日々の生活にみる驚きの中国

単身赴任中の中国(大連)で日々発生する“驚き”を強引かつ身勝手な比較文化で紹介。

よき時代

2013年08月02日 | 比較文化

大連に戻りさすがに過ごしやすい。 今年はここに来て雨・雲が多いようで、今日も小雨交じりの霧という天気。 しかし、日本と比べると湿度が違う。 夏は大連だ。

8月に入り、お盆、夏期休暇がちらつく。 駐在の方も帰国のタイミングを図るか、諦める(日本は熱いから止める?)かの決断の時期。 何かとせわしい感じがする。

日本にいた時に、久々に通夜に参列した。 お坊さんが故人の紹介をされていたのだが、若い頃の故人は元気で、スポーツも楽しみ、女性ながらも仕事の関係で真っ黒になって、毎日一生懸命仕事をされていたそうだ。 さぞ苦労もされた事だろうが、せわしい今の時代と比べると、はたしてどちらがいいのかとふと思うのだ。 

中国でもそんな話をたくさん聞く。 昔は確かに苦しかった、食べるものも苦労した。 今の時代、便利になったし、食べるものもある。 でも昔がよかった。 みんなそう言うのである。  

パソコンを使うと、メールが気になり、スマホを使えば、メールだ、ラインだ、さらにはニュースもテレビも・・・ 情報源が全て入る。 外出の時に電話を忘れようものなら一大事。 時代に遅れたような気になる人も多い。

物的文化と精神的文化。 人は機械ではなく、感情を持つ人である。 人として生きるとは? 哲学、宗教の世界か・・・・  そんな事を考え、久々ながら、日本でお盆を迎える。
 


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