日々の生活にみる驚きの中国

単身赴任中の中国(大連)で日々発生する“驚き”を強引かつ身勝手な比較文化で紹介。

やると言えばできる国

2011年11月30日 | 大連生活
今日の話のきっかけはこちら

中国国家ラジオ映画テレビ総局は29日までに、テレビドラマ放映中のコマーシャル(CM)を禁止する新たな規定を策定し、来年1月1日から実施すると発表した。視聴者を満足させるための措置としている。同総局はこれまでも段階的に、テレビドラマ放映中のCM枠を縮小。 今回の措置は「テレビの視聴率を高め、テレビ局の価値を高めるものだ」と指摘した。

中国のTVは北京発のみならずローカール局が結構多い。 感覚的にはNHKにあたるのが、北京のCCTV1かと思うのだが、コマーシャルも流れる。 私はTV局が国(公)営か民営かは知らないのだが、CM収入が財源になってるのは間違いないだろう。

先に、供給過剰な業種には規制をかけて淘汰する・・・・ と書いていたのだが、私が怖いのはこのやり方だ。 会社の収入源を社外にコントロールされれば会社はどうなる? 見る側は、CMは無い方がいいのだが、取材費用、ドラマ制作の費用は?   

中国の意思決定と実施はたぶん世界一早い。 ただ、どうにでもなる的なやり方はどうだろうか。




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年末を前に 

2011年11月29日 | 大連生活
中国でも日系企業を相手とする会社は、“年末の挨拶”なるものが行われる。 これらに対応すると、そうか・・年末かぁ~ と改めて気づくのである。 何と一年が早いことか。 日頃のバタバタは時間を加速し、私の頭を薄くする。 

今年の年末・・・・ 帰国の予定はない。(涙) 来年の春節は1月中旬。 年末から春節までが近すぎる。 休んでばかりと言われるのは見えている。 

加えて、中国の会社は全て12月決算だ。 財務を扱う身としては、年末帰国したとしても大連に2日には戻らねばならない。 それよりも、中国の春節にゆっくりと・・・・ ということだ。

本音の部分は、家族を残し、家を離れる身としては“せめて正月ぐらいは・・・” 本人は仕方ないのだが、家族や年老いた母をも犠牲にするようで何とも言えない気持ちになる。

亭主元気で留守がいい、ならば家族、親が呆れるほどに元気に振舞うしかないではないか・・・ 我が身に言い聞かせるのである。

とは言いながら、最近は多少疲れ気味。 いい話が聞きたいのだが・・・



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中国の税収は? 

2011年11月27日 | 経済動向
不動産価格の下落から、中国にいやなムードが漂い始めている。 次々に発表される経済指標は下向きだ。 とは言え、今までが異常に高かったとも言えるのだが、走り出した車を急に止めることはできない。 以前は年8%以上の成長が不可欠と言われていたのだが、相次ぐ大型投資によって今はそれ以上ないと中国経済を支えられないのではないだろうか。 現時点でも鉄道事業のようなプロジェクトが資金不足で中断している。

こんな中で、来年度は税収確保の動きは活発になる事は間違いない。 先のセミナーで驚いたのだが、中国の税収で個人所得税は全体の7%しかない。(日本は32%だそうだ) やはりおかしい・・・・ どう考えてもおかしい。 

ちなみに、一番目は増値税(日本で言う消費税)で25%なのだが、高級品いわゆる贅沢品に増値税とは別に消費税があるそうだが(私は関係ないので・・)、これが25%とは別に8%ある。 個人所得税が7%でどうしてこれが8%なのか?? 

説明は実に簡単。 個人所得として申告しないお金の一部で買ったものにかかる税金だけで8%と考えればいい。 もちろんごくごく一部。 実態が見えない中国はこの数値でも見て取れる。 公平な税収システムとは思えない。

それにしても・・・・・ 中国に限らず、アメリカ、日本、ヨーロッパと世界中の国々が借金を抱えおかしくなっている。 企業も国も小型化しなければいけないのでは? 



