日々の生活にみる驚きの中国

単身赴任中の中国(大連)で日々発生する“驚き”を強引かつ身勝手な比較文化で紹介。

これだよ。理解して欲しい。

2009年10月30日 | 比較文化
駐在員の生活の中で、本社とのやり取り・・・なかなか理解してもらえない。

数日前の話、消防局がいきなり来社した。数日後、呼び出しだ。
いわゆる“○○局”というところは、相当の権限を持っており、最後は「営業停止」を口にするやからだ。

これまでもいろいろあり、その指示に従うしかない。一例を挙げよう。
ある倉庫、可燃物が多く、消火栓の設置を命令。その業者は○○局の指定業者。当然高い。指示に従い設置したものの、現実的には全く使い物にならない。

今回はその次の段階。あげくは、これ以上どこにケチをつけるかだけの問題だ。何を言い出したかといえば、「社員寮に非難通路の看板がない」「消火器の使い方の看板がない」???? 会社の社員寮は」2階建ての2棟。何が今さら避難通路か??

これが理由で5万元の罰金。ついでに、5日以内に改善しないと営業停止。

これが中国なのだ!!

指導もなく、いきなりケチをつけ、罰金プラス特権を利用した脅迫。この国がいつになればまともな国になることやら・・・腹が立つより心配してしまう程の低レベルな話である。これが、現時点での地方役人のやり方なのだ。とは言え、特権は持ってる訳で、困ったものだ。正直言えば『てめぇ~ら、いいか加減にしろ』の世界。まるでやくざだ。それ以上かもしれない。

さらに付け加えていえば、中国企業にはこの手の話は一切ない。要は、事前にそれなりのことをしろということだろう・・・・ということは? 中国企業はそれなりのことをしているということかもしれない。ここが外資系では難しいところだ。

一体なんだ、この国は? いつまでたってもこればかりは腹がたつ。






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