日々の生活にみる驚きの中国

単身赴任中の中国(大連)で日々発生する“驚き”を強引かつ身勝手な比較文化で紹介。

比較文化のお薦め

2013年02月07日 | 比較文化

ブログを始めたきっかけも、私が興味を持つ比較文化が根底にあるのだが、日本と中国の比較は、従来認識と大きく異なり、実に意外な違いを発見したりする。 面白いと言えば面白いのだが、そこに身をおく者としては腹が立つことも多く、愚痴が多くなっているという結果。

好んで読む本も、一般庶民の比較文化論。 直近読んだものに、『中国人に騙されない7つの方法』(石平著) この手の本を見ると、仲間、理解者を得たような気持ちになり、買って帰り、それを中国で読む。 

著者は中国を捨てた中国人と自ら言っているが、それだけに、裏も表もストレート。 加えて、日本人に対するじれったさ、いらだちもあり面白かった。 やはり逆の場合も腹が立つと言う事だ。

まとめに書いてあったのだが、
『やむなく中国人と付き合う(交渉する)時は、中国人のことをよく理解した上で、自分も中国人となれ。 ただし、これは中国人と付き合うための対処法であり、その時だけのこと。 それが終わったら必ず日本人にもどれ。』 

私もやむなく車の運転をするが、中国で運転する時は周りに合わせないと(多少乱暴)かえって危険だ。 それは法廷速度ではない。 みんなが70kmで走る時、1人法廷速度の40kmで走ったら事故の元。 割り込みもそうだ。 後続車に迷惑をかけるし、割り込まれた方もそれは承知。 普段がこれで、日本に帰りこれで運転するとたぶん喧嘩になるだろう。

騙す、騙されるで言えば、中国では騙される方が悪いし、同情もない。 お前が馬鹿だとなる。 人を騙す事は絶対に悪と考える、馬鹿正直な日本人は実においしいはず。 しかしながら、こんな情況で国対国の外交とか、業務上の交渉事をやっているのだから怖い。 

まずは相手がどんな国民かを知る事が重要。 日本で持つイメージとはかけ離れている。 もしも一致していても、そのレベルは想像を超える。


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