芭蕉が奥の細道に旅立ったのが5月16日。そのことからこの日は「旅の日」となった。毎年この日に、旅行作家やトラベルライター、写真家などが会員となっている「日本旅のペンクラブ」の集まりが行われている。今年の会場は椿山荘。むせ返るような緑のお庭が素晴らしいったら!かつての上司がこの会の理事をしている関係でお声がけいただき、シンポジウムと懇親会に参加してきた。『今、元気な宿!』と題したシンポジウムでは、勢いのあるお宿の女将やご主人がパネラーとなり、経営のご苦労や大きな決断の時に考えたことなど興味深い話が続いた。やはり一国一城の主たちの話には、リアルさと重さがある。
その後は代表の辻真先氏の挨拶に続いてパーティが始まった。参加者は会員の他に、お宿関係、鉄道関係、出版関係者などさまざま。温泉宿の方も多く、楽しくお話させていただいた。お久ぶりに会えたのは、大好きな小諸にある「中棚荘」の女将。いつも明るくておおらかで、この方とお話するだけで心が元気になる。
「今度ね、チビ(中棚荘のわんちゃん)とお散歩なんていうオプションも始めちゃったのよ(笑)もちろん無料だけどね!」
そして、そのお隣にいたのが、美ヶ原温泉の有名宿「旅館すぎもと」のご主人。切れ味鋭いそば打ちをするこの方の、食とお酒に対するこだわりは半端じゃない。
「日本酒はさ、口に含むと舌をリセットして白紙に戻してくれるんですよ。うちは酒好きな人大歓迎!」
そして、可愛いミニ千社札の根付を下さった。ここは食いしん坊のにゃんこが以前から気になっていたお宿。う~ん、近いうちにお邪魔してみたいなぁ。でも一緒に行ってくれる酒飲みさんを探さないと(^^ヾ
そして、ちょっとお酒が入ってご機嫌になった、新穂高温泉郷の「槍見館」のご主人が。この方も、今度は何をしようか?といつも熱い思いを心に抱いている経営者だ。
「日本の風景っていいなぁって思ってさ、今度露天の周りに田んぼを作ってるんだ。槍ヶ岳と稲穂を見ながら温泉に浸かるっていいと思わない?」
そして、箱根湯本温泉の「萬翠楼・福住」の若主人が…。歴史あるこの宿の風情、好きだけど敷居が高くてまだ行ったことないんだよね。100年以上経っているお宿の維持についてうかがってみたところ、
「やはり常に手を入れていないとダメになってしまうので、維持するだけでも年間で数百万はかかってしまいますね。でも、新建材なんかは絶対に使えませんから。そういう部分は守っていかなくてはと思いますね」
というお答えが返ってきた。お宿というのは、総合プロデュースの場。おのおの個性的で魅力的な方ばかりだと実感した。
そして、お楽しみの抽選会。数多くの宿泊券には振られ…信濃大町温泉「あずみ野河昌」の名物麺の「おざんざ」が当たった。食いしん坊の神さまは、ちゃーんと見守ってくれているようだ(^^ヾ パーティーもお開きになり、元上司の飯出氏もホッとしている様子。ああ、のんびり温泉旅に出たくなっちゃっなぁ~♪
日本旅のペンクラブ→http://www.tabipen.com/
中棚温泉「中棚荘」→http://www.komoro.co.jp/
美ヶ原温泉「旅館すぎもと」→http://www.mcci.or.jp/www/sugimoto/index.htm
新穂高温泉郷「槍見館」→http://www.yarimikan.com/
箱根湯本温泉「萬翠楼・福住」→http://www.2923.co.jp/
その後は代表の辻真先氏の挨拶に続いてパーティが始まった。参加者は会員の他に、お宿関係、鉄道関係、出版関係者などさまざま。温泉宿の方も多く、楽しくお話させていただいた。お久ぶりに会えたのは、大好きな小諸にある「中棚荘」の女将。いつも明るくておおらかで、この方とお話するだけで心が元気になる。
「今度ね、チビ(中棚荘のわんちゃん)とお散歩なんていうオプションも始めちゃったのよ(笑)もちろん無料だけどね!」
そして、そのお隣にいたのが、美ヶ原温泉の有名宿「旅館すぎもと」のご主人。切れ味鋭いそば打ちをするこの方の、食とお酒に対するこだわりは半端じゃない。
「日本酒はさ、口に含むと舌をリセットして白紙に戻してくれるんですよ。うちは酒好きな人大歓迎!」
そして、可愛いミニ千社札の根付を下さった。ここは食いしん坊のにゃんこが以前から気になっていたお宿。う~ん、近いうちにお邪魔してみたいなぁ。でも一緒に行ってくれる酒飲みさんを探さないと(^^ヾ
そして、ちょっとお酒が入ってご機嫌になった、新穂高温泉郷の「槍見館」のご主人が。この方も、今度は何をしようか?といつも熱い思いを心に抱いている経営者だ。
「日本の風景っていいなぁって思ってさ、今度露天の周りに田んぼを作ってるんだ。槍ヶ岳と稲穂を見ながら温泉に浸かるっていいと思わない?」
そして、箱根湯本温泉の「萬翠楼・福住」の若主人が…。歴史あるこの宿の風情、好きだけど敷居が高くてまだ行ったことないんだよね。100年以上経っているお宿の維持についてうかがってみたところ、
「やはり常に手を入れていないとダメになってしまうので、維持するだけでも年間で数百万はかかってしまいますね。でも、新建材なんかは絶対に使えませんから。そういう部分は守っていかなくてはと思いますね」
というお答えが返ってきた。お宿というのは、総合プロデュースの場。おのおの個性的で魅力的な方ばかりだと実感した。
そして、お楽しみの抽選会。数多くの宿泊券には振られ…信濃大町温泉「あずみ野河昌」の名物麺の「おざんざ」が当たった。食いしん坊の神さまは、ちゃーんと見守ってくれているようだ(^^ヾ パーティーもお開きになり、元上司の飯出氏もホッとしている様子。ああ、のんびり温泉旅に出たくなっちゃっなぁ~♪
日本旅のペンクラブ→http://www.tabipen.com/
中棚温泉「中棚荘」→http://www.komoro.co.jp/
美ヶ原温泉「旅館すぎもと」→http://www.mcci.or.jp/www/sugimoto/index.htm
新穂高温泉郷「槍見館」→http://www.yarimikan.com/
箱根湯本温泉「萬翠楼・福住」→http://www.2923.co.jp/