京都 洛北の時計師 修理日記

時計修理工房「ヌーベル・パスティーシュ」京都の洛北に展開する時計修理物語。
夜久野高原で営業再開しました。

時計師の京都時間。

2013-11-01 09:21:21 | 日記

今日から11月。
明日は紅葉や蔦が色づきはじめる「ふうかつきなり」
京都北山は冬に向かいます。
ここ2~3日は今までの悪天候のお詫びのような晴天が続いています。
「紅葉の時間」のはじまり。

写真は「晴明神社」少し冷たい水が気持ちいい!

御参りを終えて鳥居の外には高層マンション。見苦しいのでさわやかな気持ちをふさぎます。
御所西「梨木神社」の境内にマンションが建つそうだ!

神社の中には名水が有名です。
立命館大学「広小路学舎」からすぐ近く、ここの水だけで飢えをしのいだ貧乏学生時代を思い出しました。
出来るだけ広い空を保存してほしい。
ちょっと蒼くなりそうな報道です。

京都の女性たち。御所を挟んで東には「小野小町」が入っている。
西の人たちには「かぐや姫」だそうです。
どちらも「いけず~!」なむちゃくちゃな女性。そんな一面を持ち合わせているそうです。

大阪の女性。北の女性には「山崎豊子」ミナミは「田辺聖子」が入っているのでアホに見えても油断してはいけない。
しっかりとした観察眼がDNAに備わっています。
会話の最後に必ず「おち」を入れないと噛み付く!人間扱いをされないのでご注意ください。

ついでに金沢の女性。「滝の白糸」(泉鏡花版)が入っている。
金沢でファッションビルの「なんちゃって館長」をやっていたました。
そのあっという間の4年間。悲しい女性たちを何人か見てきました。

金沢は関西圏文化、となりの富山は不思議と東京圏に入る。
金沢は最後の関西の名残りが詰まっているような土地柄です。

「その恋愛はあぶないよ~!」何度か注意する。
馬鹿な男の為に一途に貢いでいる女性たち。
閉館時間が迫ってくる頃、冬のビルの外では彼女を待つ出待ちの男たちがいる。
やがて嬉しそうな二人に心配するオヤジでした。

そのうちに「雪起こし」の雷が鳴る春がやってくる。
「金沢大学」の学生さんたちはこの土地を離れる。お別れの時間。
今まで楽しかった時間も一瞬でおわります。
二人の時間の終わりを告げる雷。

金沢の女性たちが買う男性用の腕時計はその4年間の為に買われていく。
残りの人生はその思い出を繰り返し思い出して生きていきます。
「金沢時間」は紅葉のように真っ赤に映えるときがあります。

続いて「岡山」の女性。
必ず「桃太郎」が入っています。グリコのおまけのようなもの。
パワフルなので頼りがいがあるのだ!
「ほのかなホッペタの赤」キビだんごのような人が多いよ~!

秋は楽しい赤がいっぱい楽しめます。
京都は快晴!今月もよろしくお願いします。






コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする