大阪城公園の野鳥 元山裕康のこんなん出てます!

●●情報も含めた速報です●●( 詳しくはそれぞれご確認を)

2/5 チョウゲンボウ現る。

2013年02月05日 | Weblog
 朝に家を出て大阪城公園へ向かう。歩きはじめると 「キィキィキィ」 の声に気付き空を見上げるとタカが1羽。長い尾、尖った羽先。チョウゲンボウだ。 
 少し先で、ひらひらとホバリング風。また戻ってきて近くのマンションの最上階の窓の庇にとまる。

 道端にリュックを下して双眼鏡を出して確認。家の近くでオオタカとハイタカは見た事があるが、チョウゲンボウは初めて。 朝から何かいい気分。

 太陽の広場東の森に入ると、進む道の両側にシメが下りている。双眼鏡で確認しながら1羽・2羽・3羽・・・パラパラと上から下りてくる。
 また初めから1羽・2羽・3羽・・・・とまたパラパラと下りてくる。 今度は右から1羽・2羽・3羽・・・なおもパラパラ下りてくる。

 おいおい、どうなってんだ!そのうちアトリまで下りてくる。シロハラもヒヨドリも。
 何度も数え直し、ようやく落ち着いた数は18羽。大阪城公園で一つの群れでは、最多観察じゃないだろうか。
 今日のシメは、西の丸庭園で1羽、飛騨の森でも5羽、合計24羽。多い。

 城南バス駐車場へ向かうと知人が2人。イカル4羽は居るがコイカルが見られないと・・・・。しばらく待ったがやはりコイカルが出てこない。どうしたんだろうか?

 諦めて立ち去ろうとした時、知人がチョウゲンボウと。ヒヨドリ数羽が慌てる雰囲気で飛び、その後をチョウゲンボウが追って東へ。

 そういえば先日「ひでキング」でも、一番やぐら辺りでチョウゲンボウが出たとあった。
 しばらくチョウゲンボウが楽しめるかもしれない。大阪城公園ではオオタカやハイタカより記録の少ない種である。

 今日のジョウビタキは、もみじ園♂、南外堀沿い♀、西の丸庭園入口♀、西の丸庭園♂、豊国神社裏♀、愛の森♂の計6羽だった。よく出合った方だ。

 西の丸庭園から空堀を探すがカヤクグリがいない。園内を一回りして再度探すがやはりいない。その内戻ってくると思うが。
 カヤクグリは高山の鳥。今頃帰ったって、まだまだ雪だよ。

 アトリは太陽の広場東の森で6羽のみ。 
 キクイタダキは、市民の森と一番やぐらで3羽のみ。
 マヒワは、音楽堂西上で38羽と33羽。合計71羽。
 エナガは、音楽堂西上でメジロ、シジュウカラ、マヒワと混群で2羽。

 
 オオバンは東外堀2、南外堀1、北外堀7で計10羽。少ない。見逃しか?
 セグロカモメは第二寝屋川の照明柱に1羽とまる。北外堀で前に南外堀に着水していたと思われる個体1羽。第4回冬羽。

●今日の鳥たち。
 ツグミ、シロハラ、カワラヒワ、シジュウカラ、コゲラ、シメ、アトリ、ヤマガラ、キクイタダキ、ルリビタキ、マヒワ、ジョウビタキ、メジロ、エナガ、イカル、チョウゲンボウ、アオジ、キジバト、ハシボソガラス、ハシブトガラス、ヒヨドリ、ムクドリ、スズメ。
 オカヨシガモ、ヨシガモ、ヒドリガモ、カルガモ、ハシビロガモ、コガモ、ホシハジロ、キンクロハジロ、セグロカモメ、ユリカモメ、オオバン、カイツブリ、アオサギ、ハクセキレイ、ササゴイ、カワウ。


