであろう、スタッフは気を使っている様子。

この方々、我が社に関係があるのか? なぜそこまで自然に要求が出来るのだろうか? 社内で当然のごとく振る舞うその姿が不思議でならない。 対応する我が社のスタッフも、どうしてそこまで気をつかうのかよくわからない。

私の関係部署なのだが、広東省は行ったこともなく、今後もお世話になることもない。 愛想を使う必要性もなく、わざわざ不満気な顔を出すまでもない。 全てスタッフにお任せ。

これだから中国での仕事は疲れる。 この手の話になかなか慣れきれない私である。



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裏切り者め

2013年10月29日 | 比較文化

休みの日、ぶらぶらとスーパーを歩き回った。 これは大連でも同じ事だが、やはり明らかに違う。 そこで感じるのは、まず店が明るい。 商品が浮き出て見える。 これも裏ワザがあるのだろうと感心してしまう。 曲がったきゅうりがあってもいいのに・・・  これはやり過ぎでは? 

そんな中で、今や秋たけなわ。 しかし、台風の影響で結構農作物に影響が出ているらしく、野菜類の高騰、魚も漁に出れずに少ないようだ。 とは言え、たけなわ。 旬と言われる食べ物が目につく。 

大連では既に白目の魚が多いのだが、日本で売られている魚は目が活きている。 今でも動き出しそうな魚が並ぶ。 時期的にはやはり青物。 サンマ・アジ・サバが店頭でキラキラ輝いている。 

牛乳もわざわざ製造年月日を調べるまでもない。 卵も安心。 野菜類も中国に比べれば無農薬と一緒。 この安心感は何とも言えない。 安心、信頼これが日本だ。

しかし、この日本の良さを打ち消すニュースが続く。 一流ホテルでのメニューの偽装表示。 確かに食べ比べて味が分かる人はほとんどいないだろうが、嘘はいかん。 高い料金をとっているのだから、詐欺行為だ。 日本でこんなことしたら・・・ 腹が立つ。

偽物がない国、日本。 信頼出来る人、物。 これはみんなで守らないと!




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エスニックジョーク

2013年08月23日 | 比較文化

以前、知人に送ってもらった“エスニックジョーク”が大変面白く、ここで改めてご紹介し、テーマを変えて考えてみた。 

まず、エスニックジョークとは、『ある民族の民族性、もしくはある国の国民性を端的にあらわすような話によって笑いを誘うジョークのこと』だそうだ。 単純に言えば、各民族の基本となる考え方・・・・ みたいな、比較文化とつながるもの。

ご紹介があった内容はこちら。

『 様々な民族の人が乗った豪華客船が沈没しそうになる。 それぞれの乗客を海に飛び込ませるには、どのように声をかければいいか? 』

・ロシア人には、海の方をさして「あっちにウォッカが流れていきましたよ」と伝える。
・イタリア人には、「海で美女が泳いでます」と伝える。
・フランス人には、「決して海には飛び込まないで下さい」と伝える。
・イギリス人には、「こういうときにこそ紳士は海に飛び込むものです」と伝える。
・ドイツ人には、「飛び込む規則になっています」と伝える。
・アメリカ人には、「今飛び込めばヒーローになれますよ」と伝える。
・中国人には、「おいしい食材が泳いでますよ」と伝える。 (今はお金か?)
・日本人には、「みなさん飛び込んでますよ」と伝える。
この後に次のように付け加えるパターンもあるという。
・韓国人には、「日本人はもう飛び込んでますよ」と伝える。

思わずうなづき、納得するというものだ。 確かに、笑いを誘うジョークだ。 やはり日本人は集団が好きで、これを“集団慣性”と言うらしい。 自分達の事なので覚えておきたい。(笑)

テーマを変えて考えてみた。

責任割合が5分5分で、車をぶつけた。 国別解決法を探る。 場所がどこかにもよるのだが、その点相変わらずいい加減な設定。 私なら・・・・・

ロシア人: 白酒で鍛えた成果を活かして、ウォッカを飲みながら決着する。
イタリア人: 金石灘のモデル学校の生徒を仲介にする。
フランス人: ? (ご縁がなく 回答不能)
イギリス人: スーツに着替え、教会で話をする。 
ドイツ人: お互いの車の性能に問題がなかったか調査する。

