無会派 大竹功一の独り言

福島第一原発から約80キロの白河市在住。市議会議員7期目。
老病傷保護犬猫たちと暮らしています。

今、観たい映画『ホワイト・ゴッド 少女と犬の狂詩曲』と表郷消防署に繋がれた老犬

2015年12月03日 07時54分34秒 | 読書
おはようございます。12月は、何かと慌ただしくなります。議会に活動報告書「はってん」発行、市民アンケート調査開始準備など、予定が詰まっております。

さて、保護施設から250頭の犬を連れてきて、50人のトレーナーが訓練をし、製作された映画が現在公開されているようです。予告を見ても圧巻です。人間の愚かさにより、悲惨な状況に追い込まれた犬たちが人間に反旗を翻すというストーリーだそうです。今、観たい映画の一つです。

映画『ホワイト・ゴッド 少女と犬の狂詩曲』冒頭映像


福島の保健所に収容される犬の多くは、ミックス犬です。そして、中大型。番犬として外飼育されていたため、社会性がないことが多い。フィラリア予防もされておらず、陽性を超えた「強陽性」も少なくありません。



表郷地区の消防署につながれ保健所に収容され老犬「ウルフ」をNPOで引き受けておりますが、やはりフィラリア強陽性のため心臓も悪く、危ない状況です。この犬は、視力聴力が衰えています。この状態で、飼い主は長年飼った犬を、消防署につないで逃げた可能性があるわけです。犬の気持ちを考えると切なくなります。飼い主に恵まれなかった犬たちを、ガス室送りにするのではなく、家庭犬として幸せだった記憶をもって旅立たせたいというNPOの想いに共感し、活動に参加する者が増えることを願います。

ちなみに、先の映画に登場した250頭の犬たちは、皆、新しい飼い主が見つかったそうです。