西郷村村議会、放射能対策特別委員会を訪問

　白河市の隣に位置する西郷村は、同じく今回の原発賠償対象からはずされています。はずされた地域の中でも、白河市と西郷村は放射線量も高く実害と言える状況だと思います。

　この西郷村村議会では、７日の時点で、この問題を緊急議題として採り上げ、抗議文を決議し文科省に行くことを決めました。実は、本日９日に抗議に行く予定となっていました。

　昨日、この詳細について教えていただくために、西郷村村議会放射能対策特別委員会を訪問しました。

　西郷村放射能対策特別委員会では、この問題を「実害」だと考えているそうです。また、今回の賠償対象外の扱いについて、納得いかないという強い思いを持っています。本来、９日に文科省に行く予定だったわけですが、昨日の時点で延期を決めたということでした。これは、他の県南町村議会にも声をかけ、県南地区が一丸となり抗議しようというものです。


　白河市議会では、本日１時半よりこの問題について会議を開きます。私としては、「実害」という意識を持ち、高線量地区を抱える自治体として、強く抗議をして行く姿勢を求めたいと考えています。　いただいたコメントの中にもありましたが、白河市が「風評被害」「線量が低い」と言ってるからはずされたのではないかという怒りの声をいただきます。西郷村村議会では「実害」だという意識を持っていることを考えると、私も納得いかない思いです。

　昨日は、西郷村村議会を傍聴させていただきました。また村議の方々とこの問題について意見交換をさせていただきました。西郷の方々の行動力と情熱に感嘆しました。また、白河市議会の現状をよくご存じで驚きました。白河市は、土地柄なのか連携が苦手のように思います。しかし、今は連携し抗議を行う必要があると思います。

　文科省抗議については、日程が決まり次第お知らせ致します。市議会が参加しなくても、私と北野市議、他数人の市議は参加すると思われます。

　このまま黙っていれば、今回の賠償を基本とされ他の賠償からもはずされる可能性があります。皆さん、ドンドンコメントをください。実名の方、非公開を希望される方は非公開とさせていただきますが、調査活動の参考とさせていただきます。