大阪城公園の野鳥 元山裕康のこんなん出てます!

●●情報も含めた速報です●●( 詳しくはそれぞれご確認を)

サンショウクイ、サンコウチョウなど 2022.9.5

2022年09月05日 | Weblog
 大型で強い台風が来ている。沖縄や九州では厳重警戒。大阪では影響はまだなのか快晴の空で暑い。
 大阪城公園に着いて太陽の広場東の森からみどりのリズム、市民の森に向かう。キビタキ♀型、コサメビタキ、エゾムシクイなど観察でまずまずの感じ。

 音楽堂西側上で数人がサンショウクイを観察撮影。その中に入って双眼鏡やカメラを向ける。4羽くらいだろう。沖縄復帰の森へ行ったり戻ったりする。
 そのうち10人を超えるくらいになる。サンショウクイはあっちに行ったりこっちに来たりでなかなか大変。

 ここぞという時にシャッターを押すが顔に枝葉が掛かっていたり体が隠れていたりしてなかなか良いチャンスに恵まれない。

 今期はサンショウクイが比較的よく出ている。8月の下旬から群れがよく見られている。すべて亜種サンショウクイだ。

 名前の語源はよく知られ鳴き声が「ピリリー」と聞こえることから、「山椒は小粒でもピリリと辛い」という諺から連想された。
 環境省のレッドデーターでは絶滅危惧Ⅱ類(VU)絶滅の危険が増大している種に指定されている貴重な鳥。
 出来は別にしてとりあえず数十枚シャッターを切る。正直な気持ちでは亜種リュウキュウサンショウクイを撮影したいと思っている。

・シジュウカラ 6羽 太陽の広場東の森ほか
・キビタキ 7羽 ♂1♀型6 みどりのリズム、音楽堂西側上、梅林南側、天守閣東側配水池ほか
・コサメビタキ 4羽 市民の森、一番やぐら、豊国神社裏
・エゾムシクイ 2羽 市民の森、沖縄復帰の森
・オオルリ 3羽 ♂若2♀1 音楽堂西側上、一番やぐら
・サンショウクイ 4羽 音楽堂西側上~沖縄復帰の森
・エナガ 7羽 音楽堂西側上~沖縄復帰の森
・コゲラ 1羽 音楽堂西側上
・センダイムシクイ 1羽 沖縄復帰の森
・サンコウチョウ 1羽 一番やぐら
・ヤマガラ 2羽 飛騨の森、沖縄復帰の森
・カワウ 2羽 内堀、第二寝屋川

■■ノスリ(2010.10.12 東の空上空)
 「先ほどオオタカがカラスのモビングを受けて飛んでいた」とすれ違い際に声をかけられる。礼を言って空を見上げる。
 ずーと先の空に小さく舞う3羽の影を見つけ双眼鏡で見るとカラス2羽に1羽はタカだ。
 よく見るとハイタカ属のシルエットではない。ノスリのように見える。ただしゴマ粒のような距離なのではっきりしない。
 とりあえず撮影しようとしていると、別の知人がやってきて何かと話かける。「ノスリかも知れない」と告げるが興味も示さず話し続ける。ノスリの興味が無いのか、はるか遠くの空のゴマ粒に興味がないのか。
 でも私は撮影に集中したい。上の空で返事を返しながら意識ははるか彼方の空。大阪城公園にこだわっている事は知られているが、こんな時に私の思いは理解されない。
 帰宅後、パソコンで大きく拡大し明るさを調整すると、下面にノスリの特徴がうっすらと見える。「よし!ノスリだ。間違いない」といい気分。誰も喜ばないこんな写真に結構感動しているのだ。
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コサメ、エゾムシ、センムシ 2022.9.2

2022年09月02日 | Weblog
 今朝は天気が不安定。ウエザーニュースと気象協会の予報をみると少し違う。窓の外を見ながら少し出る時間を遅らせる。折りたたみ傘をリュックに入れて出かける。
 大阪城公園に向かっている内に雲が無くなって青空が広がる。

 先日申請していた「マイナンバーカード」が届いた。特に必要は無かったが大阪城公園からの帰り道の会館で受付をしていたのでこの際にと思っただけ。
 何に使うのか分からない。マイナポイント5000円分もらえるとあるが手続きが分からない。何故こんなにややこしいのだろう。

 ムクドリの100羽を超える群れが青空を飛び回る。ムクドリがこんなに固まって飛び回るのは珍しい。

 今朝は鳥との出合はあまりよくなかった。ムシクイはよく見られた。コルリやサンコウチョウは出なかったが、その後はどうだったか。

・エゾムシクイ 6羽 太陽の広場東の森、市民の森、豊国神社東
・センダイムシクイ 5羽 太陽の広場東の森、市民の森、豊国神社東
・シジュウカラ 6羽 みどりのリズム、市民の森ほか
・カルガモ 4羽 西外堀
・ヒドリガモ 1羽 西外堀
・コサメビタキ 2羽 豊国神社東、梅林南側上桜広場
・ハシボソガラス 1羽 城南地区
・イソヒヨドリ ♀1羽 天守閣東側配水池
・ヤマガラ 4羽 飛騨の森、梅林南側上桜広場
・キビタキ 1羽 ♀型 梅林
・アオサギ 2羽 内堀、北外堀
 
■■エナガ(1996.11.15 音楽堂西側上)
 秋の終りのエナガ。頭の中のイメージと実際の撮影では大きく違ってしまう。なにしろ動かないでじっとしている事がない。3秒間でもとまってくれれば撮影できる自信はあるが。
 ファインダーにとらえて構図を決め、シャッター速度を決め、ピントを合わせて押すことが3秒あればできる。ところが3秒間とまっていることがない。一瞬だけでせいぜい1秒くらいしかとまっていない。
 こんな撮影しかできない。常に動いているので満足できる撮影ができない。いつも悩み不満を残す。ここ数年前から越冬にくるようになり、また繁殖したこともあったので、今後機会は増えるだろう。きっといつかは満足できる出合いがあると信じている。
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