オリンピックが始まったこともあり、朝からゴロゴロしつつ、テレビをチラチラみながら、新書を読んでいました。農薬散布作業で体調を崩してしまう家族のことを思い、リンゴの無農薬・無肥料栽培に挑戦、そして成功させた、青森の木村秋則氏の本です。「奇跡のリンゴ」として、テレビでも報道されている方です。それが実るまでの苦難の歴史や、独自の自然感に加えて、米や、野菜への展開についても、語られていました。リンゴ専門の人だと思っていましたが、農業全般について、自分ないりにいろいろと研究され、考えられ、実践されてきたことに、感心しました。岩木山のある一本の木に啓示を受けて、土の大切さを実感し、それから、奇跡のリンゴへと、苦節十数年、ようやく実を結んでいくこととなります。「路傍の石」、「わら一本からの革命」の引用など、読書が氏の人生に大きな影響を与えたようで、それらを血肉とされ、くじけそうになりながらも実践されてきたようです。また、現場では、リンゴの木に着く害虫や、自分の畑を掘って、土壌硬度を調べたり、土壌温度を計測したりしながら、科学的に観察を続けられています。その中で、土壌耕盤のことについも触れられていますが、とても興味深いものでした。自然栽培であり、農法ではないと、言い切られているところにも、木村氏のこだわりを感じるところです。
読み終わって、モーグル女子も残念でしたがよく頑張りましたということで、You meタウンにお買い物へ。もう、菜の花が、ぽつりぽつりでてきていました。もお~、早いな~、と一瞬感じましたが、指宿では、菜の花マラソンの時には、満開でしたね。
聞いたことがありますね。
土曜の運動、日曜に読書・・・。
理想的な週末の過ごし方ですね。