インフルエンザについて
今年も残すところあと僅かになりました。寒い日々が続き、本格的な冬を迎え、12月より鼻水などの風邪症状のお子様が増えてきております。これから迎える年末年始は外出や来客なども多く、生活習慣が崩れがちです。また、感染症も流行する時期であり、巷ではコロナウイルスだけではなくインフルエンザウイルスの流行が目立ってきております。体調管理には十分気を使って年末年始をお過ごしください。
インフルエンザとは
インフルエンザウイルスによって発症します。通常の風邪に比べて感染力が強く、全身症状が強く出やすいのが特徴です。
症状
症状は3~4日で治まることが多いです。
①40℃前後の高熱が出ることが多い。
②頭痛や喉の痛み、咳、鼻水、悪寒や倦怠感がある。
③関節痛や筋肉痛が起こる。
④嘔吐や下痢が伴うこともある。
予防
①手洗い・うがいをしましょう。
インフルエンザだけに限らず、感染症予防として手洗い・うがいを行い、体内にウイルスや菌を入れないことが大切です。親子で楽しく取り組んでいきましょう。
②規則正しい生活習慣を送りましょう。
年末年始休み中も早寝早起きをし、3食しっかり食べて過ごしましょう。
③こまめな換気を心掛けましょう。
暖房により室内の空気が汚れたり、ウイルスが増えやすくなります。また、閉め切った部屋にいると感染のリスクは高まります。定期的に窓を開けて新鮮な空気を取り入れましょう。
④乾燥に気をつけましょう。
ウイルスは湿度に弱いです。室内の湿度を60%ほどに維持できるのが理想ですが、戸外の湿度が30%を切るようなときは、維持するのもなかなか難しいものです。40~60%を目安に加湿していきましょう。濡れたタオルを干すのも効果的です。60%以上になるとカビ・ダニが発生しやすいので気を付けましょう。
④人混みへの外出を極力控えましょう。
登園の目安
発症後5日間、解熱後3日を経過してからの登園が基本となります。病院で医師の診断をしっかり聞いて、登園可能日を確認しましょう。また、医師の登園許可証が必要となります。
明後日より年末年始休みとなります。感染症に気を付けながら、規則正しい生活習慣で過ごしましょう。
来年も元気な姿で登園してきてくれることを楽しみにしております。
よいお年をお迎えください。