日々の生活にみる驚きの中国

単身赴任中の中国(大連)で日々発生する“驚き”を強引かつ身勝手な比較文化で紹介。

これで安心??

2009年09月30日 | 大連生活
拡大を続ける新型インフルエンザ。正直、どの程度の感染症か判断できていない。
ただ、無菌状態の日本で拡大するのだから、有菌状態(?)の中国。覚悟するしかない。
 
ついに、近辺企業でも休業する所が出てきた。もはや身辺に迫っていることは間違いない。『人ごみを避けろ』と言われても、何処に行っても人ごみの中国。そうもいかない現状がある。

明日から中国は国慶節、中秋節と大型連休に入る。今日から休みのところもあり、すでに帰省も始まった。都市部から地方へ菌を持ち帰るのだ。中国の食生活、日ごろの密集度からみて一気に拡大するのは間違いない。

近所で、新型インフルエンザの指定病院も発表されたが・・・・誰が行くものか。かえって危ない。

もしも感染したら・・・・どうにも出来ない.中国の病院には決して行かない。保存食を食べつくし、一人、ただ耐えるしかない。気力で治す! 治れば・・・・ 

唯一の対策と、日本の友人に“タミフル”を頼み込んだ。

念願の“タミフル”今日手元に届いた。これは大きな心の支えだ。安心。安心。

ただ・・・・・
袋に、「たぶん成人男性用」と書いてある。 んっ?
男性用? 薬に男性用、女性用と区別があるのか?

たぶんとは? 

簡単に手に入ったとは思えないが、一抹の不安が残る。やはり最後の手段となりそうだ。(服用方法は今調査中)

連休明けの中国が怖い。


さらに続いた 怖い話

2009年09月28日 | 大連生活
先日、カラオケに監視カメラの設置を紹介したが、まだ次の話があった。さすが中国を思わせる。

『密告』だ。 密告者には5,000元の謝礼が渡されるという。

これが中国人同士ならまだ怖い。“仕返し”がある。実際に、数年前だが、会社の近くの村で殺人まであったそうだ。

ただ、日本人が的になると厄介だ。理由は関係ない。邪魔だと思う日本人を狙ってやられると・・・・

全く困った国である。

** お断り **
関連記事で方々より『気をつけろ』とのメールをもらう。どうも、中国に単身赴任というだけで大きな誤解があるようだ。私が“怖い”といってるのは中国政府のやり方であって、私自身のことでは決してない。私は、きわめて潔癖な生活 どうかご心配なく。余計な心配・・・・


ここまで来た・・・カラオケ事情

2009年09月26日 | 大連生活
中国建国60周年・・・・かもしれないが、ここまでやるか。

中国の一大イベントの前には、必ずやってくる日常を全く無視した取り締まり。今回は相当本気!!

中国への出張者、駐在者がよく利用するカラオケ、今、悲惨な状況だ。毎日の突然の立ち入り調査。まず、客の隣に座ってはいけない。肌が出る(?)服はだめ。チャイナドレスもだめ・・・(ある意味これは不思議?)中国の伝統では?

お店も、それではと、全ての店で女の子の服装が、事務服風の制服に変わった。
次に来たのは・・・これが驚き。全ての店に監視カメラを設置し、常に警察で監視できるようにした。いやいや・・・これには本当に驚いた。

では・・・・もしも違反したらどうなるのか? その違反も、どこがいけないのか、かなり曖昧・・・

これまでの調査では、人脈で立ち入りさえなかった老舗(A店)が、営業停止に。違反者の話だが、反抗的な態度もあったらしいが、本人(女の子)は20万元(約300万円)の罰金、お店の女の子、金額は違うが、全員が罰金だったとか・・・・うそでしょう・・・とてもまともには信じられない。た

これにより休業する店が急増、女の子もそこまでのリスクは負えず、休むしかない。

法律では5,000元~30,000元と規定はあるそうだ。お店は3ケ月~6ケ月の営業停止。このやり方に、公安(警察)のポケットマネー稼ぎ・・・・とみんな口をそろえて言う。これが中国の実態なのだ。

60周年かなにか知らないが、北京で軍事パレードをやるだけではないか。夜の世界で仕事をしている人はたまったものではない。死活問題となっている。

さらに怖い・・・・
真の目的は? この手の商売。やはりまともな申告はない。働く女の子は、一般の会社で仕事するよりも当然給料は高い。でも所得税は払ってない。ここが本当の目的ではないのか。(こんな見方も・・・)

だとしても、中国は二重帳簿の社会。どんどん格差が広がる。ただ、やるのであればここではないだろう。金持ち連中は強靭な人脈で自らを守る。

ここまで出来るのが中国。ぞっとした。監視される国民はどこまで我慢できるのだろうか?



