日々の生活にみる驚きの中国

単身赴任中の中国(大連)で日々発生する“驚き”を強引かつ身勝手な比較文化で紹介。

エスニックジョーク

2013年08月23日 | 比較文化

以前、知人に送ってもらった“エスニックジョーク”が大変面白く、ここで改めてご紹介し、テーマを変えて考えてみた。 

まず、エスニックジョークとは、『ある民族の民族性、もしくはある国の国民性を端的にあらわすような話によって笑いを誘うジョークのこと』だそうだ。 単純に言えば、各民族の基本となる考え方・・・・ みたいな、比較文化とつながるもの。

ご紹介があった内容はこちら。

『 様々な民族の人が乗った豪華客船が沈没しそうになる。 それぞれの乗客を海に飛び込ませるには、どのように声をかければいいか? 』

・ロシア人には、海の方をさして「あっちにウォッカが流れていきましたよ」と伝える。
・イタリア人には、「海で美女が泳いでます」と伝える。
・フランス人には、「決して海には飛び込まないで下さい」と伝える。
・イギリス人には、「こういうときにこそ紳士は海に飛び込むものです」と伝える。
・ドイツ人には、「飛び込む規則になっています」と伝える。
・アメリカ人には、「今飛び込めばヒーローになれますよ」と伝える。
・中国人には、「おいしい食材が泳いでますよ」と伝える。 (今はお金か?)
・日本人には、「みなさん飛び込んでますよ」と伝える。
この後に次のように付け加えるパターンもあるという。
・韓国人には、「日本人はもう飛び込んでますよ」と伝える。

思わずうなづき、納得するというものだ。 確かに、笑いを誘うジョークだ。 やはり日本人は集団が好きで、これを“集団慣性”と言うらしい。 自分達の事なので覚えておきたい。(笑)

テーマを変えて考えてみた。

責任割合が5分5分で、車をぶつけた。 国別解決法を探る。 場所がどこかにもよるのだが、その点相変わらずいい加減な設定。 私なら・・・・・

ロシア人: 白酒で鍛えた成果を活かして、ウォッカを飲みながら決着する。
イタリア人: 金石灘のモデル学校の生徒を仲介にする。
フランス人: ? (ご縁がなく 回答不能)
イギリス人: スーツに着替え、教会で話をする。 
ドイツ人: お互いの車の性能に問題がなかったか調査する。

ヨーロッパに弱い私である。

アメリカ人: 本来、車はぶつけるものと理解しているので問題ない。
韓国人: 最近の韓国の車の優秀性を褒める。

皆様はいかがな解決方法を取られるだろうか? 問題はここからなのだが、まず日本人同士ならば・・・・

日本人: 現場検証を徹底的に行い(警察が)相互の非を明確にし、過去の事故例に沿      って解決。むろんお互い保険。 ここでも、集団慣性が発揮されるだろう。

問題は中国だ。 私も現地で運転し、幸いこれまで事故はないものの、事故現場は数多く見てきた。 日本とは全く違う。 まず、現場検証なるものはほとんどない。 警察も当事者にはいろいろ言えないようだ。 後で問題になるからだろう。

ある程度の事故は、その場でお金の決着を図る。 絶対に自分の非は認めない。 次に、いろんな手段(コネ)を使い、お金を要求する。 やっかいだぁ~。

多分、基本的な流れは間違っていないと思う。 彼らとの交渉は、明らかに不利だ。 運転は止めるべき。 これが私のラストアンサー。

再度、テーマを変えた時、こんな回答の比較がでてきそう。
日本人: 表面は許して笑顔でも、内心はいつまでも根に持つ。
中国人: その時は激しく主張するが、翌日は完全にリセットされている。

皆様お試しを。




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1 コメント

コメント日が  古い順  |   新しい順
思わずうなづく (ハレルヤ)
2013-09-02 23:51:24
いやあ、納得ですね。中国人、韓国人、そして日本人のエスニックジョーク。口論したあとにいつまでも気にする自分と、もう何も言わない中国人。本当に忘れ去っているんだろうかといつまでも気にする自分もまた日本人かな。
毎度楽しい話題の仕入れ先も夜の五彩城でしょうか。ワハッハァ。
でも、たまにいますよ、日本人なみにいつまでもグチる中国人、そういうのはやはり男性に多いようです。
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