★ 村上さんの 「探鳥は楽し、探蝶も楽し」 の連載が再開しました 「大阪城公園鳥だより」の中の「読み物コーナー」をぜひご覧ください。

★ もっとも古い鳥友でもあり、スタッフの一人でもある伊藤玲子さんが、日展に入賞されました。「大阪城公園鳥だより」の中の「読み物コーナー」 では 「れいこの落書き」 を連載しています。
 日展:2月23日~3月17日。午前9時30分から午後5時。
    大阪市立美術館(天王寺公園内) 
 伊藤さんの入賞作品名は、「草若葉」 です。ぜひどうぞ。 
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2/3 コイカル、カヤクグリ越冬中。

2013年02月03日 | Weblog
 先日まで冷え込んだので、今朝のように気温が5度もあると、手袋なし、ネックウオーマーなしで充分。体が寒さに慣れてきたんだろう。

 弓道場の辺りで声をかけられる。 「コイカルはどこにいますか?」 この南側か、バス駐車場だと答えて、市民の森を観察し音楽堂西上を通って、バス駐車場へ着くと、すでに10人弱のカメラマンがいる。

 件のコイカルはイカル4羽と一緒に駐車場に出てきて採餌中。障害物は何もないので大変見やすい。ただしコイカルは警戒心が強いので、大まかに30メートルより近付くと飛び立つ。

 その後、西の丸庭園に入ってカヤクグリ。いつもと同じ。ここもカメラマンたちがやってくる。コイカル、カヤクグリはまだ人気があるようだ。

 ツグミは相変わらず少ない。大手前の柿の実に3羽がメジロと一緒に。その他各所にぱらぱら、合わせて計18羽。ただし、このまま春がきて終わるとは思えない。
 いづれ新たな群れが飛来すると思う。ツグミは移動が激しい。

 シロハラは各所の合計36羽。ほとんど地上で観察。
 アトリはやはり太陽の広場東の森で17羽。いつもみどりのリズムへ向かう途中の林で見る。

 音楽堂西上で、ヤマガラ、コゲラ、メジロ、シジュウカラの混群にエナガ8羽。
 シジュウカラは各所で26羽。よく見かける。ヤマガラは上のほか、弓道場、市民の森などで計4羽。コゲラは上のほか、弓道場、飛騨の森、梅林で。

 マヒワは、市民の森で30羽-、城南地区で20羽、豊国神社東で13羽。
 ヒガラは、天守閣東配水池でシジュウカラと3羽。

 第二寝屋川をセグロカモメ1羽飛翔。南外堀にも1羽着水。
 南外堀の個体は成鳥でない。写真に撮って帰宅後、氏原巨雄・氏原道昭著 「カモメ識別ハンドブック」(文一総合出版) など図鑑を開いて調べる。

 雨覆や三列風切に褐色は無く灰色。くちばしに黒色が残り、初列風切先端の黒色部に白斑。などから第4回冬羽の個体であろう。

 これまで第二寝屋川を飛翔する、第1回冬羽か第2回冬羽と思われる個体は観察しているが、成鳥冬羽以外が堀に入ってきたのは初めてである。

 オオバンは東外堀1、南外堀1、内堀1と観察後、北外堀で11羽を確認。すると合計15羽になる。記録更新である。
 ただし、内堀の蓮如前で1羽を確認してから、北外堀を観察するまで、大手前、西の丸庭園、修道館裏、豊国神社裏などなどを回ったあとなので、かなり時間が経過している。
 万が一、内堀の1羽が北外堀へ移動した可能性もゼロではないが・・・・。

 オカヨシガモは計34羽。
 ヨシガモは計16羽。内堀の♂5羽が目立つ。
 ヒドリガモは計94羽。
 カルガモは計12羽。
 ハシビロガモは計63羽。
 コガモは計3羽。