人間改造・・・・・可能なのか?

2009年09月25日 | 比較文化
私が知る中国人で一番日本語が上手な人、薫氏。 私以上であることも間違いない。 この人のセミナーは迫力があり、いつも大勢の参加者がある。

今回のテーマは 『異文化における人材マネージメント』 。私が一番興味ある内容だ。

まずこの質問から始まった・・・・・

友人が運転し、あなたは助手席。友人が信号無視で通行人に怪我をさせた。相手に怪我は無いが、怒って警察官を呼んだ。あなたは友人が信号無視したことを警察官に正直に話しますか?

さらに内容が変化し、質問が続く。
① もしも友人ではなく、父親が運転していたら??
② 父親が運転し、相手が入院を必要とする怪我をしたら??
③ 父親が運転し、相手が死亡したら??

この質問は、実は、会社で不正行為を目撃した時に、報告するかしないか? なるほど・・・・・そうきたか。 こっそり社内でテストしてみるか?? でも、するまでもなく、誰も報告はしないだろう。

ある日系トップ企業の幹部にアンケート調査した。結果、
中国人が考える 『がんばる』 とは 60%~100% と回答。 それ以上はない。日本人が考える一生懸命とは程遠いものがあるようだ。

なぜか??  比較文化が展開された。

① 長期決済主義(日本) と 短期決済主義(中国)
日本人は会社の将来像を語る。だが、中国人は目先の利益優先。長期の夢を語っても何の評価もしない。(笑われる)・・・・・笑うなっ! まず、夢の共有は不可能だと知るべし。

② 集団主義(日本)と個人主義(米国、中国)
ただし、米国の個人主義 ⇒ 水平型個人主義   チームの利益を優先
     中国の個人主義 ⇒ 垂直型個人主義   個人利益の最大化

なるほどね。

③ 普遍主義(欧米)と特殊主義(日本、中国)
日本、中国は 罰則規定やルールに対し、人(社員と幹部)によって臨機応変に対応する。これに関しては日本人も何も言えない。

④ 特定関係文化(欧米)と発散関係(曖昧)文化(日本、中国)
特定 ・・・ いくら親しいとはいえ、一線を引く(ベッドルームには入れない・・)
発散 ・・・ 一定ラインを超えれば、何でもあり。

基本的にこれだけの相違があると、教育とは 『人の改造作業』 だ。 人材育成は非常に無理がある。 もちろん、それをやろうとする日本人はそのテクニックも、教育も受けてないとバッサリだ。一言もない。

日本人の任期が3年~5年 であるのに OJT教育も無理。悲惨な現実を見続けているそうだ。骨折り損ということか。

ではどうするか?
中国での人材マネージメントでベストな方法 ⇒ 『使い捨て人材戦略』 しかないと断言する。

必要な知識を持っている人間を採用して、期間、目標を達成したら辞めさせる。ただ、日本人がそれを実行できるかどうか?

スキルアップする人は、金銭、将来を考え、転職を動機として持つ人であり、安定社員(転職志向なし)は『習得する意欲』は弱い。 それを発揮させるには別の “動機付け”が必要だという。 あくまでも、今の会社の将来の夢ではない。

性善説、性悪説の話がまだいい。 日本に帰りたくなった。 オウム真理教の世界なのかもしれない。

とはいえ、そうじゃない社員もいるような気がするが・・・・そう思うのが甘いのだろうか?


謝罪が存在しない文化・・・・?

2009年09月25日 | 比較文化
外注に出した業務で一方的な先方のミスが発生した。その事実関係を確認する為、関係者一堂集まった。

話を始める前に、すでに中国人同士でがんがん責め合っている。というか、言い訳合戦という感じ。一度黙らせ、(これがまたそう簡単には黙らない)事実を時系列に整理、確認していく。すでに全員が原因は承知しているのだが・・・・

『そこで、私が余計な事をしたかもしれない・・・』『私の上司が正しく情報を流していないかもしれない・・・・』 ここまでは認めるが、謝罪は一切口にしない。自らのミスは絶対に認めようとしないのだ。むしろ、『私はあなたの為を思ってやった。結果はよくなかったが・・・』 でもここまでだ。

