日々の生活にみる驚きの中国

単身赴任中の中国(大連)で日々発生する“驚き”を強引かつ身勝手な比較文化で紹介。

日本人との絶対的な相違点

2010年05月31日 | 比較文化
先日、かつての中国語の恩師の卒業論文作りを手伝った。彼女は日本文化を研究し、日本人の宗教観、それがどう生活に影響を与えているかを掘り下げてゆきたかったようだ。日本語のみならずも、よく勉強しているとひたすら感心した。

私も比較文化に関しては専門分野。相手も日本語はもちろん、日本の宗教をしっかり研究しており話を進めるにあたり何の問題もなかった。二人で丸1日宗教観、文化、中国人と日本人等々を議論し、文章化していった。その過程の中で、日本人でありながらも改めて気づくことがたくさんみつかった。

結論の部分を一部ご紹介。

日本人は無宗教と自ら言う。(もちろん中国人もそうだが)ところが、、神道で言えば、初詣に行くではないか。神社に行ってお祈りし、お守りを買うではないか。仏教で言えば、お盆には帰省し仏壇の前で手を合わせる。除夜の鐘を聞いて年越しを実感する。この時点ですでに神道、宗教は生活に影響を与えている。

そこには、『神よ・・・』と言わないまでも、一人ひとり、“心の支え”、“よりどころ”があると言える。逆に言うと、車を買ったら神社に交通安全のお参りに行かないと気がすまない。お盆にはお参りしないと心苦しいと言う感じがする。つまり、お参りしたという時点で自らの宗教観において精神的安定を獲得している。つまりは“よりどころ”となっている。

中国人にはどうだろうか?
日本人のような宗教観はない。つまり心の支えがなく、親親族、親友にそれを求める。だからこそ、日本人から見ると異常なほど(?)大切にするのだ。こんな見方も出来るのではないか。親族以外は同級生、同僚であろうと皆ライバルと捕らえる。知らない人は警戒する。

物に対してはどうか。
安くていい。壊れたら買い直すだけのこと。手入れもいい加減なもの。一方日本人は、大切に使い、物に対して“愛着”さえ感じる。お気に入りの服は長く使用し、捨てる時には心苦しささえ感じる国民だ。無宗教といいいながら、やはり日本人の生活には神道、宗教はしっかり根付いているような気がしてきた。

日本においては多神教、汎神教である。それでなお、他の神(宗教)を否定することは無い。 『神よ・・・』と言いながら、スンニ派、シーア派のような、訳のわからぬ争いも無い。本来宗教を必要とするのは、人間の弱い部分を支えるため、つまりは心の支えなのだ。

それにしても、日本人は日本発祥の神道があったにもかかわらず、都合よく宗教を取り入れたものだ。

その宗教を教えたはずの中国には今は無い。経済発展はいいけれど、精神的成長、文化的バックボーンの構築には程遠いような気がする。先進国に仲間入りするとはそういうことだろう。元来歴史ある国、誇り高き民族であるはずの中国。その崩壊の原因を、日本人は簡単には理解できないだろう。

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今日の風景

2010年05月30日 | 大連生活
週末から半袖での外出は迷うような気温となった。遅れていたアカシアだが、市内では“アカシア祭り”も始まっている。

アカシアも赤、白があり、中間色も見られる。偽アカシアも多い。(本来のアカシアとは花のつき方が違うようだ)今日は道端で見つけた赤のアカシア。多分これが本物のアカシアだと思う。


帰り道、ビルの解体が行われていた。

経済開発区として開発されたこの街、ビルの寿命から見ても今後解体工事が増えることだろう。

大きな鉄球を中心の柱にぶつけてて、まもなく倒れそうな状況。野次馬も見守っている。確かに道路は封鎖しているが、歩道は小走りで通行可能。というか、テープは張ってあるが障害物にもならない。対策はした・・・という証明づくり。後は自己責任となるのは確か。


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スーツ完成

2010年05月30日 | 大連生活
“試しに一着”のスーツが完成した。

事前に完成した旨の電話があり、その対応もきちんとしていた。

生地は指定の生地。まず一安心。お店に出掛けると試着しろと言う。当然だが・・・・ 『通路でかい?』 採寸はともかく・・・ 一応、生地を載せた台の内側に入って試着。といってもオープン。この国はトイレの仕切りもないのだから気にするのは所詮自分だけ。

お~っ、いいじゃないですか。満足のいく出来上がり。やはり世界のブランド品の生産基地だけある。

最終確認までボタンホールは付けてなく、2時間後出直し。体型が変わっても、補整は無料でするから持って来いとのこと。アフターもいい。

でも、ケースを見て驚いた。


たぶん、割り箸のケースと一緒だと思う。日本食の店で出される割り箸の袋は、日本で使われるいろんな店の名前が入っている。有名ファミレスやANAもあった。

こうなると、いい生地を探しさえるれば全く心配しなくてよい。中国で、ここまで予定通り進んだことは初めてではないか? 今回の挑戦は大成功。

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最低限、人としてこれでいいのか?

