今日はサイパン1日観光ツアーへ。
まず最初に訪れたのが隣の島“テニアン島”が見える場所。
テニアン島は広島・長崎に原爆を投下した2機のB-29が飛び立った場所。とっても穏やかな美しい曲線を描いた島を前方に眺めながら、歴史の悲劇を考えると何処か切ない不思議な気分になった。歴史って・・・
そのあと、教会や聖母マリアの祠などを巡ってサイパン動物園へ。
何故にサイパンまで来て動物園よっ?って感じだけど、ツアーに組み込まれてたので仕方ない。ココが思っていた以上に最悪で・・・汗、なんでココを訪れるのだろう…。個人で経営している動物園で、飼育倉庫みたいな感じ。40分ほど時間を潰すことに。
ランチはマリアナリゾートホテル内のブッフェ“ラ・ステラ”で。ここのブッフェは普通だったけど、それよりも眺めが最高に素晴らしい!!マニャガハ島も見え、ウットリする眺めだった。
午後一番は、
プンタン・サバネタへ。
通称
バンザイ・クリフ。日本人にとっては特に特に特別であろうこの場所。悲劇の舞台として有名なこの場所は、その歴史的事実に反して美しい場所であった。
日本軍や民間人が米兵に追いつめられて身を投げた断崖絶壁。この場所から日本本土の方角を見つめながら“バンザイ”と言って身を投げたという-、その方角は美しい過ぎるほどの青い海が広がっていた。なんでこんなにも青いのだろうか-。
それからダイビングポイントとして有名な
グロットへ。波の浸食で出来た天然のプールで、外海と通じる空間から入ってくる光で“青の洞窟”のような青い海が広がっている。110段もの階段を下りないと観られない景色であるが、絶対に見逃してはいけない場所だと思う。
それから、もうひとつの自決場所である
ラデラン・バナデロへ。
通称
スーサイドクリフ。
こちらは山バージョンの身を投げた場所。
前方にはバンザイクリフが見え、なんとも悲しい場所。
戦時中は、この平地はサトウキビ畑だったらしい。
日本人がサトウキビを植え、また空港も造っていたとか。
こんな遠い異国の地にやってきて-、
国を護るってなんと尊いことなんだろうね。
ここを訪れることが出来て良かった。
今晩のディナーは
ジョイフル・ディナーショー。
現地の本格的なダンスが楽しめ、これを愉しみにしてた。
子豚の丸焼きが美味しくて最高だった。
ダンサーの子たちが可愛くて、驚いたし!
日本人が楽しめる構成となっていて、終始笑える!
サイパン旅行最終日の夜、大いに楽しめた。