何も『謝ってくれ』と言うのではないが、これは日本人ならば、素直にまず謝罪の意を伝える場面。気持ちの上で、解決のスタートラインにも立てない。

帰社の途中、車の運転を見て、確信する。この人達は人の迷惑は関係ないのだ。お互い様という寛容な気持ちか? ゴミを捨てるのも、掃除する人の仕事を無くさない為か。

この国が地球温暖化対策をどう進めるのか? 先進国の過去を叩くだけ叩く事だろう。 またもや、外資系企業がいじめられる。新型インフルエンザ・・・・咳き込んでいるのに、マスクもせず出社する社員。警告文も関係ない、無視だ。全く迷惑な話だ!

中国はなぜ疲れるのか? 今日はさすがに中国(文化)にうんざりした。





中秋節の月餅

2009年09月21日 | 比較文化
今年は新暦で決まる国慶節と旧暦で決まる中秋節が重なって長期の連休となる。官公庁、銀行は振り替えもあるが、10月1日から10月8日まで休み。


不思議に思ったのだが・・・・『国慶節の時に大連で何か催しがあるのか?』と聞いたところ、『60周年は国の事、地方は関係ない。』と・・・・なぜに、そうなるの?? よく理解出来ない。

建国60年もたってる国が、軍事パレードが祝典の中心と言うのも情けない気がする。この大国はこれから何をしたいのか。

一般国民にとって、国慶節はそれだけのこと。それよりも、中秋節の月餅を誰に、どのレベルで贈るか・・が大問題。よっぽど現実的だ。写真は毎週、休みの日に出掛けるスーパー。月餅売り場がすらりと並ぶ。

これぞ“過大包装”。世界一間違いない。 見栄っ張りの中国人、ここまでやるか。 この包装代(中身は一個食べれば十分)決して安くない。パッケージ会社の方は是非中国に進出すべし。







社員旅行 食事編

2009年09月20日 | 比較文化
社員旅行シリーズ 本渓編 瀋陽編 に続き 食事編 やっと比較文化へ

写真は昼食のメニュー。そして・・・・手元にあるのは これだけ



ご飯、スープ、野菜、揚げ物、煮物・・・・・これを湯飲みが少し大きいほどのお椀とスプーン、割り箸で食べるのだ。 これが日本人には難しい。

まず、ご飯をとる。その後、食べたいものをその上に乗せて食べ、次のものを乗せて食べる。 一旦ご飯が無くなった時点で、スープを入れる。 その繰り返し。

要は 『猫まんま』『ぶっ掛け飯』状態。

自分のほうはいいが、皿の方は??

8人がおんなじ皿をつつき合う。まるで鶏状態・・・

問題は魚、鶏肉の骨。テーブルに直接置くしかないのだが、これにはかなりの抵抗を感じる。ナプキンを広げ、せめてその上に。

ここで新型インフルエンザが流行したら、100%感染する。じたばたした所で、ここは中国だ。 怖っ!


全観光写真はこちらで紹介!! 時間がある方に限定。(10月19日まで公開)




社員旅行 瀋陽編

2009年09月20日 | 大連生活
二日目、瀋陽といえば今は遼寧省の省都。かつては清朝時代の都である。歴史ある瀋陽の街を歩いてみたかったが、全てバスの中。ごちゃごちゃした街・・・・が第一印象。

あくまでも私のブログらしさを追求!!

面白かったのは、輪タク。たくさん走っていた。一回2元という。



この日は、まず瀋陽故宮へ。


続いて、96年に開催された世界花博会場へ。世界一の公園と書いてあったが、とにかく広い。東門から入り、南門での集合。予想通り・・・みんながそろったのは30分遅れ。当然の結果だった。


観光写真は下記に紹介するとして、驚いたハプニングのみ。

その1
この看板だ。 全く理解できない。食べ物を売っている。中国人に聞いてもわからないという。



その2
このおじさん。足が悪いらしく、びっこを引いて歩くのだが、器用にも頭の上にペットボトルを乗せている。


空きのペットボトルを集めているらしく、みんなで呼び戻し、バスの中から大量のペットボトルを提供した。突然の大量の収穫物で、見送りまでしてくれた。その笑顔が可愛かった。


全観光写真はこちらで紹介!! 時間がある方に限定。(10月19日まで公開)






社員旅行 出発から本渓編

2009年09月20日 | 大連生活
2年前、丹東旅行以来の社員旅行に同行。今回は一泊で本渓と瀋陽へ。高速で片道5時間、朝5時の出発だ。

まず、個人的楽しみはこの写真。バスに乗ると、空腹になったら『勝手に食べろ』の品々。前回も笑ったが、今回もこの通り。


パンと牛乳は理解できるが・・・・・大きすぎるソーセージ、キュウリ2本、ゆで卵(アヒルと鶏)計4個、難解なのがきゅうりの漬物???