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至福の時間 かなわず

2011年11月27日 | 大連生活

そういえば、最近マッサージをやってない。 多少疲れ気味で久々に頼むことにした。 マッサージしながらそのまま眠る。 親父の至福の時間だ。

頼むならばやはり慣れた人がいい。 うまい(まじめなマッサージの話)と思った子は番号をメモしているのだが、残念ながら今日は忙しいらしい、1番目、2番目は仕事中。 ならば誰でも・・ と言うしかない。

コンコン。 でかっ・・・  幼い顔ながら、ここらで時々見かけるでかい人。 私よりはるかに身長が高い。

しばらくは世間話をしながらマッサージ。 私は至福の時間(静かに眠りの世界へ)を求めたのだが、ひじを使ってゴリゴリ・・・ ゴリゴリ・・・ 硬くなってますね。(誤解ないきように、肩です。) どうも素人っぽい。 ワンパターンだ。 いつまでもひじを使う。 でかい体で体重をかけながら・・・・

最後まで眠ることは無かった。 以前はこんな外れは無かった気がするのだが・・・ レベルが落ちいたのか?  やはり妥協すべきではなかった。





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進む事業再編    

2011年11月26日 | 経済動向
まもなく12月。 この時期は次年度の事業計画の作成時期となるのだが・・・・ 前提条件とすべき指標をどこに設定すればいいものか。 不確定要素が多すぎる。

企業トップは力強く拡大路線の数値を並べれば大歓迎であろうが、今の時代、そんな数値を掲げて突っ走しったら命取りにもなりかねない。

ここにきて中国の各種経済指標はおかしくなってきた。 ヨーロッパがどうのということではなく、根本的に全産業で供給過剰。 いまや、業種を問わず、相手が縮小、廃業するまで如何に生き残るか? の戦いでは? まさしくサバイバル。 

世界の先進国の製造業は自国での消費が飽和状態になるや、販路を海外に求めた。 目指すは、最後の巨大市場中国だ。 むろん当初は経済成長とともに、消費の拡大でバンバン売れたであろう。 次に生産コストの安さで工場まで現地化。 この時点で生産過剰時代に入る。 徐々に中国でも生産物で溢れ、価格競争へと入る。 ところが、中国のコストも年々上昇。 販売単価は下がる一方だ。 中国で作れば・・・ すでにこれは時代遅れ。 車、家電、早い、遅いの違いはあれ、全ての業種で同じ動きでは。

中国ではこの現象の中で業種ごとの再編を始めている。 といっても全てが公営企業ではない。 これが出来るのも中国ならではなのだが、強い政策、規制で営業(製造)できなくするのであろう。 

今や企業の適正利潤はいずこへ? 企業とて飲まず食わずでいい商品が出来るはずもない。 私は社会に出て製造業の仕事。(と言いながら総務、財務系なのだが)お客様が求める商品を、納期を守り、適正価格で提供する。 プラス お客様の業容拡大のために新商品の提供、情報の提供・・・・  これが出来ないメーカーに魅力はないのだが、これ以上身を削れといわれても。 
 


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もろいインフラ 

2011年11月25日 | ハプニング

昨日の話、帰宅し食事の準備を始めたのだが、水道に勢いがない。 7時前後、こんな時間に断水はないだろうと甘い考え。 食器を洗いかけた時点で ジ・エンド。 ホテルも併設のこの施設、フロントに聞くと8時半には復旧予定との事。 

待てども、待てども水は出ない。 仕方ない、朝風呂か。 そして朝・・・ 出ない。 乾燥防止で水を入れた洗面器で手を洗い、顔はトイレ用の流せるトイレクリーナー。(ちなみに抗菌とあったので) こうなれば顔もトイレも同じこと。 水がない生活はこんなものか。

今日帰宅して、フロントへ。 とりあえず、『直った?』 『まだです。』 何をおっしゃる。

『昨日は部品がなく、今日部品を買ってきてまだ工事中。 今日の8時半には・・・』 また8時半か。 もしかして工事する人が帰る時間ではないのか? 誰が信じるか。

これだけの施設、ましてやホテルもある。 部品・・・ これだけマンションの工事をやってる場所で、部品が無い? こんなものだろうか。 技術者がいないのではないか?

今日のトイレは? 食事は? さすがにシャワーを浴びたい。 サウナに行くしかないようだ。


追記

サウナに行った。 帰り道、スナックに寄るかどうか、汗を拭きながら歩いていると後ろから来た若い女性がニコッ・・ ?? 私? 隣の人? 『日本人ですか?』 笑顔がかわいい(暗かった)子。 ストレートな営業は初めてだ。 乾いた砂漠に水を差し出されれば・・・  であるが、サウナの後で良かった。 私の頭はビールしかなかった。 

これで終わらなかったから追記なのだが、今度は年配の女性から声をかけられた。 マッサージ? いらん。 ビールが欲しい!  よほど私は乾燥した男にみえるようだ。

水 もちろん出てない。


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運転免許はいくら?  

