お弁当日記、そ・れ・か・ら

透析に通っていた亡き父のお弁当に引き続き、お留守番の母のお弁当を作るつもりが・・・、殆ど気ままな私の日々の出来事です。

9月23日

2012年09月24日 21時39分57秒 | 今日の出来事
・・・3時過ぎ、沢山の荷物と一緒にいざ出陣。

祭壇の準備など、着々と葬儀への準備が進行する中、納棺の儀式を執り行い、諸々のことを見守り時間が過ぎていきました。

冷蔵庫に保管されて父の冷たさに驚きながらも、納棺師の方のお陰で眠っているような表情になり、棺に納める遺品も上手に収められ、また涙が流れました。

それから通夜までは、葬儀社の人達がきめ細かく対応くださるので、大変なこともなく余裕を持って過ごすことが出来ました。

親族も段々集まって棺を囲み,時に笑い時に泣き、同じ話を何度もすることになりましたが、何度話しても話したい気持ちが不思議でした。

私と兄の関係の人は遠慮してしまったので、両親の近しい人の参列での通夜になりました。

私にとっては奇奇怪怪のお経ですが、慣習も大切なのでそれはそれとして・・・、厳かに通夜は進行しました。

叔母が、泣いていると父が成仏できないと言いましたが、泣けるものは仕方ない。
大きな声を上げるわけには行かないので、顔はくしゃくしゃ。

家で泣きながら喪主の挨拶を練習していた兄も、本番では立派に挨拶文を読んでいました。
それを聞いて泣いていたのは私だけ・・・。

そんなこんなで無事終了。

参列者の方々がお帰りになってからは、親族と座敷で簡単な食事。
今時、アルコールはなしなのですが、かなり盛り上がってました。

10時頃お開きになった後はひっそり、小さな葬儀場なので、一日一組。
お風呂もありましたが、兄は家で入りたいと言うので、母と私が帰り私が先にお風呂に入り、タクシーで葬儀場に戻り兄と入れ替わり、後で母と兄が戻ってくるというリレーになりました。
一人で父の棺を見守るのは心細かったですが、明るい施設だったので怖いこともなく、父にビールをあげて一緒に飲んでいました。

そんなこんなの通夜の夜で、結局また眠った様な眠れなかった様な一晩でした。





最新の画像もっと見る

コメントを投稿