片道5時間、バスの中は早速トランプ(例の難しい大連ゲーム)。私は、団体行動のために配られた帽子に落書きを始めた。 みんなには受けたが、これが失敗。 『我是日本人』がまずかった。買い物する時に高くなる・・・・・

本渓にはいると、まるで日本の風景。久々見る山並み・・・・ときれいな川。この地は、石と化石の街のようだ。道端にはいたるところに大きな大理石が並べてあった。博物館では水晶その他大きな石、古い化石等が展示してあった。 その後、鍾乳洞へ。これはすごい。見せ方としては山口県秋吉台がはるかに上だが、規模が違った。ボートに乗って2,800m奥へ入る。ディズニーランドの世界だ。


幻想的な世界だ。

ただ・・・・いかにも中国。 ボートを操縦する案内人。垂れ下がる大きな鍾乳石に頭がつかえそうな場所を選んでコースを取る。これだけの自然の造形物を説明するでもなく、全くの無言。無愛想。少しは気を使えよ・・・・

もうひとつはこの運転手、これまた、急発進、猛スピード、急停止。おいおい・・・ブザー位は鳴らせ。


その後川くだりへ。なんのなんの・・・自分たちで勝手に下れだ。 はいはい・・・

若干の急流地点


全観光写真はこちらで紹介!! 時間がある方に限定。(10月19日まで公開)





危なかった・・・初めての検問

2009年09月17日 | 大連生活
現在、大連で防犯を目的とした取締りが強化されているのはすでに紹介したとおり。マンションでもいたるところに警告文が貼り出されている。本気でやるようだ。領事館からも再三メールで、常にパスポートを所持するよう注意が入ってくる。

実は、明日から社員旅行で瀋陽に出掛ける。広い中国、出発時間も朝の5時。仕方なく、マンションまで車を運転して帰ることにした。

なんと、高速入り口で検問だ。今まで免許証を提示したことが無く、なんとなく、ワクワク・・・ はいどうぞ! その後何か言ってる。専門用語がわかるはずもない。偶然通りかかった会社の同僚が来てくれた。車の所有証明書とパスポートを出すように言ってるらしい。所有証明書? そんなのがあるのか・・・

やばっ・・・パスポート。持ってない。500元の罰金だ・・

ところが、その警察官、以前会社の警備をお願いしていた担当の警察官だった。私が思い出した頃、相手も思い出したらしく、「あ~ お前か・・行っていいよ。」 やった!! 顔見知り、顔見知り、田舎でよかった。

車に乗るには、免許証、所有証明書、パスポートが必要ということが今頃わかった。




高速鉄道

2009年09月16日 | 経済動向
会社の近く、大連からハルピンまでの高速鉄道の工事が急ピッチで進んでいる。

コンクリートが伴う工事はマイナスになる冬場は完全にストップする場所だけに、今は最後の追い込みといったところ。

現在の状況・・・・すでに橋げた?が乗ってきた。この場所はついこの前、強制退去があったところ。早い!



300kmを超える高速鉄道。まず2010年には瀋陽まで開通と聞くが・・・

いずれにしろこの手の公共事業が今の中国経済を引き上げている。ばんばれ! がんばれ! 

いつか一度は乗ることになると思うが、前線開通半年以降をお薦め!



大学生の就職活動

2009年09月13日 | 経済動向
中国では9月に新学期が始まる。就職難のこの時期、日本同様すでに就職活動が始まっている。

日本語を勉強した学生の就職先として、コールセンターがある。日本で、パソコン、機械の使い方がわからない時の問いあわせ先が中国にあるのだ。日本人は海外に電話してるとは気づかない。(むろん料金無料、あるいは、国内電話料金)

この手の仕事の初任給は通常の2倍以上。驚いた! それでも日本に置くよりもいいのだろう。大連地区は日本語を勉強する学生も多く、日本向けのコールセンターの設置場所としては適地。学生にとっても給料面では憧れの職場のようだ。

私が聞いたのは、日本企業ではなかった。アメリカのPC会社。なるほど、確かにその会社の製品は日本でも販売されている。それもありだ。全てが国際的・・・・・


『一緒に散歩』シリーズ

2009年09月12日 | 大連生活
今日はルートを大幅に変更、イメージ的には普通とは逆にスタートして、工場団地を大きく回りこんで戻る・・・・ 新たな発見を期待して!