2011年11月24日 | 大連生活
車の話題が続いてしまうが、相場を知っていただくためにご紹介。

運転免許の講習料が上がるから早めに・・・ という話を最近よく聞く。 既に遅し、今日のニュースによると瀋陽では12月より改定されるようだ。


自動車教習所、料金大幅引き上げへ=運転免許の受験資格改正

『瀋陽市の複数の自動車教習所が来月から教習料金を4700~4800元に引き上げることを検討している。 ちなみに、現在の相場は2800~3500元。

加えて、来年1月1日から、技能講習による運転距離が600キロメートル以上でないと運転免許の受験資格を与えないようルールが改正される。 筆記試験の科目も増え、教習内容が増えるため、多くの教習所が教習費の引き上げを決定したという。』

4800元(約6万円) 金額で日本とまともに比べることはできないが、どうだろう? 私の会社の平均給料と比べるとやはり高いか。 

社員の話を聞くと教習所のシステムもおもしろい。 教習所とはいえ、指導員の個別請負制のような感じだ。 先生は短期間で仕上げて免許を取らせる必要がある。 

学校で教える交通ルールは当然だろうが、日本と変わらないそうだ。 “人が優先” うそつけの話。 歩道でクラクションならして突っ込んでくるのは何なんだ。 お金と、時間を掛けて身につける運転を実際にやって欲しいもの。 



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当然リコールでしょう

2011年11月24日 | 比較文化
免許取立ての知人が車を購入。 仕事で使用して、荷物が入り、安くて・・・ VWのジェッタに決定。 日本で以前私が乗っていた車。 前回の話ではないが、安全性は高いし、賛成。 ところが、3週間後、壊れたとの事。 早すぎませんか?

ディーラーに持ち込んだところ、有償修理と言われたとの事。 なぜ? 普通だったら、お詫びの一言もあるべきではないか。 

彼の説明では、購入する時に、一定の期間内に故障した場合に無償で交換する部品のリストにサインをしたそうだ。 今回はそれから外れており、原因は運転が下手だったから。

『そんなばかな・・・』という私に、素直な彼は、『私の運転が悪かったんです。』

もしもこれが、日本のメーカーで日本ならば、リコールとして処理、その問題もメーカーに連絡されて、今後の発生も防ぐであろう。 ご迷惑をおかけしましたの世界だ。

中国で販売されている車は日本車でもこうなんだろうか? まずは、無償修理の対象とする部品のリストとか見たこともない。 安く買ってるんだから、壊れる部品もあるという前提で車を販売しているのだろうか?

そう言えば、同僚が以前話していたのだが、『車を買う時は、お金を払う前に全体をチェックしないといけない。 一旦店を出るとクレームが通らない。』 

日本という国は何といい国だろう。 改めて思う。 きちんと物作りして、購入するお客さんを大切にしてくれる。 これは車に限ったことではない。 



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なんとご無体な

2011年11月23日 | 比較文化

中国にある会社、特に外資系の会社は労働争議の一つや二つは必ずある。 金銭的要求がほとんどだが、個人的交渉から始まり、労働者は駆け込み寺の労働仲裁所に持ち込む。 むろん、相手に理があれば応じるのだが、このような場合、一方的、理不尽な内容で相手に出来ない。 どうぞ・・・ なのだが。

労働仲裁での結果は、圧倒的に労働者側のいいなりだ。 これを許せば社内の規律はどうなる? と思いきや、やはりそれは社員の常識が勝り、次々に・・・とはならない。 この差は何を意味するのか? 

納得いかない仲裁の結果。 ならば裁判までという事例もよく聞く話だ。 日本ではそこまでは・・・かもしれないが、中国の外資系企業でこれを放棄すると次々に要求が高まってくる。 

では裁判ではどうか? なかなか変わらない。 弁護士曰く、『弱者保護の立場』を強調する。 個人と会社では金銭的には当然弱者かもしれない。 ただ、そこで求める理不尽な金銭の額は個人にして見ればあまりにも大きい。 その前に、弱者と強者の話ではなく法的解釈はどうなんだ? これが不思議と明確ではない。 人情裁判とでも言わんばかりだ。

裁判の場では本来、法の遵守であり、その解釈が争われるべきだが、その前に判例を重要視する。 この判例が日本と中国ではあまりに違いすぎる。 外資系企業は国営ではなく、民間、いわば個人だ。 全てが国営(公営)だった中国とは違う。 ここで弱者・・・という発想とましてや相手が外資系企業。 裁判官との人的関係も発揮し中国らしい判決が下る。

何が頭にくる。 こんな話が日本にいる人に理解できるはずはない。 何をやってる、やり方が間違ってる・・・ うんぬん。 言われたい放題。 やってられるか・・・・  


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中国人 欲しい車ランキング

2011年11月22日 | 大連生活
後先考えずと言いたくなるのだが、相変わらず増え続ける車である。 欲しい・・・その気持ちは理解できるのだが、田舎ならまだしも、限られた範囲で生活するのにこんな環境下で車が必要か? 

