大阪城公園に着くと、遠くからシジュウカラのさえずりが聞こえる。緑は大きく育ってうっそうと。
沖縄復帰の森から南外堀への途中でシジュウカラの群れに出合う。頬が薄い黄色で羽色なども全体に淡い。いかにも幼い印象。次々枝移りしていくのを数えると9羽。大阪城ホールの横でも幼鳥4羽。
コメボソムシクイ、今日は市民の森、音楽堂西側上、愛の森の3か所で計4羽が ※「ジジロジジロ」 とさえずり。
今日も空堀の太鼓やぐら跡でしばらく待つ。やがてイソヒヨドリの♂が現れて、西の丸庭園の木にとまって庭園内に見えなくなる。
♀を撮影したくて待っていると、いつもの石垣の角に突然現れる。後ろ姿なのでファインダーをのぞきながら、横を向いて!と心の中で声をかけるとスッと姿勢を変えてくれた。 ラッキー 「ありがとう!」 と数枚シャッターを押すと飛び立つ。
天守閣東配水池でキビタキ♀観察と。コサメビタキと識別に悩むサメビタキ。西の丸庭園でヨタカなどの情報。
●今日の観察種。情報含む。
シジュウカラ、コメボソムシクイ、カワウ、カルガモ、ササゴイ、ツバメ、カワラヒワ、イソヒヨドリ、キビタキ、サメビタキ、ホシハジロ、キンクロハジロ、ヨタカ、キジバト、ヒヨドリ、スズメ、ムクドリ、ハシボソガラス、ハシブトガラス。
※5/30のブログにコメントをいただきましたので、あらためて簡単に説明。(鳥も少なくネタが無いのも理由です。)
◎亜種コメボソムシクイについて、
メボソムシクイ(種)には複数の亜種がある。大阪城公園では春の渡りの時期に 「チョリチョリチョリチョリ」 と鳴く亜種メボソムシクイがよく観察される。渡りの後半になると 「ジジロジジロジジロ」 と鳴く亜種コメボソムシクイがよく観察される。
この亜種コメボソムシクイについては十数年前から異論があった。
ごく大雑把に言うと、亜種メボソムシクイは日本で繁殖。亜種コメボソムシクイはシベリアで繁殖。亜種オオムシクイはカムチャッカ、サハリンで繁殖。
シベリアで繁殖の亜種コメボソムシクイの鳴き声は 「ジジジジジ」 一方、カムチャッカ、サハリンで繁殖の亜種オオムシクイの鳴き声は 「ジジロジジロジジロ」 であることが分かっている。
すると、日本で亜種コメボソムシクイと言っているものの声は、亜種オオムシクイの声。
近年の研究では、鳴き声だけでなくDNAや形態などから、日本を通過する 「ジジロジジロ」 と鳴くのは亜種オオムシクイだとされている。
日本鳥類目録改訂第6版では、亜種コメボソムシクイとなっているので、私の記録はそれに従っている。ただし、改訂第7版が出るらしいので注目している。
沖縄復帰の森から南外堀への途中でシジュウカラの群れに出合う。頬が薄い黄色で羽色なども全体に淡い。いかにも幼い印象。次々枝移りしていくのを数えると9羽。大阪城ホールの横でも幼鳥4羽。
コメボソムシクイ、今日は市民の森、音楽堂西側上、愛の森の3か所で計4羽が ※「ジジロジジロ」 とさえずり。
今日も空堀の太鼓やぐら跡でしばらく待つ。やがてイソヒヨドリの♂が現れて、西の丸庭園の木にとまって庭園内に見えなくなる。
♀を撮影したくて待っていると、いつもの石垣の角に突然現れる。後ろ姿なのでファインダーをのぞきながら、横を向いて!と心の中で声をかけるとスッと姿勢を変えてくれた。 ラッキー 「ありがとう!」 と数枚シャッターを押すと飛び立つ。
天守閣東配水池でキビタキ♀観察と。コサメビタキと識別に悩むサメビタキ。西の丸庭園でヨタカなどの情報。
●今日の観察種。情報含む。
シジュウカラ、コメボソムシクイ、カワウ、カルガモ、ササゴイ、ツバメ、カワラヒワ、イソヒヨドリ、キビタキ、サメビタキ、ホシハジロ、キンクロハジロ、ヨタカ、キジバト、ヒヨドリ、スズメ、ムクドリ、ハシボソガラス、ハシブトガラス。
※5/30のブログにコメントをいただきましたので、あらためて簡単に説明。(鳥も少なくネタが無いのも理由です。)
◎亜種コメボソムシクイについて、
メボソムシクイ(種)には複数の亜種がある。大阪城公園では春の渡りの時期に 「チョリチョリチョリチョリ」 と鳴く亜種メボソムシクイがよく観察される。渡りの後半になると 「ジジロジジロジジロ」 と鳴く亜種コメボソムシクイがよく観察される。
この亜種コメボソムシクイについては十数年前から異論があった。
ごく大雑把に言うと、亜種メボソムシクイは日本で繁殖。亜種コメボソムシクイはシベリアで繁殖。亜種オオムシクイはカムチャッカ、サハリンで繁殖。
シベリアで繁殖の亜種コメボソムシクイの鳴き声は 「ジジジジジ」 一方、カムチャッカ、サハリンで繁殖の亜種オオムシクイの鳴き声は 「ジジロジジロジジロ」 であることが分かっている。
すると、日本で亜種コメボソムシクイと言っているものの声は、亜種オオムシクイの声。
近年の研究では、鳴き声だけでなくDNAや形態などから、日本を通過する 「ジジロジジロ」 と鳴くのは亜種オオムシクイだとされている。
日本鳥類目録改訂第6版では、亜種コメボソムシクイとなっているので、私の記録はそれに従っている。ただし、改訂第7版が出るらしいので注目している。