大阪城公園の野鳥 元山裕康のこんなん出てます!

●●情報も含めた速報です●●( 詳しくはそれぞれご確認を)

コルリ、ヤブサメ、ムシクイ・・・など 2018.8.20

2018年08月20日 | Weblog
 ツクツクボウシの声。子供のころから秋の知らせ。

 この土日にはそれなりの夏鳥が観察されたようで、秋の渡りは始まったといえる。
 今日もそのつもりで期待して出かける。

 太陽の広場東の森、市民の森、豊国神社東でセンダイムシクイ。Tさんの観察では、市民の森の石の水場にヤマガラとともに降りてきて水浴と。

 確か2週間以上も前に、この水場にヤマガラが降りたと聞いていた。大阪城公園でヤマガラは定着していない。旅鳥のようにやってきて姿を消す。

 時にヤマガラの小群が越冬してよく見られる年もある。今季は今のところ1羽だけのようで越冬は期待はできそうもない。
 かつてそうだったエナガのように、一年中見られるようになってほしい。

 ヤマガラの方がエナガより、都市の公園に定着しにくいのだろうか。詳しい資料に接していないので分からない。
 もしそうだとしたら、何が違うのか興味がある。
 大阪城公園でエナガは一年中生きて居られて繁殖もできる。一方ヤマガラにはできない。その違いは何だろう。

 コルリは音楽堂西側上の小路に出てきた。しばらくして東側の金柵の草の中に移動。
 もう一度出てこないかとコルリを待っていたら、西側のツツジの中から飛び出した1羽の影。低く道を横切って一気に東側へ飛び込む。

 「アッ!」 で終わり。小さくはなかった。黒っぽく見えた。直線的に通過し飛び込んだ。
 はっきり言って分からない。わずか1メートルの間を横切っただけだから。直観と推定だけで言うとセンニュウの類ではないか。

 ただし根拠はない。そう思っただけ。いい加減な話ではある。汗。

 コルリは、飛騨の森でも♀1羽。で計2羽。ともに♀で、みなさん何となく期待外れ感。
 不思議にジョウビタキなら、♀の方が好きという人に時々出会うが、コルリではそんな人に会ったことがない。
 コルリはみんな♂が好き。

 エゾムシクイは愛の森と天守閣東側配水池で計2羽。

 ヤブサメは愛の森で1羽。女性カメラマンが撮影したと。

 メジロの群れが修道館裏で10羽+。飛騨の森でも10羽を超える群れ。それにエナガの群れも一緒に行動。
 エナガは7羽くらいは数えられたが、もっといたかも知れない。

 豊国神社裏でコゲラ1羽。

 いよいよ秋の渡りが始まった実感。忙しくなるかも。
 蚊が増えてきたので長袖と長ズボンをお勧めします。場所によればちょっと立ち止まったら数十の蚊が集まってきます。

●今日の鳥たち。
 シジュウカラ、センダイムシクイ、ヤマガラ、コルリ、ヤブサメ、エゾムシクイ、エナガ、コゲラ、キジバト、ハシブトガラス、ヒヨドリ、ムクドリ、スズメ。
コメント
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