日々の生活にみる驚きの中国

単身赴任中の中国(大連)で日々発生する“驚き”を強引かつ身勝手な比較文化で紹介。

『どこで仕事する?』 ランキング

2009年06月06日 | 比較文化
昨日、会計事務所のスタッフと食事した。白酒を飲みながら、話が進む。スタッフは全員若く、日系、欧米系、韓国系、中国企業をクライアントとしている。

私は以前より聞いてみたい質問があり、若いスタッフにぶつけた。
『あなたは、どの国の会社で仕事をしたいか?』 答えは全員一致で、
1位:ヨーロッパ  2位:日本  3位:アメリカ  4位:中国  5位:韓国
ほぉ~ そうきたか・・・・ クライアントにもよると思うが、迷わずこの順番が決まった。

真っ先に除外されたのが、韓国。実力主義のアメリカをどこに入れるかで少し考えたようだ。

日系企業の悪い点
優秀な人に仕事を任せない(トップとしない)。年功序列的な面を指摘。終身雇用と期限のある契約雇用との差が出ているのだと思う。即戦力重視と社員教育を考える日系企業の差か? 

しかし、欧米系企業も社員研修には熱心とのこと。 ちなみに、『中国駐在が決まり、半年、1年語学研修で北京に派遣する他国企業は?? (私の会社はないが)』 やはり、日系企業のみだった。

極めつけの回答は
日本人スタッフの能力は低い。中国人スタッフがもっと有能な人がいる。ただ、組織的に動くと日本人スタッフは強力だ。 ん~ん・・・やはり・・・そうかな?・・・・

そうは言っても
ある問題を抱える日系企業の話をする中で、解決策として、『1名の中国人を除いて全員入れ替えるべき』と。うまくいかないのは中国人が私利私欲のためにいろいろあるようだ。

やっぱりね。これだから中国はむずかしい。




これも現実 人身売買

2009年06月06日 | 比較文化
4月9日から全国で一斉に児童・婦女の誘拐摘発キャンペーンを実施しているらしい。5月25日までに当局が摘発した誘拐事件は360件に上り、児童447人を救出したと発表。また、DNA鑑定で8人の身元を特定したという。

この責任者は「人身売買目的の児童・婦女誘拐が近年、多くの地域で頻発している上、組織化のレベルが上がり、手口が巧妙化している」と指摘。深刻な社会問題

上記のニュースを見た。あまりの多さに驚く反面、そうかもしれないと納得する部分も。天安門事件を隠し、役人の不正を黙認する。

経済力でいえば、中国が発展途上国ということに疑問を感じることがある。でも、幅広い国際レベルという意味で、発展途上国であり、まだまだ先は遠いように思える。