中国人の車に対する意識調査の結果があった。 買いたい車ベスト10

1位 アウディ A4
2位 アウディ Q5
3位 VW  Tiguan
4位 VW Lavida
5位 トヨタ RAV4
6位 ホンダ CR-V
7位 BMW X
8位 トヨタ Alphard
9位 ホンダ Civic
10位 フォード Focus

購入したい車(買えるかどうかは別問題)で、ドイツ車 63.3% 日本車 24.4%  中国車 0.6% の結果。 正直意外であった。 日本車はもっと上位かと・・・・・  

中国人が持つイメージとして、ドイツ車は“頑丈”に対して日本車は“もろい”。 事故が多く、道が悪い中国では頑丈である事は必須条件。 むろん日本車がもろいことはないのだが、対比するとこうなってしまったか。

その他日本車へのその他イメージは、外見がいい、運転しやすい、省エネ、動力が強い等々。 一度日本車に乗った人の評価は高いとの事。 納得。

最近は一般庶民も車を買う時代。 なにも高級車ばかりではない。 省エネ車には補助金もあるようで中型、小型車も比率は上がってきているようだ。 

でも、ある中国人曰く、『事故を起こしたら、原因は関係なくどちらが高級車かで責任度合いが決まる。』 『高級車の違反は警察官は黙認する。 安い車は厳しく取りしまる。』 高級車に乗る人間はそれなりのコネがあるだろう・・・ という前提のようだ。 いかにも、いかにも中国らしい。 

高級車であれ、小型車であれ、駐車場の問題は一緒。 ないのだからどうしようもない。 場所がないと徐々に有料化されるのだが、有料になると隣に逃げる。 そこがだめなら路上駐車。 道にはずらりと並ぶ。 ちなみに、私のマンションは一回(一晩でも)5元。 ちまたの契約駐車場は月額100元~150元。 駐車違反は一回100元だそうだ。 どちらを選ぶか。


最後になって
個人的にこのデータには疑問。 確かにアウディはトップであろう。 しかし、街中の高級車でも日産も含め日本の車が多いのでは・・・・ 



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金馬路・・ 様変わり

2011年11月21日 | 大連生活
月曜日の朝、外に出ると何となく寒々とした感じ。 街の清掃作業のためであろう、街路樹の葉を一斉に落としたようだ。 木の下には黒い袋が点々と置いてある。 枯葉であれ、あるのとないのはこうも違うか。 街から緑が消え、コンクリートの世界となる。

既にパッチと毛糸の帽子。 水溜りは既に氷が張り、会社の横の川は凍結し始めている。 いよいよ来るか・・・・ 『5度目の冬かぁ~ 早いなぁ~』 改めて振り返る。 (私の周りは長期滞在の方が多く、まだ5年と言われるのだが)  

今日はセミナーに出席。 講師いわく、『駐在の人は一般的に5年以内ですから・・・・』 複雑な心境。 
 

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唯一の同居人(?)

2011年11月20日 | 大連生活
日曜日となると一言もしゃべらない事がほとんど。 わびしい生活に自分以外に動くも物が欲しくなり、犬を飼ったり、熱帯魚を飼ったりと試したものの、いずれも断念。 部屋の中で動くもの・・・?? 唯一、引越し当初より育てている観葉植物だ。 動いた証拠を並べてみた。 

当初は味気ない部屋に緑でもと軽い気持ちで購入。 写真もない。

多分これが青年期か。 元気いっぱい。 


子供もできた。 鉢もこの後に交換。


昨年のこの時期、暖房による部屋の乾燥に対処が遅れ病気。 やむなく葉を落とした。


現在はここまで復活


こんなの気楽な生活? 中国にいる間は大切に育てたい。  


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中国人との交流

2011年11月19日 | 比較文化
馴染みのスナックでの話。 

日本人の常連さんと会っても、“ペコッ”で済ますのに、相手が中国人となると、『また会ったね』と握手し、挨拶をする。 特別意識もしてないのだが日本人のイメージアップでお愛想か? 日本人とは距離をおきたいのか? 

