ギュナイドン トルコ語の挨拶です。
私の主催しているヒッポの活動(土曜日夕方 三田線蓮根)に
今年3月 新しく2歳の男の子がいる親子が入会しました。
ヒッポでは
なにやら楽しそうだけど、ワイワイ、ざわざわと
多言語でゲームや、紙芝居、ダンスなど混沌とした中でやっているので、
その雰囲気に初めはちょっと緊張気味
親子ともども、あまり語らず。。。。
が、しばらく続きました。
その後、会場がとれなくて、我家で持ち寄りパーティーを一度したところ、
アットホームな雰囲気の中、少しづつ笑顔が見えてきました。
偶然ですが、その家族の、ご近所に双子の小学生メンバーが住んでおり
だんだんと、そのおねえちゃんと仲良くなった2歳のK君。
お散歩中、買物中でも、ご近所なので、良く会うとのこと。
しかも、双子のおねえちゃんには2歳のK君と同じ年のA君もいます。
そんな関係性が少しづつ築かれていったある土曜日
ヒッポの時間になったら、お昼寝をしていなかったので、
眠くてしょうがないK君。
お母さんが 今日はヒッポ休もうか?
と聞いたところ、
やだ、お姉ちゃん達に会いたいよーー
って眠い目をこすりながらも、やってきました。
その頃お母さんがこんな話をしれくれました。
オムツが取れるようになるプロセス
全然トイレトレーニングが進んでいなかったのに、
時期がきたら、ある時一気にオムツがはずれたとのこと。
ちょっとたとえは、違いますが、言葉もきっとそうで、
一気に話せるようになるんでしょうか・・・
そして、昨日のヒッポではなんと
再見 再見 ポンヨウメン と 中国語のさよならの歌を見事 歌い初めたK君
すっごい、誰も教えてないのに。
そして、体を動かして、ゲームや、ダンスもしますが、
その時にわざわざ、私のところに来て、
「エーアーユー」とリクエストをしにきました。
「エーアーユー」???なんだろ
でも、すぐに ぴんと来た私
わざわざリクエストしにきてくれたんだーー かわいい
でも、私の想像した エーアーユーは
オーマクドナルド ハーダーホー
イーアイ イーアイオー!
(こうして字にすると全然ちがってましたね)
だったので、それをかけました。
曲がかかった瞬間、K君の表情が
あれーーーー と言う顔をしていました。
ですが、まあ 強行突破でやったところ
すかさず、また来て
エーアーユー と言うんです。
なんだろう??
そこで、お母さんのヘルプ
finger family です、とのこと
ダーディーフィンガー ダーディーフィンガー
Where are you? エーアーユー
もちろん、にこにこの笑顔でK君はノリノリ!
大人も子供たちも楽しかったーーー!
場に慣れること、人に慣れること、雰囲気に慣れることで
ことばが出てくる。自分が出せるんだなと実感したヒッポの場でした。
大人はどうしても何語で何と言うんですか?という
教育現場から発生した考えから抜け出せないのですが、
子供たちは聞こえたままを聞こえたように言うだけ。
だから、何語にも、なんでも 言えるようになる。
誰にでも起こる、特別な子はいないよ
という、この活動の提唱者の榊原さんの
ことばを思い出した一週間のしめくくりでした。
K君 ありがとう テレマカシー