君は転んで血を流す

もう僕は夢のあとが見たいから

ちはやふる 第5話「よはのつきかな」 感想

2011-11-02 01:59:09 | 2011年 秋アニメ





終わらない友情。




綿谷くんは鬱になって居た訳ではなく、単純におじいさんの死をきっかけにかるたが打てなくなった、と。
数年前に祖父を亡くしたばかりの私にとっては中々にキツい描写だ(苦笑)。
それはともかく
非常に王道なんですよね。雰囲気も話の運びも人物描写も、気持ちの良いくらい王道ド真ん中って感じで。
真正面に強烈なストレートを投げ込まれたような感覚で、劇的な感動があったお話になった訳ですけど
彼女キープ云々はまあ置いといて、太一の優しさも光ったお話でした。
だっていってしまえば
恋敵のお手伝いを黙々とやっているって風にも取れる訳で・・・。まあ千早にとって綿谷くんは神様だったり友達だったりで
まだ具体的にどうこうって感じではないにせよ、自分の事よりも彼の事を強く気にしてる事は傍目から観ても明らかで。
それでも、まだ太一にとっては綿谷も友達だし、好きな子の為に力になってあげたい気持ちも残ってたりして
その辺の心身の成長っぷりっていうのはしっかりと感じられて良かったですね。
この人達なぜこんなにかるたに夢中?って
人によっては思うかもしれないけど、ただ単に偶然好きになる対象がかるただった、って事なんでしょう。何に憧れるかは本人の自由ですからね。

しっかし、改めて見ると
千早と太一のあまりの垢抜けっぷりっていうか
あの近所の子が芋くさすぎるだけ?っていうか
その美男美女っぷりは本当に存在感あるなあ、って観ててつくづく思いました。
正直外見だけみれば、マジでファッションモデルとかで超充実した私生活送ってても全然違和感ないんですけど
そんな人達がこんなに泥臭い事をしている・・・ってうのもまた一種のファンタジーなんでしょうね。
でもそのギャップが個人的には特徴あるなあ、とも少し思いました。何にせよ良い終わり方でした。
来週からの新展開にも期待です。



しかしこういう作品でもちゃっかり風呂シーンはあるのね。
身長とかのサバは自分も読んだ事あるから、その辺の描写は正にリアルでしたね(笑)。
いつか綿谷くんが本当に立ち直れる日が来るといいな、と思いつつ、〆。





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