2010年05月28日 | 比較文化
今日の出来事

毎日片道40分の通勤。まず事故を見ない日は無いといってよい。癖が悪いのは、現場保存するために、長時間動かさない。車は渋滞・・・・困ったものである。近いこともあったのだが、歩いて帰ったこともある。

今朝は
道路に人が転がっていた。周りの人は知らんぷり。なぜか?

理由その1:
その後の補償を引き上げるためにオーバーな演技かもしれないから。

理由その2:
救急車を呼べば、救急車代を立て替えるはめになるから。聞いた話では、お前が動かしたからひどくなったと責められた人もいるとか。

私も、相手が日本人、外国人で無い限り、助けようとは思わない。演技の邪魔しても悪いし、まして戻るはずも無いお金を払わされるのもたまらない。ただ、実際、そんな場面に出くわしたら・・・・・無視したとしても、その後その場面を忘れることは出来ないのではないか。あれは演技だと思うしかないのだろうか・・・

信じられない人のために関連ニュースで証明。
警察官が、事故で倒れた人のために自分のお金を出して救急車で病院に運んだ。これを美談として新聞で紹介された。 何がなんだか・・・・・全く

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如何に稼ぐか・・・・・

2010年05月27日 | 比較文化
賃金格差が広がる中、その中の中間層においても、複雑な心境が見え隠れする。新築マンションが続々建ってくるのを見て、Aさんが買った。Bさんも買った・・・・マンションを買わないとまるでおちこぼれた感じがしているのではないだろうか。自宅ならまだしも、マンション経営している中国人は何も富裕者層だけでなく、中間層まですでに広がっている。株式投資している者も結構多いと聞く。その次に来るのは車だろう。

当然ながら、普段から自分の給料、収入に関して最大限の関心を持つ。会社内では同僚間と比較。社外では同業他社と比較。その情報網たるや、実に見事だ。給料が支給されると給与明細書を見せ合い、検討会をする。(と思われる。)タクシーの運転手とも、お前はいくら稼いでいる? 私はいくらだ・・・・こんな会話が平気で飛び交うのだ。

仕事柄、他社の支給状況を調査したり、相談したりとこちらも大変だが、やはり各社支給形態が異なり単純に比較は出来ない。ところが、社員側は他人、他社と比較して部分的に数字を捕まえ、だめもとでも単独賃金交渉に出る。管理者層は実に大変だ。正直、日本人にとっては、またお金か・・・うんざりする。

でも、相手にとっては当然の権利・・・抗議でも、苦情でもない。要求なのだ。辞めれば・・・と言わせない独特の交渉術を心得ている。というか、中国では、日常生活でもこれが出来ないと負け犬になってしまうのかもしれない。物を買うとき、どこまで値切り倒すか・・・値切らないと損するのは自分だけ。これに似たものを感じる。

マンションを買えないのは給料が安いから・・・自分の能力、技能ではないのだ。悪いのは会社とでもいいたいのだろう。

中国のイメージは“ニセモノ”“お金、賄賂”“自己中心”・・・・・ 滞在丸3年。私は中国が好きなんだろうか?
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中国の“おかま”事情

2010年05月26日 | 比較文化
“おかま”と言えば、タイ、フィリッピンというイメージが強いのだが、中国でもその動きがあるようだ。

今日のニュースより

『最近、中国本土で男性アイドルオーディション番組から人気に火が付いた「偽娘」ブーム。「偽娘」とは単に女装する男性というよりも、女性により近い美貌や体つき、魅力を天性に備える男性のことを指すが、この番組に出演した四川省出身の劉著さん(19)の美しさは、多くの人々を魅了した。彼のことを「劉姐」と女性の呼称で呼ぶ人もいるほどだ。(25日付の中国系香港紙・文匯報が中国通信社の報道)

