1月5日(金)本日のごはんは、
「ごはん」
「鯛(たい)の塩焼き」
「お煮しめ」
「関西風お雑煮」でした。
本日も昨日に続き、おせち料理を提供しました。本日は「お煮しめ」を出しました。「お煮しめ」は、ひとつひとつの食材に意味が込められたさまざまな食材を、1つの鍋で一緒に煮ることから「家族が仲良く結ばれますように」との願いが込められています。今日のお煮しめには、れんこん・ごぼう・金時人参・こんにゃく・しいたけ・くわいを使用しました。それぞれの食材には、以下の意味が込められています。
れんこん:穴が開いていることから、先を見通せるように願いが込められている。
ごぼう:根を張り、一家の繁栄の願いが込められている。
金時人参:おめでたい梅に見立てることが多い。梅は、寒い冬から春にかけて他の花々よりも早く咲くことから、生活の豊かさを願う意味が込められている。
こんにゃく:真ん中がねじれた手綱こんにゃくを使用されることが多く、その結び目と “縁結び”をかけて、良縁や夫婦円満の縁起物として用いられている。
しいたけ:しいたけは亀に見立て、長生きできるようにとの願いが込められている。
くわい:冬野菜のひとつで、大きな芽が出ることから出世の願いが込められている。また、突き出た芽から「芽出たい(めでたい)」と縁起の良いことを表す。
(くわいの写真です。)
※金時人参・こんにゃく・しいたけについては、こどもたちが食べやすいように小さくカットして提供しています。
そして、汁物として「関西風お雑煮」を提供しました。関西風お雑煮は、丸い形が「円満」を意味すると言われていることから、丸餅を使用し、具材である京にんじんや大根も丸く切ります。お餅は煮たものを使用し、甘い白みそで味をつけるのが特徴です。本日は、京都府産特有の白みそで味を付けました。
かつおと昆布でとっただしと白みその相性が抜群で、とろみのついた汁が餅によく絡みます。
午後のおやつは「きな粉プリン」と「牛乳」です。
プリンは、卵のたんぱく質の熱凝固性を利用して作ります。一般的なプリンは、卵・牛乳・砂糖を使用します。おおわだ保育園では「なかよし給食」を提供しているため、今日のきな粉プリンは、乳製品の代わりに豆乳を使用し、卵の代わりにアガーを使用して固めています。アガーを使用することで、ぷるんとした弾力となめらかな食感に仕上がります。こどもたちに人気の和風プリンです。食べると、きな粉の香ばしい香りが口いっぱいに広がります。