ヨーロッパに弱い私である。

アメリカ人: 本来、車はぶつけるものと理解しているので問題ない。
韓国人: 最近の韓国の車の優秀性を褒める。

皆様はいかがな解決方法を取られるだろうか? 問題はここからなのだが、まず日本人同士ならば・・・・

日本人: 現場検証を徹底的に行い(警察が)相互の非を明確にし、過去の事故例に沿      って解決。むろんお互い保険。 ここでも、集団慣性が発揮されるだろう。

問題は中国だ。 私も現地で運転し、幸いこれまで事故はないものの、事故現場は数多く見てきた。 日本とは全く違う。 まず、現場検証なるものはほとんどない。 警察も当事者にはいろいろ言えないようだ。 後で問題になるからだろう。

ある程度の事故は、その場でお金の決着を図る。 絶対に自分の非は認めない。 次に、いろんな手段(コネ)を使い、お金を要求する。 やっかいだぁ~。

多分、基本的な流れは間違っていないと思う。 彼らとの交渉は、明らかに不利だ。 運転は止めるべき。 これが私のラストアンサー。

再度、テーマを変えた時、こんな回答の比較がでてきそう。
日本人: 表面は許して笑顔でも、内心はいつまでも根に持つ。
中国人: その時は激しく主張するが、翌日は完全にリセットされている。

皆様お試しを。




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意外な反応“チン”

2013年08月03日 | 比較文化

私の席の近くに、荷物の納品時に検量を求める業者が頻繁に訪れる。 担当者は決まっているのだが、離籍しているとこれが厄介。 視線を感じながらじっと待たれるのである。

他の社員は意識して、私に言わすれば無理やりにその存在を無視。 私はと言えば、待たせる事が気になって仕方ない。 おいっ! 1日何度も催促する事もあるのである。 そのタイミングが実にいい事、我慢の限界で『おいっ』が出るのだが、その直前で動くのだ。 息が合うというか、そこまで読めるのであれば先に動け~っ

いい加減嫌になって、『“チン”を置けよ』と提案したのだが、無視され続けた・・・・

たまたま、日本の100均(好きでよくウロウロするのだが)で見つけ買ってきた。 会社に持ち込むと、何だこの反応は・・・ お前は頭がいい、業者と社員に馬鹿受けである。 おいおいこんなもので感心するな! 話では、この“チン”中国にはないらしい。 無視するも何も意味がわかってなかったようだ。 急な成長は“チン”も知らず、ワイヤレスのブザーしか知らない。 正式な名称は私も??

今度は顔なじみの業者は面白がって、チンチンと2度3度。 社員もなれてきれば反応も悪くなる事だろうが、私の『おいっ!』よりはいいだろう。 風鈴の音と思えば・・・



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よき時代

2013年08月02日 | 比較文化

大連に戻りさすがに過ごしやすい。 今年はここに来て雨・雲が多いようで、今日も小雨交じりの霧という天気。 しかし、日本と比べると湿度が違う。 夏は大連だ。

8月に入り、お盆、夏期休暇がちらつく。 駐在の方も帰国のタイミングを図るか、諦める(日本は熱いから止める?)かの決断の時期。 何かとせわしい感じがする。

日本にいた時に、久々に通夜に参列した。 お坊さんが故人の紹介をされていたのだが、若い頃の故人は元気で、スポーツも楽しみ、女性ながらも仕事の関係で真っ黒になって、毎日一生懸命仕事をされていたそうだ。 さぞ苦労もされた事だろうが、せわしい今の時代と比べると、はたしてどちらがいいのかとふと思うのだ。 

中国でもそんな話をたくさん聞く。 昔は確かに苦しかった、食べるものも苦労した。 今の時代、便利になったし、食べるものもある。 でも昔がよかった。 みんなそう言うのである。  

パソコンを使うと、メールが気になり、スマホを使えば、メールだ、ラインだ、さらにはニュースもテレビも・・・ 情報源が全て入る。 外出の時に電話を忘れようものなら一大事。 時代に遅れたような気になる人も多い。

物的文化と精神的文化。 人は機械ではなく、感情を持つ人である。 人として生きるとは? 哲学、宗教の世界か・・・・  そんな事を考え、久々ながら、日本でお盆を迎える。
 


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レトロ大連

2013年07月07日 | 比較文化

この手の写真はうんざりされることだろうが、見慣れていると言っても、やはり目前に見るとすごいのだ。





目立つと言えばこちら黄金のビル



近代化と言えばそうだが、観光都市を目指す大連であれば・・・ どうもおかしな方向に進んでいるように思う。 観光地の星海公園も埋め立て中、ロシア街は見事にみやげ物市場。 大連ならではのものがあるだろうに。 海産・農産市場、レトロ地区、緑の公園等々、近代化との調和は取れないものか。 ビルの中だけでは観光にはならないのだが。

実は私はロシア街の裏通りにあった、手もかけず、ある意味スラム化し、滅びかけた日本人街に興味があった。 今回跡形もなく見事に滅びていた。

大連観光として残して欲しい、レトロ大連を見て回った。 たぶんその内になくなってしまうだろう。

ロシア街では入り口のこの建物


思わず追いかけて写真を。 日本から持ってきたという路面電車。







大連といえば、何と言っても大連賓館だが、相当疲れた感じ。 




目の前の中山広場は地下鉄工事のためにこの有様。 あのたくさんのハトは? 




