京都 洛北の時計師 修理日記

時計修理工房「ヌーベル・パスティーシュ」京都の洛北に展開する時計修理物語。
夜久野高原で営業再開しました。

時計師の京都時間。

2013-11-15 09:11:37 | 日記

京都は雨の仏滅。残念な週末になってしまいました。
17日日曜日「北野大茶会」が開催されますがお天気が心配。

当日は工房も臨時休業になるのでこちらも心配だ。
北のはずれまでやってきて工房がお休みではガッカリされることでしょう。
時計をお預かりしているお客様への連絡がいそがしい一日です。

『いけずな時間』
お天気までイケズな京都。人の性格もいけずで有名?
名古屋での会社員時代にはずいぶん「京都産いけず」のことで嫌味を言われました。

私は地方では『京都人』、地元の京都では『よそさん』扱いです。出身地の長崎でも『京都人』として攻撃される都合の良い対象のようだ。

名古屋出身者の人は大学生活を京都ですごす人が多い。
一度は東京や京都などで生活する。卒業後は地元の名古屋に戻ってくるのが「名古屋エリート」の定番です。

その4年間で京都人のイケズ被害に遭うのだ。その手法をせつせつと訴えてくる。これが相当に根が深い。
アルバイト先のブラック企業、アパートの悪質管理会社、バスの悪質運転手の話など私もうなずくような話が続く。学生の間には神話化している被害が多い。

不幸にも勤め先の社長が「同志社大学」の卒業生。
「うらみはらさで~おくべきか~!」
出張や食事、会議の席と京都人のイケズ被害の話題を繰り返す。あげくにやっと走り出した京都発のMKタクシーの事までボロボロにけなす。
感情をぶつけてくるのには困った。よほどひどい目にあったようです。

得意先ではお金を投げてよこしてくる。1円玉ばかりで支払う。
最後の段階で「この二桁きれいに切りましょう!」とせこく値引きを迫ってくるのだ。
ファーストミート「京都イケズ」。
そこはおおらかに「この二桁の200円が私の給料です!切られたらタダ働きですのや~。」と泣いて切り抜けます。
ヨーロッパでも同じようにテストのようなイケズの手法があるので「京都イケズ」で充分学習しておきましょう。

NHKの朝ドラが明るい「あまちゃん」から悲惨で暗い「これが「大阪」いじめやで~!」に替わりました。
朝からいじめの番組を見たくないのですが嫁さんはチャンネルを変えてくれません。
「私もあんたからおなじめに遭ったんやで~!ひぃひぃひ~チャンネル変えませんのや~!」
京都人の嫁さんの嬉しそうなイケズが15分間毎日続いています。
「100円やるからチャネル変えて~!」私の声は届きません。

京は15日「五十払いの日」
狭い道は混んで走りにくい。おまけに雨。
今日のような日に「京都イケズ」が最大効果をもたらすのでしょう!
学生の皆さん気をつけておくれやす~!

写真はクリスマスプレゼント人気の「フォリフォリ」
アルバイトで必死に稼いだ給料をつぎ込むのには最適な時計です。
電池交換を繰り返しながらゴールインまで使える時計なのだよ~ん。
「京都イケズ」に負けないで頑張りましょう。



















コメント
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