(01)
【高校 数学A】 確率10 余事象2 (12分)
[練習]赤玉3個、白玉2個、黄玉4個が入った袋から3個の玉を同時にとりだすとき、少なくとも1個は赤玉が含まれる確率を求めよ。
(02)
(ⅰ)
1 (1) Ra∨ Rb∨ Rc A
2 (2) ~Ra&~Rb&~Rc A
1 (3) (Ra∨Rb)∨ Rc 1結合法則
4 (4) (Ra∨Rb) A
5 (5) Ra A
2 (6) ~Ra 2&E
2 5 (7) Ra&~Ra 45&I
5 (8)~(~Ra&~Rb&~Rc) 27RAA
9 (9) Rb A
2 (ア) ~Rb 2&E
2 9 (イ) Rb&~Rb 9ア&I
9 (ウ)~(~Ra&~Rb&~Rc) 2イRAA
4 (エ)~(~Ra&~Rb&~Rc) 4589ウ∨E
オ(オ) Rc A
2 (カ) ~Rc 2&E
2 オ(キ) Rc&~Rc オカ&I
オ(ク)~(~Ra&~Rb&~Rc) 2キRAA
1 (ケ)~(~Ra&~Rb&~Rc) 34エオク∨E
(ⅱ)
1 (1)~(~Ra&~Rb&~Rc) A
2 (2)~( Ra∨ Rb∨ Rc) A
3 (3) Ra A
3 (4) Ra∨ Rb 3∨I
3 (5) Ra∨ Rb∨ Rc 4∨I
23 (6)~( Ra∨ Rb∨ Rc)&
( Ra∨ Rb∨ Rc) 25&I
2 (7) ~Ra 36RAA
8 (8) Rb A
8 (9) Ra∨ Rb 8∨I
8 (ア) Ra∨ Rb∨ Rc 9∨I
2 8 (イ)~( Ra∨ Rb∨ Rc)&
( Ra∨ Rb∨ Rc) 28&I
2 (ウ) ~Rb 8イRAA
エ(エ) Rc A
エ(オ) Rc∨ Rc エ∨I
エ(カ) Ra∨ Rc∨ Rc オ∨I
2 エ(キ)~( Ra∨ Rb∨ Rc)&
( Ra∨ Rb∨ Rc) 2カ&I
2 (ク) ~Rc エキRAA
2 (ケ) ~Ra&~Rb 7ウ&I
2 (コ) ~Ra&~Rb&~Rc クケ&I
12 (サ)~(~Ra&~Rb&~Rc)&
(~Ra&~Rb&~Rc) 1コ&I
1 (シ)~~(Ra∨ Rb∨ Rc) 2サRAA
1 (ス) (Ra∨ Rb∨ Rc) シDN
従って、
(02)により、
(03)
① Ra∨ Rb∨ Rc
② ~(~Ra&~Rb&~Rc)
に於いて、
①=② である(ド・モルガンの法則)。
従って、
(03)により、
(04)
R=赤い。
であるとして、
① aは赤いか、または、bは赤いか、または、cは赤い。
②(aが赤くなく、その上、bも赤くなく、cも赤くない)といふことは無い。
に於いて、
①=② である。
然るに、
(05)
{すべてのx}={a、b、c}
とすると、
① aは赤いか、または、bは赤いか、または、cは赤い。
②(すべてのxが、赤くない)といふことは無い。
に於いて、
①=② である。
然るに、
(06)
① aは赤いか、または、bは赤いか、または、cは赤い。
②(すべてのxが、赤くない)といふことは無い。
に於いて、
①=② である。
といふことは、
① 少なくとも、1つ以上のxは赤い。
②(すべてのxが、赤くない)といふことは無い。
に於いて、
①=② である。
といふことである。
然るに、
(07)
① 少なくとも、1つ以上のxは赤い。
②(すべてのxが、赤くない)といふことは無い。
に於いて、
①=② である。
といふことは、
① あるxは赤い。
②(すべてのxが、赤くない)といふことは無い。
に於いて、
①=② である。
然るに、
(08)
(ⅰ)
1 (1) ∃x( Rx) A
2 (2) ∀x(~Rx) A
3(3) Ra A
2 (4) ~Ra 2UE
23(5) Ra&~Ra 34&I
3(6)~∀x(~Rx) 25RAA
1 (7)~∀x(~Rx) 136EE
12 (8) ∀x(~Rx)&
~∀x(~Rx) 27&I
1 (9)~∀x(~Rx) 28RAA
(ⅱ)
1 (1) ~∀x(~Rx) A
2 (2) ~∃x( Rx) A
3(3) Ra A
3(4) ∃x( Rx) 3EI
23(5) ~∃x( Rx)&
∃x( Rx) 24&I
2 (6) ~Ra 3RAA
2 (7) ∀x(~Rx) 6UI
12 (8) ~∀x(~Rx)&
∀x(~Rx) 17&I
1 (9)~~∃x( Rx) 28RAA
1 (ア) ∃x( Rx) 9DN
従って、
(08)により、
(09)
① ∃x( Rx)
② ~∀x(~Rx)
に於いて、
①=② である(量化子の関係)。
然るに、
(10)
① ∃x( Rx)
② ~∀x(~Rx)
といふ「述語論理式」は、
① あるxは赤い。
②(すべてのxが、赤くない)といふことは無い。
といふ「意味」である。
従って、
(01)~(10)により、
(11)
① 少なくとも、1つ以上のxは赤い。
②(すべてのxが、赤くない)といふことは無い。
に於いて、
①=② である。
といふことは、「述語論理」として、「正しい」。
然るに、
(12)
②(すべてのxが、赤くない)といふことは無い。
に於いて、
①=② である。
といふことは、「述語論理」以前に、「常識」として「正しい」。
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