こちらも





中山広場周辺はレトロ色で何とかできないものか。 隣の天津街ももっと活かせると思うのだが。



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逆からの発見

2013年06月24日 | 比較文化

これまでいかに家の事をサボってきたことやら。 日本での休日、のんびりするどころか、送り迎え、草刈、庭木の剪定と続いている。 家族の一員としての役割も復活といったところ。

以前もやっていたのだが、これらをやってみて、体力の低下を再認識。 犬の散歩どころではない。 大連駐在期間中、体力維持、健康には気を使ってきた方だと思うのだが、6年のブランクは同じ作業をやってみて思い知らされる。 

もうひとつ、低下といえば、心配なのが語学力。 ここまで何とかやってきて、わずかな語学力も学習スピードの数十倍で忘れていく。 日本でも勉強すれば(するつもりなのだが)いいものを、持ち帰った本は開こうともしない怠け者だ。 いつ開くかと言えば、ほぼ毎回、大連に戻る電車の中や飛行機の中。 土壇場で焦ってもねぇ~。

いろいろありながらも、段階的に日本人に戻りつつあるのだが、
日本で生活すると、たびたび中国的思考回路になっている自分に気づく場面がある。 特に多いのは、運転する時、買い物の時、馬鹿丁寧、正直な人を見た時・・・・・ 以前はまずなかったと思うのだが、『何もそこまで・・・』と思ってしまう。 

日本人の私がそう思うのだから、外国人がみたら驚くに違いない。 郷に入れば郷に従え、とはこんな事なのか。 日本にいて新たな発見(自身の変化)もおもしろい。

まもなく大連に戻る(正式には出張)のだが、どうなる事やら。 部屋の観葉植物も気になるところ。 


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結婚式も変わってくるか?

2013年06月01日 | 比較文化

6月1日は国際児童デー、日本で言うこどもの日なのだが、何せ一人っ子の国、中国ではお宝ぼっちゃん、おじょうちゃんだ。 その催したるや日本の比ではない。 こんな日はさぞやテーマパークは多かろう・・・・ この日に、“発現王国”で開かれる結婚式に出席となった。 

中国の結婚式は、基本、人前婚。 神社(はないか)も教会も経験はない。 これまで、場所はホテル、レストランといった所だが、今回はれっきとした結婚式場。 玉姫殿。 まず言わせてもらうと・・・・ ここまでやるか?

テーマパークならではの、パレードカーで登場。



教会? でも十字架も、キリストの像もない。 とにかく聖歌隊もいて、牧師さん(らしき)人もいた。





花束のバックトスがあり、食事はガーデンパーティーとなるのだが、生演奏でのお出迎え。 







料理は豪華、何でもあり。 いつもなら白酒となるのだが、本日はイタリアのワイン。 いやいや・・・ これはこれは。 その間、さまざまな演出が続き、会場は和やかムード。 いつもならだらしなく終わる結婚式だが、会場は花嫁、花婿との写真撮影が続く。

おもてなしの気持ち溢れる結婚式だった。 だんだん中国の結婚式もこうなってくるのかもしれない。



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旅を終え思う

2013年04月19日 | 比較文化

本来、大連発信のブログでありながら、場違いな特集で大変失礼をば。 これまで、日本人から見た中国、大連。 そこでの比較文化を・・・・ 出来たかどうかは別として、一応心がけてきた。 その大連のカエルが同じ中国、と言えどもちとかけ離れたのだが、東から西の果てに飛び、違う中国、現実の中国を目のあたりにした。

お国の事情は別にして、広大な中国、想像以上に違う環境の中で、そこに人々の生活があった。 しかし、今回の旅は、私のテーマ“比較文化”には程遠いものであった。 

これまでは目に見えない文化の差の意外な発見が面白かった。 今回は、見た目はみごとに違えど、コミュニケーションが取れるはずも、機会も無く、文化、人間性等々に関しては全くもって垣間見る事は出来なかった。 

