無会派 大竹功一の独り言

福島第一原発から約80キロの白河市在住。市議会議員7期目。
老病傷保護犬猫たちと暮らしています。

白鳥のいる小南湖・保健所出所犬の去勢手術

2015年03月15日 09時34分41秒 | 動物愛護
おはようございます。昨日は、88人の方々にアクセスをいただきました。有難うございました。

昨日は、昨年末に地元県南保健所から引き取った犬「サンタ」の去勢手術日でした。



麻酔注射をした後、待合室で待ちます。



先生によれば、犬に精神的な不安を感じさせない配慮だそうです。飼い主に抱っこされ、安心している中、意識が朦朧としてきます。手術中も待合室で待ちます。ペットは家族。家族の手術に立ち会うのは当然だと思います。オス犬の場合、短時間で終了。午後の診療時間に迎えに行きました。オス犬は、手術が要らないという人もいますが、外飼いのメス犬の手術を怠る飼い主もいますので、メス犬の臭いに反応し、脱走した場合を考えると、オスにも手術が必要です。何事も、「自分が良ければ」ではなく、全体を見る必要があると思います。保健所を出所した犬の場合、成犬は三カ月以内に不妊去勢手術・行政への登録・狂犬病ワクチン接種の報告書を提出しなければなりません。当然のことだと思います。

この犬の去勢費用については、NPO法人が皆様からいただく寄附より支払い、新しい飼い主が決定した際には、その方よりご負担をいただくことになっております。しかし、実際にはご負担いただく以上の医療費が必要ですので、最低限の費用のご負担をいただくことが、次の命を救う際の、費用捻出に繋がるようです。このようなシステムについても、都会のボランティア団体に教えていただきながら、頑張っております。ボラの皆さんは、「タダだから貰う」「貰ってやる」という意識は、今後の飼育に悪い影響を与える可能性があると言われます。本来、飼い主が負担するべき最低限の費用をご負担いただくことは、今後病気になった時に、医療を受けてもらえるか?の判断材料にもなるようです。都会の先進ボラ団体の活動は、大変合理的で、勉強になります。

血統書付の犬も、保健所出身のミックス犬も、同じ一つの命です。



個性のある顔してます。性格は、とても優しく甘えん坊の犬です。このような社会貢献が、白河でも理解される日が来ることを願っております。



丹羽長重公の霊廟のある小南湖。



ここには一羽の白鳥がいます。毎日通る場所ですが、風情があります。城下町白河には、このような場所がたくさんあります。

犬を病院にお預けしている間、アンケートの回収に回らせていただきました。ご協力いただいた皆様、有難うございました。

今日も快晴。春です。皆様、良い一日をお過ごしください。