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京都 洛北の時計師 修理日記

時計修理工房「ヌーベル・パスティーシュ」京都の洛北に展開する時計修理物語。
夜久野高原で営業再開しました。

時計師の京都時間。

2013-11-03 09:49:00 | 日記

「止まった時間」
文化の日の休日。明日は暦で「寒露」雁が北の国からやってくる日。

写真は「2003年阪神タイガース」優勝記念ウオッチ。
私が京都に戻ってきた年でもある。

あれから寂しく10年の秋。
時計のストップウオッチ機能を示す針はすべて落ちていました。
過酷な10年間を時計が教えてくれました。なんど叩きつけられたことでしょうか?
時計の傷が教えてくれます。

あの日から「時間が止まったような時計」
電池を入れたらまた動き出しました。ムーブはさすがにセイコー製。
また、来年の優勝を期待して「臥薪嘗胆」熊の肝の替わりにウメボシ、薪の寝床の替わりにせんべい布団でこの困難に耐えましょう!
「和田監督」は来期も残るのでしょうかね~?

「止まった時間」
福一原発の事故での避難者のみなさんも2011年から時間が止まっているようです。
「この土地に永久に帰宅できない!」
誰かが決定しないと時間が再び動き出さないことは解っていました。

移住の費用負担額など全く決まっていない。
「原発は完全にコントロールされている!」と繰り返すおばか達の脳みそ時間は止まったままだ。
「決められない」日本はサッカーだけでなくて政治も同じだよ~。

「固まった時間」
止まったまま何年もほっとかれたので固まってしまった時間。
近鉄系列の食品偽装事件まで出てきた。
次々に出てくる「腐った時間」のトラブルです。

新入社員が3年以内に退職する業種は「宿泊業」「飲食業」がトップで50%超と高止まり。
この二つあわせた「ホテル」業界は最悪だったことがわかったようです。
「アホ」ばかりの業種なので上に上れる可能性がある!ねらい目だ!と就活の学生さんが言っていました。

「オーストラリア成型肉」を「和牛ステーキ」として食材を出したのは「偽装」でなくて「間違い」だったそうだ。
こんなおバカが社長をやっている会社ならすぐに辞めたくなるでしょう。
業界全体が賞味期限切れの社長を使っているようです。
早くゴミ箱に捨ててしまいましょう。

元々は腐らない鉄道会社からの気楽な「天下り」社長さんたちだ。
余生の時間を楽しむために子会社の「ホテル」でお金儲けが出来る。3年もいたら1億くらいの退職金をもらえるのでしょう。

部下は冷凍レトルトパックを解凍するだけのしごと。料理長は日本語も文字も読めないほど眼と舌が退化しているようです。
客室の掃除はアウトソーシング。一室200円程度で掃除会社がやってくれる契約だ。

風評被害を受けたのは京都の料亭、旅館でしょう。
関東から観光の皆さんは関西人が同じに見えるようだ。私たちが外国人の見分けが付かない事と同じ。

京都のほとんどの料亭は地元ユース、地元の生活者が利用する。ちなみに西陣に住むなら西陣の料亭にお世話になる。

運動会やお祭り後の「」、法事などなど年間4~5回ほど確実に利用する。
料亭の人は顔なじみ、客と主人が同級生などコネクションがちがちなのです。
少しでも手を抜けない。
もちろん教育レベルは高く「箱のラベル」は読めるので「食品偽装」などありえません。

今日はお祭!明日は寒露なので今夜は「おでん」らしい。
嬉しい寒さになりました。これで寒さに固まった時計が動き出します。

「何があっても太く短く生きるのや~!」
どう見ても80歳を越えているおじいちゃんが銭湯の脱衣場でしこを踏んでいました。
20歳くらいから時計の針が止まっているようです。いいことだね~!

私たちは時計の針を進めましょう。電池交換1000円です。










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