神社おそうじ隊、見参!公式ブログ

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☆2013.12.11~12 『神社おそうじ隊 見参! 讃岐ご当地隊』その4

2014年01月13日 | 2013.12.11・12 香川徳島・讃岐
2014-01-13 | 2013.12 香川・徳島見参

『阿波ノ国一宮・大麻比古神社』

琴平を出て、この日朝一番に向かったのはこちら。
御祭神は、大麻比古大神と猿田彦大神。

「大麻比古大神とは、大昔阿波国を開拓した阿波の忌部氏(いんべし)の大祖先の神様です。
神武天皇の御代に忌部氏の子孫が阿波国に入り国土を開拓して麻とか楮(かじ)の種を播いて麻布とか木綿をつくり郷土の産業の基を開いて人々の福利を進められました。
その氏族は今の吉野川市 元の麻植郡を拠点として開拓をされましたが国土開発の事業が漸く成った後に御先祖の神様 天日鷲命(あめのひわしのみこと)をおまつりしました。この神社が今徳島市に忌部神社としてまつられており、この神様の御神徳をたたえて麻植の神と申して敬ってきました。
忌部神社の御祭神天日鷲命様の大先祖の神様が天太玉命(あめのふとたまのみこと)で此の神様を大麻比古神社と申し上げ郷土の守り神としてこの地におまつりしたのが大麻比古神社と伝えられています。

猿田彦大神とは天孫降臨(てんそんこうりん)の時その道案内の役をつとめられた神様で、昔大麻比古神社の裏に聳えている大麻山(おおあさやま)の峯にお鎮まりになっていましたが、いつの時代かはっきり判りませんが大麻比古神社に合わせまつられたと伝えられています。
猿田彦の神様は私共に親しみの深い神様です。おまつりの時、神輿(みこし)の先頭に立って天狗のお姿をして神輿の先導をされている神様で、人々や土地のまわりに立ち塞がり、災難や禍をもたらすものを祓い退けてくださる神様です。

大麻比古神社にまつられている二柱の神様を総称して人々は「大麻はん」と申し上げており、方除(ほうよけ)、厄除(やくよけ)、交通安全の御加護をお授けくださる神様として今も多くの人々から信仰されています。」
(大麻比古神社ウェブサイト Q&Aより抜粋)



ドイツ橋。
第一次世界大戦当時、捕虜となったドイツ兵により自国の土木技術を活かして造られた橋。
日独友好の架け橋として大きな役割をしてきたという。
「捕虜」という概念も、現在の一般的な認識のそれとは随分違うのでしょう。
事実は、端的に物語っている、ということでしょうか。


丸山稲荷社へ。

丸山稲荷社。
そして、この稲荷社と真向かいに向き合っているのが、

丸山神社。
土地神様である丸山神を祀る。
しかし、この配置…。




『忌部神社』
御祭神は、天日鷲命(あめのひわしのみこと)。
天日鷲命は太玉命に従う五柱の神のうちの一柱。
(天日鷲命→阿波忌部の祖 手置帆負命→讃岐忌部の祖 彦狭知命→紀伊忌部の祖 櫛明玉神→出雲玉作の祖 天目一箇神→筑紫・伊勢忌部の祖)
「古語拾遺」において、天照大御神が天岩屋にお隠れになった時に天日鷲命と津咋見神が穀(かじ)の木を植えて白和幣(木綿)を作った、とされている。

この時、12月12日の12時。

お昼。
讃岐といえば、うどん。
阿波といえば…


「中華そば西食」で、徳島ラーメンを堪能。
濃厚なれどスルスル入る。
女性陣も納得の味でした。


そして、讃岐に戻りまず見参させていただいたのは…

『白鳥神社』
日本武尊(ヤマトタケルノミコト)の魂が白鳥になって降り立ったといわれる神社。
御祭神は、日本武尊(ヤマトタケルノミコト) 両道入姫命(フタジイリヒメノミコト) 橘姫命(タチバナヒメノミコト)となっている。





そして、日本一低い山として知られる「御山」を登頂。





境内地・松原の中に「御山」はあります。



『水主神社』
水主と書いて「みぬし」と読む(地元では「みずし」と呼ぶそう)。
讃岐最古の式内社(創祀は宝亀年間)。
祈雨の霊験により社号を贈られたという。










『宇佐神社』
御祭神は應神天皇(八幡神)。
配祀神として、仲哀天皇・神功皇后。





境内一帯は、香川県立亀鶴(きかく)公園とされ、桜の名所となっているらしい。
この奥に亀鶴古墳群。


そして、最後に。
時間ギリギリで見参させていただたのは…


『讃岐国一宮・田村神社』

倭迹迹日百襲姫命
五十狭芹彦命 (吉備津彦命)
猿田彦大神
天隠山命 (高倉下命)
天五田根命 (天村雲命)

…以上五柱の総称を田村大神とされている。

実は、当初こちらは一宮でもあり、ともかくこちらには見参せねば…と思っておりました。
しかし…今回、「神社」という概念に新たな認識が加わった出来事もあり、余剰的にできた時間での見参となりました。




アミューズメントパーク的な建造物が多く見られる境内。



次回で、「讃岐編」は最終回となります。



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