記憶 本日2回目の記事

記憶力には絶大な自信があった。
1回通った道ならば、2回目以降は案内が無くても、どんな複雑な道でも行けた。
地図は一回目を通せば、すぐに覚えられた。
読んだ本の内容や、何が何巻のどのページに書いてあったとかも覚えていた。
仕事もメモもあまり取る必要がなかった。
暗算もかなり得意だった。

が。

薬のせいなのか老化のせいなのか、過去の記憶がどんどん抜け落ちている。
新しいこともなかなか覚えられない。

誰もが通る道なのだろう。
と、割り切ろうとするのだけど、記憶が抜け落ちた事に気づく度に少し凹む。
でも、あまり覚えていられないものだから凹んだことも忘れる。

記憶が抜け落ちるというのは、その記憶が納められている部分に血が通わなくなってるのだろうか…。
それとも脳が委縮してるのだろうか。

はてさて。

ま、早かれ遅かれ老いはやってくるのだし、そろそろ割り切らないとね。

今日の帰り、友人の車に乗せて貰った時もそういう話をした。

まだ未来を見ていてもいいけど、同時に終わりも考えておかねばね。


この記憶、何かのデバイスにコピー出来んもんやろか。
なんか甲殻機動隊みたいやけどｗ

他愛もない日記

最近、不調続きなのだが、これは私が老化しつつある為に起こっている現象なのか、
夫の大厄がこっちに廻って来ているための物なのか、検証してみたいと思ったりもする。

そんなわけで、本日は女子会ｗ←お前達は一体何歳だよと

11:00～16:00までずっと同じファミレスで喋くり倒してきました。
(こちらの方の同世代女性陣には普通のようです。私はちょっとためらいますが。まあ、田舎なのでのんびりなのでしょう)

さすがにこの年齢になると、皆色々あるわけでね。
今日集まったのは３人
共通なのは高校の同期で部活が一緒だったこと。それだけ。

高校卒業後のそれぞれの歩んだ道は本当にバラバラで(笑)
それだけに人生譚も色々ある訳で。
結構ディープな話もします。
でも、それも笑い飛ばしてしまうだけの心臓の強さはそれぞれあるようです(苦笑)

そのうちの一人の友人Ｈちゃんの子供が、重度の身体＆知的障害者です。
常に身体が緊張して強張っていて、椅子に座ることも出来ない。
自分で手足を動かすこともできない。
喜んだり笑ったり泣いたり怒ったりはできるけれど、言葉は話せない。
そして当然オムツ。
この前まで子供子供してて「Kちゃーん」て呼ぶと、喜んで笑ったりしてくれてた。
それがまた可愛いんだ。
今日、久しぶりにKちゃんの写メを見せてもらったら、すっかりイイ男になっててビックリ！
「ちょっとちょっと、Kちゃん男前じゃん！やっぱり高校生になると変わるねえ」
「この写真、すっごいイケメン！」
「あ、なんかドヤ顔してない？」←「それ泣いてんのｗ」
高校の入学式の時の写真なんて、本当に嬉しそうに笑ってる。今までみたなかで最高の笑顔かもしれない。
でもね。いくら身体が不自由でも成長するんです。
今、身長が１５６ｃｍぐらいだと聞きました。
全身が緊張でこわばって動かせない156ｃｍの男子を移動ベッドに載せたり、お風呂まで連れていったり…。どれだけ大変なことでしょう。
その友人自身、身長は160ｃｍあるかないかでどちらかと言えば華奢な身体。
ヘルパーを探しても、椅子に座れる程度の障害なら受け入れてくれる施設はあるけれど、Kちゃんのように、椅子に座れないほどの障害を持っていると、引きうけてくれる所が無いんだそうです。
施設に入れたり、ヘルパーさんに来て貰えるのは、ある程度の障害まで。
本当に人手が必要な重度障害者には、支援の手が差し伸べられないんです。
３人でお茶を飲みながら「24時間テレビに出られるような子は、その子自身は大変かもしれないけれど、まだ幸せな方だよね」って話してました。
Ｈちゃんは「番組で取り上げるなら、うちのＫを取り上げてみなさいよ。美談なんか何にも作れないよ！」と、怒ってましたね。
私ともう一人の友人Ｐちゃんは黙って頷きました。

ま、他にもここじゃ書けないようなディープな話題も出る訳ですがｗ
今日は仕事で来られなかったＧちゃんと私達３人の合計４人での会話は、本当にガチで本音の会話です。
あたりさわりの無いお世辞なんて全く無し。
お互いの現状も包み隠さず全部話せる。
本音をぶつけあっても喧嘩にならないのが凄いよなあと、いつも思ってしまうんですが、多分、物事の考え方、基準が似てるんだと思います。
そして、彼女等の意見なら受け入れられる。そう思える。
そんな友人を持てたことは高校時代の最大の収穫かもしれないな。
(今日集まった３人は、我が母校の大学進学率を下げる要因となった、高校にとっては不名誉な３人であるｗ一応、地区で指折りの進学校だから)

実はこの４人は、将来旦那が先に死んだりして、それぞれが一人になったら、一軒家を借りて一緒に老後を過ごそうか…てな話までしたぐらい(爆)

そういう人生もありだよね。

40も半ばとなると、やはり先の事を考えてしまうわけで。
でも、しんみりとじゃなく、明るく笑い飛ばしながらなんだけどね。
皆がお互いに出来ることを手助けしつつ末永くつきあって行けたらいいなと思う次第です。


しかし。
マン研出身者の集まりなのに、マンガやアニメの話が少ないのはどーゆーこと？
オタクってるのは私だけってことですか、そうですか(苦笑)
って言いながらも、マンガの貸し借りはしてるんだけどね(^^)