国内の書店では今、このブームに乗り、関連本が続々と発売されている。「偽娘養成マニュアル」「女装男子変身ガイド」「偽娘白書」などのたぐいで、ターゲットは女装初心者の男性。化粧法やスカートをはく際の悩みの解決方法などを紹介しているのが特徴だ。

一方、これに対抗する形で出版されたのが、「男たちを救え」。著者は中国社会について「われわれ男の女性化がますます進んでいる」と警告。「(男女)混合の流行文化と国内の教育システムが男子としての気概の発展を妨げている」と指摘している。』

それにしても“偽娘”とは面白い表現だ。何でも偽物の国だ。日本でも男性が化粧したりする時代だそうだ。私は髭剃り後のクリーム(実はハンドクリーム兼用)、頭は洗顔石鹸で十分。(どこまでが額で、どこから頭か区別できない)こんな人間にはとても理解できない話だ。

結局は
ファッション雑誌もそうだが、日本のファッション雑誌がそのまま翻訳され中国で販売され、多くの人が読んでいる。ネールアートもそうだろう。海外の新しいものにパクリと食いつく。それがインターナショナルというところかもしれない。

TV放送も、ほぼ日本か韓国の番組構成をこれまたパクリ。若者に与えるその影響力はすごい。外国人はTVで見るような豪華な部屋でみんな生活していると思い込むことだろうし、ばかげたお笑いも全て許されると思うことだろう。さらにその上をやろうとしているところはぞっとする。

ただ、日本人でいう、神道、道徳、基本となる常識、基礎教育のような元となるものが、外国から新しいものを入れた時に、彼らはしっかり認識しているのだろうか? やはり基本の上に遊びとして、余裕としてあるものと、ただうわべだけが流行していくのとは大きな違いがあると思う。戻ると所が無い。基本となるものが無い事は致命的な事だ。


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絶対新手

2010年05月25日 | 大連生活
状況は中国どこも一緒であろうが、大連でも車が急増、事故も急増。どうしようもない。広いと思っていた道も、渋滞する。

レストラン周辺は車道も、歩道もなく駐車。歩くのも苦労する。休日のショッピング街は手を付けられない。それでも車で出掛けるのだ。駐車場も整備が遅れ今後どうなることやら。

会社でも免許をとる者が増えた。2,000元~2,500元程度で、学校に通う。2ヶ月弱で手に入れてるようだ。

一方、バイクはまだ地元では免許無しでも乗れると言う。地元から通勤する社員はほぼ無免許。無論事故を起こせば保険は効かない。会社としても免許、保険を奨励し手当てを準備しているが一向に進まない。警察が認めてるわけで、禁止は・・・?最後はやるしかないが。

新米ドライーバーはそれこそ怖い。こんな状況で、乗るのだからその根性はたいしたもの。日本では若葉マークがあるが、中国ではない。ただ、時々、『新手』と紙に書いて車に貼っている。先日、『絶対新手』と張ってある車を発見。意地でも運転するか・・・・思わず笑ってしまった。

でも、貼るだけもえらい。その程度の控えめな運転をしてもらわないと、マイペース過ぎる。本当にわがままな運転だ。むろん歩行者もわがまま。ルール、規則、譲り合いなどあるわけがない。もうめちゃくちゃだ。

私の通勤バスに飲酒運転の車が接触。帰りの時間、まだ6時前。飲酒運転とは・・・・とたんに野次馬が接触部分を確認に集まる。ここは4車線の真ん中だ。全くお構いなし。あんたにゃ関係ないでしょう~が・・・・




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試しに一着

2010年05月23日 | 経済動向
目的もなくぶらぶら散策していると、スーツの生地を売ってる所に入り込んだ。周りを見渡すと、男性から女性ものまで、あるいはカーテンやベッドカバーなどなどの仕立て屋さんが集まっていた。

生地を見ていると、やわらかく、肌触りがいい。『なかなかいいじゃん・・・・』お店の人も、生地の良さをアピールし、燃やして臭いを嗅がせたり、しわや出来ないことを説明してくれた。

では・・・おいくらで? 生地代、仕立て代・・・660元。 サービスして560元の提示。 えっそんなものか? でも半分中国人の私は平静を装い再交渉。 500元で決着。

その後採寸へ。これがめちゃくちゃ細かく採寸していく。希望事項、好みを確認して完了。ほぼ一週間で完成となる。

大連地区はファッションの街、世界中のブランドの服が作られている。服装会社は腐るほどある。他の地区に比べるとやはりレベルは高い。縫製技術においては全く心配しなくていいはずだ。その証拠が採寸表に現れていた。

ただ、ここは中国心配は残る。引換券に付けた生地のサンプルがあまりにも小さい。 私が指定した生地で作ってくれるのか???