散歩道としてはこんな感じだ。さすがにきれいに整備してある。



オブジェを作る会社か?



途中、カゴにシャンプー等を入れて銭湯に行く女性達と何組もすれ違う。普段社員寮に住む人達。土曜の午前中??ちょっと不思議。

大連岩谷を右折、オムロンの後ろに出た、隣はスター精機。でもこれは高圧線。建物よりも下にある。

高圧線ははるか下。これってそのまま残すのだろうか?


さぁ~ この道はどう渡るのか?


理解できなかった看板。 『ラーメンの兄』???



ほぼ予定通り、迷うことなくいつもの繁華街へ。ステージでは英語塾のイベント中。(10歳以下)。どこの親も一緒だ。


花ではない。すでに枯葉が・・・ もうしばらくだ。



都会の中、まだまだこんな風景も・・・・『今日は売れたか~ ?』


このお店で、トマトと採りたてのトウモロコシを購入。



中国に来て初めての経験!!!
横断歩道ではあるが、信号の無い場所で車が止まり、手で『どうぞ・・・』。女性ドライバーだった。 どうしてこんなことに感動するのだろうか??

秋晴れのいい天気。 だが・・・・バスの排気ガスでのどが痛くなった。やっぱり散歩は山がいいかも。

本日のルート 8,000歩 



昨今の大連

2009年09月09日 | 比較文化
今大連ではダボス会議開催中。市内はマイカーの急増で交通渋滞が発生。奇数日、偶数日で、車両ナンバーで規制が行われている。

一方、夜の世界も閑散としている。地元でなく、北京から風俗営業の取締官が多数大連に入っている。こんな時に何を好んで出掛けるものか・・・営業妨害もいいところ。

この影響は一般住宅も例外ではなく、いきなり公安の立入りも行われる。(居留届けの検査が建前・・・実はこれも風俗営業の取り締まり)

この後、20日からは世界服装紡績品博覧会(ファッションショー)があり、10月1日は北京で軍事パレードというか、国慶節(建国60周年)と続く。

日本では19日から連休のようだが、中国は10月1日、国慶節から公共機関は8連休。一般企業も短くても6連休。国民の関心はこちらにあり。その間中秋節、公私共に“月餅”を贈る。(日本で言う、お中元、お歳暮みたいなもの)いずれにしろ仕事が手につかない状態では??



50年前に会いたかった 『老年組』

2009年09月07日 | ハプニング
大連は若者の街、ファッションの街といわれる。その中で、『老年組』とは・・・

トップスターは年齢、少なくとも60歳以上、最高は80歳を超えるおばあちゃん達。しかも身長175cm以上、最高は185cmとくるから驚きだ。それも・・・・・そのどでかいばあちゃんが400人。 

このおばあちゃん達、真剣にファッションモデルのレッスンを行い、今や世界中から声がかかり、海外公演までするツワモノだ。 (9月は日本でも予定されている。)

取材に出掛けたのは土曜日ということもあり、朝10時からレベルにあわせ各2時間、5回のレッスンが行われた。総勢200名は見たことになる。どでかい女性に囲まれると小さく見える、指導者の王先生。食事も無く精力的に指導されていた。

何がすごいか・・・
想像して欲しい、でかい・・・・ それが姿勢、スタイル抜群。後ろから見ると(失礼)今だ20代。その迫力はとても伝えることが出来ない。みんなオシャレで、足が長く、街を歩く若い女性よりも抜群にスタイルがいい。(あくまでも後ろ姿)。 前は・・・・50年前はすごい美人だったと思う。間違いない。

後は写真で
この迫力はすごい





指導者の王先生


ここまでくると 優雅・・


この方、本日最高年齢74歳。とは言えトップクラス


休憩時間・・・・うるさいうるさい。喋り捲る


トップクラスの勢ぞろい



こちらは、トップスターにあこがれる、午後の部のまだ若い生徒さんたち。




興奮気味で手ブレの写真ばかり・・・・
同僚いわく、『趣味が変わりそうですね・・・』 確かに


9月20日放送の NHK BS1 『地球アゴラ』を是非見て欲しい。
若さ・美を保つ秘訣を紹介。