日々の生活にみる驚きの中国

単身赴任中の中国(大連)で日々発生する“驚き”を強引かつ身勝手な比較文化で紹介。

健康診断に見る

2009年06月19日 | 比較文化
今日は会社の健康診断。私たち日本人は当然帰国時に行うが・・・・

どんな感じか一回りしてみた。
ほぼ日本と同様の検査内容で、血液検査、尿検査、胸部レントゲン等々。もうひとつ、胃の透視はなく、エコー検査。どうも脂肪肝を見てるようだ。

まず、エコー検査から
行列が出来て検査は進められるが、並んでいる人は前の人のエコー画面をみんなで仲良く見ている。やっぱしそうか。これは一般病院でも同じ光景だ。プライバシーなる感覚はまずない。

次にレントゲン車
車の中をのぞいてみると、カメラ(フイルム側?)に丸イスが置いてある。座ったかと思うと・・・・終わり ドアが閉まるわけでもない。というか、ドアもない。次の人はすぐ横にいる。放射線も何もおかまいなし。早々とその場を離れた。

さすがに、尿検査はのぞいてこなかった。

結果発表その前に
前年度、健康診断で多数の脂肪肝が見つかり、食堂の改善を求められた。食堂とも話し合い、食事の内容を改善したが、社員から大ブーイング。前にも紹介したが、中国人は事食事に関しては過剰なほど敏感。食事がまずくなったと情けないほどクレームをつける。あほらしくなり、元に戻し、月に一回豪華にした。もちろん、脂肪肝に関しての注意はしたつもりだ。

結果
みごとに脂肪肝の人が増えている。 『もう・・知るか』の世界である。昼の食事を見ていると、我々日本人の3食分。驚いてしまう。当たり前の結果である。

どうしたものか