やっぱり・・・・これを裏付ける現実
翌日、この話を聞きその気になった出張者をその店に案内した。何と、私のためにサンプルを切り取ったその生地がそのまま店頭にあった。

どうなることやら・・・・

ただ、指定の生地で作ってくれていれば、今後スーツは増え続けることだろう。


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桜舞い散る

2010年05月22日 | 大連生活
桜は今週が最後かもしれない。大連は風が強く、満開になると後は早い。

この桜はきれいだった。

この公園は工場団地のほぼ中央にある。当然高圧電線が・・・・それにしても低い。大丈夫か? 以前、雨上がりに目の前のトランスが火を噴いたことがあった。


こちらは近くの公衆トイレ。どこが違うって・・・・事務所つき。もちろん有人だが、無料だった。


中には、清掃管理表が貼られていて、清潔だ。あるべき状態の写真もある。ここまでしないと・・どうなるのだろう。


街で売られていた、うさぎ・・・・ こんなのマンションで飼うのだろうか?


来週には、アカシアの花を紹介できると思う。 その後、ねむの木へ。


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実態が見えない

2010年05月21日 | 経済動向
二つのニュースより

中国で高額所得者とは、年収12万元(約160万円)以上を言うらしい。定義は意外と低い金額だ。それなら私の会社(中国人)でもいるではないか。低すぎる(?)。

『その高額所得者のうち、今年は約269万人が個人所得税を自己納税申告し、申告者の平均所得は34万7800元、平均納税額は5万2400元。高額所得者が納める税額が個人所得税収入に占める割合は毎年3分の1ほど。』 というが・・・

そんなことはないはず。桁違いの富裕者がぞろぞろしていて・・・・ん~んっ。 信じがたい数字だ。

以前も取り上げたことがあるが、中国は完全に二重経済。地場企業、あるいは資産を運用する個人でも、ほぼ100%裏帳簿、裏経済(政府が認める領収書の世界を無視した現金取引の世界)がある。買い物して『領収書は要りますか? 要らないなら安くします。』 とくる。

ここで言う数字は表の数字であろうが、富裕者層は裏も大きい。(はず・・・)

さらに、驚くのは
『「2010年商業白書」によると、中国の富裕層は、約80%が45歳以下であるという。1億元(約13億4000万円)以上の資産を保有する超富裕層の平均年齢は43歳で、1千万元以上の資産を保有する層は平均39歳。』

いやいやすごい。しつこいが、あくまでも表でこれだ。資本主義を理解しているのは若者しかいないのも事実。その前の年代は悪いことをしてのお金持ちということになる。

ギリシャの経済破綻が問題になっている。その原因の一つが、個人が所得税を納めないという風土。 では中国では?? 裏を考えると、似たようなものではないか。

タイの内乱、原因は貧富の差。かつてタイに出張していたが、タイ人は極めて穏やかな国民性を持っている。 中国とは雲泥の差(いいとか悪いではない)。中国人は火がつきやすく、燃える前に爆発するくらいの気性だ。同じ状況になったとしたら、内乱ではすまない。


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大連においでませ!

2010年05月21日 | 大連生活
大連に住み付き早3年を迎える。正確に言えば、5月25日でまるまる3年だ。師匠たちと食事をした折にその話をすると、『まだ3年と言いなさい。』と注意された。確かにそうなのだ。わずか3年で何がわかる・・・その世界だ。 とはいっても・・・・もう3年か~ なのだ。

その大連で最終的に(現時点で)是非とも観て欲しい、経験して欲しいものが二つある。一つは、春節の花火、もう一つはビール祭り。大連に住んでいれば、あるいは大連に出掛けるのであれば、是非、是非・・・のイベントだ。

その、ビール祭りの日程が発表された。
今年は、7月29日~8月9日、星海広場で開催される。

ビールとはこのような環境で飲むのが本来の飲み方だ・・・と再認識したイベント。是非とも体感して欲しい。 

たぶん・・・今年は2回は行くと・・・思う。 (これもせめてもの特権)


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社員研修が体罰? それは日本文化?

