日々の生活にみる驚きの中国

単身赴任中の中国(大連)で日々発生する“驚き”を強引かつ身勝手な比較文化で紹介。

中国 ここが大嫌い

2009年05月14日 | 比較文化
何が嫌いといっても・・・・やはり“口利き料”これだ。
元々このブログを始めるきっかけとなったテーマ“性悪説”“性善説”。
(08年10月11日 『あなたは本当はいい人ですよね?』)

未だに頭を悩ますテーマとして引きずっている。たぶん、中国にいる間は・・・

会社である以上、取引先があり、商品、金銭のやり取りが発生する。ここ中国では、仕事ととして担当する立場であれ、それ自体が特権であり“口利き料”を求めるところがある。これが癖が悪い。歴史的に当然の行為であり、罪悪感がない。

これは外資系企業にかかわらず、管理側から見れば嫌な状況だ。当然ながら禁止事項であり、懲戒解雇の対象だ。ではないのか。 ある! だろう。 そこから性悪説へと入っていく。

日本であれば、売り込み営業が頻繁に来るものだ。ここ中国、その営業が来ない。たまに来てもむげに帰し、電話も気のせいか小声で話してる気がする。これが原因とは思わないが、仕事をオープンにせず、独りよがりな世界に持ち込む。

こんなこともあった。
我々駐在員は頻繁に日本円を元に換金する。それも裏の両替商がレートがよく、中国人社員にお願いする。私も一緒に行ったことがあるが、これがまた、『どこが裏だ?』の世界。銀行のロビーで堂々と両替してくれる。

ある両替商が言った。『あなたはまともに日本人に渡してるのか? みんな自分のマージンは取ってるよ。』 裏の両替、伝票があるわけでもない。 なるほどね・・・

ただ、、うちの社員に関しては絶対にない。手分けして、数箇所に電話して最高のレートを調べてくれる。感謝!

話は戻るが“口利き料”本当にたちが悪い。この事は社員同士の信頼感を失くし、正直者が馬鹿を見ることも。さらに、同僚同士で性悪説で仕事をする苦しみはたまらない。

まずは、役人どもだ。たまらん。 中国人よ恥ずかしくないのか?

私は頑固だ。絶対に慣れないし、許さない。自分の人生後ろめたく送りたくない。 私の好きな言葉 王道を歩く だ。


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