長々と旅行記を書かせてもらったのだが、報告のみで、なかなか自らものを言うところまでたどり着いていない。 

一番衝撃的、考えさせられたのがカシュガルの老城だ。 ここで見た生活、住まいは、彼らに比べればはるかに現代人の私にとって、考えさせられる何かがあった。 

文化的生活とは? 文化とは? 文化的最低限度の生活・・・・ と言っても、都市にはホームレスもいる訳だが・・・  逆に、日本で言われる、“下山の思想”、ブータンで言う、幸福度指数。 いろんな言葉が複雑に絡み合う。 

何のために、忙しく働き、物を求めるのか? 身の回りに物が溢れていればいいのか。 便利になればいいのか?  鉄骨の建物を作れば空調まで必要になる。 電気を作る為には・・・・ 結果、最初の住まいが費用、犠牲対効果を考えればかえってよかったのでは? 本来あったであろう快適な環境を捨て、少し便利になる為に、いろんな犠牲を払い、体にストレスを溜める。

同じカシュガルでも、漢民族の居住区は大型マンションが建っていた。 彼らはそれをどう見ているのだろうか? お祈りを毎日欠かせない彼らは、この地にあった、マイペースの生活をしたいのでは? ふと思った。



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意外な展開 高速鉄道

2013年04月02日 | 比較文化

高速鉄道もそろそろ話題に上らなくなり、普通になってきたのだろうか。 試乗の時期が過ぎ、話では意外と利用客は少ないそうだ。 加えて、飛行機が割引しており、むしろ飛行機が安くて、早くて、到着後も便利とか。 期待ほどの人気はないようだ。

冬場は時速200kmでの慣らし運転をしていたが、ニュースでは5月21日より時速300km運転に変えるそうで、“3時間でハルピン”が現実となる。 しかし、それに応じて、運賃も40%UPになるそうだ。 

ならば飛行機で・・・・ 当然の動きだが、意味不明な意外な展開。 『これを受け、1日より競合する航空便である大連~長春、大連~ハルビン便が暫定的に運航停止となった。』 ? ?  何で? 私には理解できないのだが。

何の為のスピードアップ? 利用者の便宜の為であり、経済活動の活性化のためでは? 日本人には説明できない展開となった。 これには反発も出てきそう。



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女尊男卑

2013年03月08日 | 比較文化

3月8日は“国際婦人デー”。 中国では午後は女性は休み、仕事をすれば割増賃金。 それ以外に金一封。 何でもお金の中国だ。 以前聞いたのだが国営企業のその金額もそれはそれは・・・ おみごと。

こんな風習はいつから生まれたのだろうか? かつては全てが国営、その時代に会社からお金を引き出す口実で始まったとしか思えない。 中国人は世界中がそうだと思っている。 『世界は知らないが、日本はないよ。』に意外な反応。

総じて強い中国の女性だが、この日男性はまたもやプレゼントするのだろうか。 
 


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大連で家を買うメリット

2013年03月02日 | 比較文化

日本人にはよくわからない、都市戸籍と農民戸籍。 結構この戸籍で縛りがあるようで、学校に行くにも出生地で限定され、農民は農地があり、定年がない・・・ と言う理由から? 年金にも格差がある。(むろん都市戸籍が有利)

戸籍の移動は面倒なのだが、簡単なのは都市に投資をする事、つまり家を買えばいい。 ということで、不動産バブルと言われて久しいのだが、東北三省の人は大連で不動産を求める傾向が強い。 規制が入りそれも難しいと聞いていたのだが、改めて改正され発表された。

大連ではといっても、地区によって異なるようだが、住宅70平方メートルで戸籍取得が可能。 従来は金額の規制だったのが、面積に変更され緩和されたそうだ。 ただし、大連市内で合法的で安定的な職業に就く居住者のみ。 つまりは住み着けばということだが、抜け道は何とでも出来るはず。 

投資と言う意味では、業務用物件50平方メートル以上でもOK。 ちなみに、旅順口区は商品住宅は50平方メートル以上、非住宅が30平方メートル以上、大連新区では面積の規制はなく、購入すれば認められる。 結構融通が利きそうな(ここが問題)規制だこと。

これって、都市化を推進すると言う目的。 もう一つはバブル崩壊を防ぐ為に都市部の不動産の在庫処分を早める為では? このタイミングが意味するものは一体??? 
ただ、希望する人にとってはチャンスでもあるわけだ。 これでまた不動産に動きが出てくることだろう。


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