2010年05月19日 | 比較文化
今日のニュースより

北京の日系スーパーでのこと

従業員が勤務中の私語や携帯電話の使用などで会社の規則を破ったとき、1週間にわたり出勤前の20分間、従業員用通路で他の従業員にお辞儀をしながら「いらっしゃいませ」とあいさつの練習をさせた。

従業員の中には「侮辱的な体罰」と反発し、会社を辞めた人もいるという。これに対し、同店人事部の責任者は「接客を含めた研修の一環で、企業文化であり、体罰ではない」と反論している。

これは複雑な気持ちで読んだ。体罰=企業文化=日本文化といいたいのか? 確かに、JRで行われていた“日勤教育”に似ているような気もする。

ただ、中国では規則違反は罰金なり、何がしの代償はつきものだ。そうでないと完全に無視する。では、今回のやり方は? 

店に入いった、ただ通りすがる人に対して、お客様として挨拶をする・・・・中国人にこれを正確に認識させる事は大変なことだと思う。ここでの文化の差は十分理解するところ。 だが・・・・ ちょっとやり方は??

一方、私がむしょうに腹が立つのは、『屈辱的な体罰』という社員だ。元々規則を破ったのはお前だ。都合がいい時にだけ“面子”を出す。“義務はなく権利”あまりにも勝手な理屈を押し通す。その根性が気にくわん。


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結婚式での出来事

2010年05月17日 | 比較文化
日曜日は社員の結婚式に出席。すでに結婚シーズンに入りホテル、レストランはどこも結婚式が行われている。この日もこの会場では4組ほど。

早速驚いたのは、受付でのこと。
ご祝儀を受け取るや、袋を開けてお金を数えだした。 その後、名前と金額を記入。私もこれまで数回出席するが、ここまで露骨なのは初めての経験。 やはりいやな気分・・・・・

テーブルで迎えるのは、二人の写真と飴・タバコ。


結婚式は、いわゆる、人前婚方式。友人代表より役所から交付された結婚証明書を二人に手渡す。この部分が結婚式のメインではなかったか。


後は指輪の交換などこの段階ではほぼ日本と一緒。ただ、その二人の演技力は日本人の比ではない。主役を自覚しておりお見事だ。


二人は、各テーブルを回って、白酒で乾杯し、タバコに火を付けていく。それを受ける友人たちは各々思考を凝らして場を盛り上げていく。

これらは元気のいい司会者が進行する。ただ、司会だけではなく、歌も抜群にうまい。途中からは芸人だ。一番の盛り上がりは、彼のビールの一気飲み。

まさか、一本で済ませるわけにはいかない。私の差し入れとその後別の人もビールを追加。しばらくして彼を探すと、ごらんお通り・・・・ごめんなさい。


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夢見る宝くじ

2010年05月15日 | 大連生活
一攫千金。考えることは一緒。CMで見たことがあるが、やはりある程度の問題はお金が解決するものだ。

中国でもバクチは禁止。パチンコもなく一般的に麻雀、カード、将棋(似たもの)でやってるようだ。中でも麻雀のレートは相当高いと聞いた。

一方、宝くじもほぼ日本と同様。いらぬ心配だが、当せんした時点で所得税が掛かることが違うくらいで、当せん金額も高額だ。

過日、行きつけの日本料理の店でお店のオーナーと宝くじ談議になった。『当たるわけがない』が、でも当たる人はいる訳で、まず買わないことには当せんした時の夢を見る権利すらない。嫌なことがあったり、疲れたり、寝付けない時の睡眠薬なのだ。(もしも当たったらどうしよう?)料理店の経営は営業時間も長く、休みも無い。体力的、精神的にも疲れた感じ・・・せめて・・・夢でもと。一緒に宝くじを買うことになった。 夢見る権利を獲得!

面白いのはTOTO。中国でもサッカーリーグはあるが、TV放送があるわけではなくあまり盛んとはいえない。スポーツ番組といえば、卓球、ビリヤード(スポーツ?)程度。では・・・TOTOは?

何と、イギリスのプレミアリーグを対象にしているらしい。国営でTOTOを販売して、対象はイギリスのサッカーとは

花の大連

2010年05月15日 | 大連生活
大連もすっかり春を向かえ、街中、(山も畑も)緑と花におおわれている。心和むシーズンだ。

植樹や水撒き作業も始まり、日本のような雑草対策はないにしろ、逆に管理は雲泥の差。水、肥料、それを対象とする面積からみても、相当量な労力、費用をを投入している。


一方、冬場はできないコンクリート工事も問題なく、各地の工事現場は大忙し。たぶんここでも人手不足はあるはず。工事は出来ても、農作業が忙しい時期は人手が足りない。