Nikon System chartとなっているので正式なカタログではないと思いますが、今の価格表に写真を入れたようなつくりになっています。
1959年に発表のニコンFは、一眼レフとして草分け的存在ですが、今なお現役で写真が写ります。レンズを取り付けるマウント、「Fマウント」は現在のデジカメにおいても継承され、この時代のマウントと互換性があります。F2は1971年、Fの後継機種として発売され、さまざまな点が改良され、シャッター速度も1/2000秒まで高速化されています。
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ニコンF
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/58/86/300905d81977d1a7ca0a0a4bff97d38d.jpg)
ニコンF2フォトミック
当時のカメラは露出計はオプションでしたので、フォトミックファインダーという露出計組み込みのファインダー(通常のアイレベルファインダーと交換可能)を装備したモデルがそれぞれ存在し、上のFはアイレベルファインダー、下のF2フォトミックはフォトミックファインダーを装着した姿です。
大学の研究室にもFのブラックボディがあってそれを使ったことがあります。長尺フィルムを入れて250枚連続取れるモータードライブ、F-250まであって、かなり楽しむことができました。
もう一種類、ニコマートFTNという機種も載っていますが、残念ながら私は使ったことがありません。