無会派 大竹功一の独り言

福島第一原発から約80キロの白河市在住。市議会議員7期目。
老病傷保護犬猫たちと暮らしています。

大震災の経験から非常食について考えてみる

2015年02月16日 07時11分19秒 | 福島原発事故 放射能汚染
おはようございます。昨日は、76人の方々にアクセスをいただきました。有難うございました。

さて、来月の11日で、東日本大震災から4年の月日が経つこととなります。大地震に襲われ、余震が止まらぬ恐怖の中、断水により非常に不便な生活を強いられました。スーパー等が閉まった中で、開いているお店は、お菓子から何から、食べることができるものは飛ぶように売れ、棚が空となりました。毎日、水と食料を得るために、徒歩や自転車で動かれた方も多いことでしょう。あの時は、ガソリンも手に入りませんでした。

その後、新聞等でも「非常食」の必要性についての記事を見かけます。私も、レトルト食品等を備蓄しておりましたが、賞味期限が切れ、それを消費していく中で、あの震災経験も思い出しながら、本当に必要な非常食とは何かを考えております。

まず、非常時には、水・電気・ガスが止まる可能性があります。東日本大震災時は、電気はすぐに復旧しました。ガスも使えました。しかし、断水は続きました。水は重要です。水洗トイレを流せず、手も食器も洗えません。ご飯を炊くこともできない。とにかく、水は重要で、絶対に必要です。

そして、もしガスが止まっても卓上コンロとそれ用のガスボンベがあれば、室内で煮炊きができます。水と米があればご飯も炊けます。ということで、非常時に必要なものとして、

水・米・卓上コンロとそれ用のガスボンベ

通常の非常食は、レトルトや缶詰が多いようです。私は、長期保存可能な保存食に注目をしています。例えば、3年ほど保存可能な味噌や梅干。その他、数か月~1年程度保存可能な漬物等。



昨日、食品保存用の棚を作ってみました。人参・リンゴを棚に収納、下の段ボール箱にはじゃが芋が入っています。新聞紙に包んでいるのは白菜です。この他、高野豆腐等の乾物も長期保存が可能です。農家の方々は、食品保存について知恵をお持ちですが、親類を見ても、我々世代はスーパーで買うことが多く、その知恵を引き継ぐ者がないことが残念でなりません。