最近新たに二人の中国人と急接近。 一人は、彼がこの店に始めてきた時、客は私と二人だけ。 若く、人柄がよさそうな彼・・・・ 初対面ながらも一緒に盛り上がった仲。(あくまでも騒いだのは店のスタッフ) 

もう一人の御仁。 お互いに背中を向けて座っていたのだが、照明が壊れた・・・・から頭の話になり、スタッフがどちらが光っているか? 彼と私も比較。 私の完敗で終わったのだが、それからはハゲ仲間。 相手から挨拶してくれるようになった。

彼らとは仕事上の利害関係はなく全くのプライベート。 むろん店の中だけ。 スタッフの監視下(注意人物は警告してくれる)でのお付合い。 彼らからは『中国で困った事があれば相談してくれ』ありがたいお言葉だが、困った事もなく、この線を越えない限りは問題ないと考えている。

普段ノー天気な私なのだが、彼らとの距離感は強く意識する。 この点が微妙な事は先輩諸氏より指導を受けているからだ。 表面的でない、踏み込んだ日本人と中国人の付き合い方は文化的背景の違いで意外と微妙なもの。 誤解を招き、もめたり、お金(儲け話)の話に発展したり・・・・ いろんな事例を聞いているし、実際経験もある。 私の中途半端な中国語では実に危険なエリア。 であれば、その活動範囲は監視下(店内)の範囲が無難というものだ。

外国人には数多くの落とし穴なるものがある。 ここでいう“落とし穴”とは悪意があるとかないとかではない。 言語・文化の違いによる単純なすれ違いが主な原因であろう。

交友関係が拡大(友達の友達は友達的な)すると状況は変わる。 俺の知り合い日本人がいる・・・・ 彼らの友人に紹介・・・ この話、日本人も入れようか・・・・  気づかぬうちに思わぬ展開。 その段階で明確に断われるのか?  何を今更・・・なる事もある。 なんで?? 友人でもそこまでは・・・  ここらは日本人(私には)にはめんどうな話となる。 彼らの言う“朋友”のレベルも図れない。

微妙な話だけにうまく表現できないのだが、日本人の無防備な接近は時として、トラブル発生の原因となりかねない。 

中国人の知り合いが増えるのは無論大歓迎。 それを日本語で“知り合い”というか“友人”というか。 中国語で“朋友”というか“老朋友”というか。 この単語は、そう単純ではない気がする。 


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石橋を叩き続ける日本

2011年11月15日 | 経済動向
TPPへの参加。 全ての産業、業種において、ハンディーなしの全面競争(戦争)状態に入る。 今や世界は武力戦争から経済、産業戦争時代。 では日本は参戦するのか? というか、海外に進出している企業はすでにその状態で戦っている。 

改めて地図を見る。 何と日本は小さい事か。 それでいて世界3位の経済大国なのだからその実力はもう少し自信を持っていいのではないか。 日本のニュースはマイナス面を強調しすぎているように思う。 私とて“参加すべき”と自信を持つものではない。 ただ、参加しなければ日本は蚊帳の外になる事は確実だ。 蚊帳の外で生き残る策があればそれもいいだろうと思う。 あるのか?

政治家も、もしもの時に備え、無難なところで反対する。 前向きな理由は聞こえない。 世界大戦で負ける産業も出るだろう。 その時に『だから私は反対したのだ。』とでも言うつもりか? 情けない。

日本の農業政策は失敗したと言われる。 しかし、広大な土地があるわけではない。狭い限られた農地でがんばってきた。 結果、大量生産では負けるだろうが、品質・安全性はダントツに世界トップクラス。 価格にこだわらず、これを求める消費者は世界にたくさんいる。 農業分野でも私は負けるとは思わない。

1ドルが360円の時代から今は77円。 これでも戦っている日本の実力をもっと前向きに評価しできないものだろうか。 自信過剰な中国。 過剰に胸を張る諸外国。 日本人も国際舞台ではもう少し図々しくなっていいのではないか?


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初冬の海辺の風景

2011年11月13日 | 大連生活
今日は陽射しが暖かい感じ。 いつもの散歩だが、童牛嶺を逆(海側)から登ることにした。

海辺に着くと沖ではたくさんの船が停泊していた。 波もなく、陽射しも心地よい。 静かな空間・・・・・・ ゆっくり散策。



寒中水泳とはいえないが、泳いでいる人も


改めて周りのオブジェ















バックの青がきれいに見える。







ここだけは賑やか。 普段は短いのに長い間連続運転。



山を越えて街中へ。 買い物した荷物を両手に、雑音防止で音楽を聴きながら帰途へ・・・・ おっと、交差点で右折するバイクと接触、私の足でタイヤが止まった。 ごめんごめん。 途中、米を買ったのだが、持つところのプラスチックが壊れ交差点で落下。(米は無事)  エレベータは停車位置がずれて階段状態。

油断できない。 


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