無会派 大竹功一の独り言

福島第一原発から約80キロの白河市在住。市議会議員7期目。
老病傷保護犬猫たちと暮らしています。

「犬議員」「猫議員」・動物愛護高校生ボランティア

2015年03月05日 08時16分27秒 | 動物愛護
おはようございます。昨日は、130人の方々にアクセスをいただきました。有難うございました。

さて、3月議会へ向けて、調査等をしておりますが、時間を見つけては、アンケート用紙の回収等に歩いております。「会報出してる人だよね」と言っていただけると嬉しく思います。そんな中、最近では動物の問題について話をすることもあります。昨日も「猫が遺棄されて困る」というお話をいただきました。



このポスターは、環境省が作成し、国民がダウンロードして使えるようになっております。環境省に問い合わせた際に、各自治体により差があり、先進自治体とそうでない自治体では、ボランティアの負担が違いすぎると申し上げましたが、自治体が作成しなくとも、環境省HPからダウンロードでき、環境省→国民となっています。ある意味、県も市町村も不在であり、これはこれで問題であると思います。ゴミの遺棄防止や犬のウンチについての啓発看板には予算がありますが、動物にはなく、写真のようなポスターは、ボランティアが募金を集めて作成しています。棒杭付のものを1本作成するのに、約500円かかります。

私が事務局を務めるNPOでは、これを白河市内には無償設置しております(土地所有者の許可を得た場合)。それ以外の地域には、心苦しいのですが、1本500円の実費をいただき、提供させていただいております。

昨年、「猫侍」というドラマが放映され、評判となったようです。最近の私は、「犬議員」「猫議員」という状況です。母が他界するまでは、「介護」がキーワードでしたが、最近は保健所から引き取った老犬の介護をしております。長年飼い犬だった犬を遺棄する人間がいるという現実があるわけです。今、世話している老犬は、視力聴力衰え、一時は下痢が酷く、毎朝下痢便掃除から一日が始まりました。人間も動物も、高齢になれば、弱い存在です。だからこそ、大切にしたいと思います。最後を看取れない人は、最初からペットを飼わないことです。

さて、動物愛護先進地では、高校生が積極的に活動をしているそうです。

◎Revolution For Animals ( 動物のための革命 )略してRFAという学生団体

◎NPO法人スピカ


RFAさんの団体紹介には、「ドイツでは殺処分ゼロに対して日本では保健所の犬猫の年間殺処分数は16万頭を超えています。『捨てられる動物を減らしたい!』『殺処分制度を変えたい!』」と団体の趣旨が書かれています。また、スピカさんのHPを拝見すると、高校生ボランティアが、収容施設の掃除や収容動物の世話をしています。そうやって命と触れ合うことにより、この命をガス室送りにしていいのか?という疑問が生まれるわけです。誰もが、自分が散歩した犬を殺したくないと思うでしょう。では、どうすればいいのか?を高校生が考え始めた。我々大人が、きれいごとばかりを言っていていいものか?と思いました。ちなみに、福島県では、抑留施設への立ち入りは一切禁止されています。

私も、本気で殺処分をゼロにしたいと考えております。「犬議員」「猫議員」の呼び名を誇らしく思っております。