 ホシハジロは計35羽。
 キンクロハジロは計117羽。

●今日の鳥たち。
 ツグミ、シロハラ、シジュウカラ、アトリ、ヤマガラ、コゲラ、マヒワ、エナガ、キクイタダキ、アオジ、メジロ、イカル、コイカル、カヤクグリ、カワラヒワ、ウグイス、ジョウビタキ、ヒガラ、シメ、キジバト、ハシボソガラス、ハシブトガラス、ヒヨドリ、ムクドリ、スズメ、ルリビタキ、モズ、チョウゲンボウ、アカゲラ。
 オカヨシガモ、ヨシガモ、ヒドリガモ、カルガモ、ハシビロガモ、コガモ、ホシハジロ、キンクロハジロ、セグロカモメ、オオバン、ハクセキレイ、キセキレイ、カイツブリ、コサギ、ササゴイ、カワウ、アオサギ、ユリカモメ。
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2/1 今日は44種。この冬は鳥たちが大変多い。

2013年02月01日 | Weblog
 今日は暖かい。汗をかくほど暖かい。
 城南バス駐車場へ向かう。イカル、コイカルが見当たらない。周りを探してみる。しばらく待ってみる。しかし現れない。
 西の丸庭園に入って、いつもの場所から空堀をのぞくと、カヤクグリが見当たらない。西の丸の中を一通り観察して戻ってきたが、やはり見当たらない。

 とうとう行ってしまったか? しかも1月31日ときりのいい日に。両種そろって同じ日とは。
 と思いながら、歩いていると大将に出会う。見たら教えてほしいと依頼しておく。

 帰宅後、大将から連絡あり。
 イカル、コイカルは弓道場の南側。カヤクグリはいつもの場所。観察したと。
 やれやれ、まだいてくれたようだ。

 ツグミはますます少なく、わずか12羽しか出合わなかった。シロハラは31羽。

 マヒワは、太陽の広場東の森、東外堀沿い、市民の森、音楽堂西上、城南地区で合計104羽+。
 アトリはやはり太陽の広場東の森で16羽。
 カワラヒワは、太陽の広場東の森、西の丸庭園、豊国神社裏で計27羽。

 ルリビタキで市民の森と音楽堂西上で♀型が各1羽。
 市民の森の石の水場に、ヒガラ、シジュウカラ、ヤマガラ、マヒワ、スズメなどが現れる。
 モズ♀を市民の森と空堀で各1羽観察。

 セグロカモメが1羽第二寝屋川を飛翔。
 カワウは南外堀2、西外堀7羽。夏場の個体も。
 
 西外堀、坤やぐら下の石垣にアオサギ3羽、ゴイサギ成鳥1羽。
 カイツブリは北外堀に3羽。
 オオバンは、東外堀2、南外堀1、北外堀11の計14羽。

 オカヨシガモは合計12羽。
 ヨシガモは合計11羽。
 ヒドリガモは合計68羽。
 カルガモは合計13羽。
 ハシビロガモは合計64羽。
 コガモは合計2羽。
 ホシハジロは合計27羽。
 キンクロハジロは合計80羽。

 カモの合計は277羽。少なくなってきた。

 野鳥の総種数は44種。素晴らしい。 ちなみに過去5年間の、2月最初の探鳥の種数は、
・2012年2月3日=31種
・2011年2月3日=40種
・2010年2月2日=35種
・2009年2月2日=30種
・2008年2月1日=31種
 今年は44種。今冬いかに鳥が多いか分かるだろう。

●今日の鳥たち。
 ツグミ、シロハラ、シメ、マヒワ、アトリ、カワラヒワ、ルリビタキ、シジュウカラ、ヒガラ、ヤマガラ、モズ、アオジ、コゲラ、ウグイス、メジロ、キクイタダキ、ジョウビタキ、カヤクグリ、イカル、コイカル、キジバト、ハシボソガラス、ハシブトガラス、ヒヨドリ、ムクドリ、スズメ。
 オカヨシガモ、ヨシガモ、ヒドリガモ、カルガモ、ハシビロガモ、コガモ、ホシハジロ、キンクロハジロ、セグロカモメ、カワウ、オオバン、ユリカモメ、ハクセキレイ、キセキレイ、カワウ、アオサギ、ゴイサギ、カイツブリ。
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