はばかりさま

日常生活など諸々の自己満足日記、
マイブームは「スウィンギンロンドン60'&昭和40年代」です。

夢グループ 小林旭 「無法松の一生」

2015-06-30 | 音楽



日活のゴールデンコンビ、といえば、渡り鳥シリーズの小林旭&浅丘ルリ子。
(サッカー漫画だと大空翼と岬太郎…で……す…遠い目)

早めに家を出て、高速神戸駅から神戸文化ホール
時間が合ったので湊川神社にお詣りしました。
6月30日は夏越の大祓い 茅の輪くぐりをしてお賽銭、御神籤。
1年の半分が過ぎた(7月2日が該当するらしいですが)時期に
お詣りするのってあまりないのでこれも何かの縁なのかしらーなんて。


で、その近辺にある(某有名ベルギーチョコレート店横)御飯屋さんでお昼御飯。
だし巻き定食800円
白御飯(量少なめ)麩と若布の味噌汁、おくらの和え物、きんぴら牛蒡人参、出汁巻き(大根おろし付)
デザートに蕨餅 量が少なめ味薄めでした。

 

無法松の一生 
小林旭、浅丘ルリ子、若林豪、浅茅陽子、土田早苗、新藤栄作、工藤堅太郎、丹古母鬼馬二、清郷流号、高木拓哉、他

芝居1部13:00~14:10 
…松五郎と吉岡良子&敏雄の出会い、吉岡大尉が死ぬまで
芝居2部14:30~15:00 
…10年後、体を壊した松五郎が死ぬまで
歌謡ショー
15:30~16:45
…黛ジュン、三善英史、黒沢年男、あすか美生、浅丘ルリ子、小林旭

 

お芝居1本ものなら休憩挟むのって普通だけど歌謡ショーありでお芝居が2部、
3部構成って…ヅカ慣れした者としては驚きました。
で、その幕間の休憩に、若い出演者の人がパンフレットやペンライト、飴を
客席まで売りに来てました!舞台衣装のままでした。これは驚き。
あと、舞台装置の移動というか転換するたびに暗転するのはどうかと… 長いんですよ。
その間が…もっとこう普通にできないものか、と思ったり(・ε・`)

80歳越してるけど前転(故森光子)、4歳なのに(子役全般)って
年齢出して「すごい」と持ち上げるマスコミ。
役者を年齢で評価するって失礼じゃないかーと常々思っているので
76歳の小林旭や75歳浅丘ルリ子が口パクじゃなく台詞をきちんと言えるのは当然!
なんですが…でも、着物で正座していて、手を付かずにすっと立ち上がる、
ハイヒールの靴を履いて背筋ピンと伸ばして歌う…嗚呼、すごいなぁ…。
若い時に比べたら声は低くなってて、台詞が出にくい箇所があったけれど
でも綺麗な高い声で登場してすぐの吉岡夫人は40歳前後に見えたから!ほんとよ?
ただ、すぐに死んじゃう大尉役の若林豪が…すんごい老けて_:(´ཀ`」 ∠):_ …
年相応(75歳)といえばそうだけど、彼の洋風なお顔が好きだったから切ない。
土田早苗と浅茅陽子は役が反対でもいいのになー。

2部は、成長した敏雄が松五郎と自分の母親を恥ずかしく思って声をかけるな!と
言ったりして老いた松五郎が淋しく肩を落とす場面…分かるよねぇ…。
若い頃は自分の親がみっともない、かっこ悪いから人前に出ないでとか
甘えてるから出る言葉なんだけど…。
自分の息子のように思っていた松五郎にはすごーく、淋しい一言。

若い頃からの無茶が祟って体を壊して、未亡人良子や敏雄に看取られて、
な、最期で…ヅカで専科でOGで何度も演じた榛名由梨主演「永遠物語」とは
違うお話になっててうーん。大事に着ないでおいておいた着物や貯金通帳とか…。
でも、分かりやすさでいえばこっちの方かなぁ。
あと、大尉が「大佐」になっててえ??(´⊙ω⊙`)
 
ちょっと尻切れトンボ感のある芝居の終わり方で(緞帳下りて終りだった…)
休憩挟んで歌謡ショーの始まりです。

腹巻きスパンコール衣装でいい加減勘弁してくれろと以前書いた黛ジュンがトップバッター 。
♪恋のハレルヤ
♪天使の誘惑

この2曲を歌ったのですが、まぁ酷いひどいヒドイ…声がかすかすで歌声以前に
喋る声すらガラガラでひどい。顔のお直しも相まってベティのママ+辻○清美みたい

その分カバーすべくなのか、金色総スパンコールミニ→青?シュミーズ風ミニ→紫シュミーズ風ミニ。
もうええ…脚は細くて綺麗ですが腰周りがえらいことになってて見苦しい。 
お色気担当かもしれないけど、醜悪です。他の歌手にチェンジできないものか。 

次にお耳直しの三善英史、あら?髪の色が茶色から黒に地味め。
・雨
円山・花町・母の町

こちらもかなり声が低くなっていてラジオでよく聞くあの高音の歌声ではなかったものの
初っ端がアレだったので全然大丈夫。著書の宣伝してました。トーク少なめ。

次に若手?の歌手登場。ドレス姿もお顔も綺麗な、あすか美生
・みちゆき

なんでも小林旭に名前を考えてもらったとかで改名前はあすかるうみで活動、
この歌も小林旭がプロデュースしているそうな、未CD化とのこと。

頭にはトレードマークの黒いニット帽、ラメラメ黄色ジャケットキラキラ白ズボン
登場しました黒沢年男。
軽く(1列目で途中から席に戻ってきた人に向けて「おしっこ?」「ちゃんと戻ってきてね」みたいな)客席を弄りつつ「今日は、トラとかウメとか2文字の名前の人が少ないわー」「若いね」「綺麗な人ばっかり」などなど。
ペンライトをメロディーにあわせて振ってくれ、帽子の売り込みも忘れず、トークが上手い…。
で、歌い終わってスキップで捌けていく…71歳。若い。
検索かけたら6回癌手術してるって!
それであの飄々とした歌いっぷりはすごいわー。知らなかった。
ただ、えらい顔が黒いんでデューク更家みたいになってるなって思ってたけど。
・やすらぎ
・時には娼婦のように


ビーズのドレス姿の浅丘ルリ子が登場。お芝居と違って高い声できちんと台詞多めの歌をお歌いになられますた(`・ω・´)
・愛の化石


小林旭登場!二人で見つめあい旭はルリ子の腰に手をやりつつ熱唱。
・いとしいとしのこころ

軽く日活時代のお話とトークなぞをしてもうじき75歳だよねーみたいなことを話して
浅丘ルリ子ははけていきました。その間に客席からミニブーケやお菓子を可愛く受け取られてました( ˘ω˘ )
旭オンリーになったら、封筒(お金?)を渡す人も幾人か…。
・自動車ショー歌~ズンドコ節~ダッチョネ節などメドレー
・熱き心に 

やはりラストは熱き心に。これです。
んで歌い終わったら歌手の皆さん勢ぞろいで、「さよーならー」で終わり。
外では、三善英史、黒沢年男が売り子してました。
後でブログ見たら、あすか美生もいたみたいです。

雨降ってたのでもうそそくさとホールを後にして高速神戸駅に向かいました。
で、駅の喫茶店でお茶飲んで、電車に乗って帰りました。
結構、しんどかった (。´-д-)疲れた。。

 

 奮発して前から11列目。まぁまぁ見やすかったです。



最新の画像もっと見る

コメントを投稿

ブログ作成者から承認されるまでコメントは反映されません。