シスターみみっくのなんだかわからない堂

日常のよしなしごとをつづります。正教会のお祈り、読んだ本、ハマリものなどなど。

塩狩峠

2009-01-30 21:13:49 | レビュー
今年は長野政雄さん殉職100年ということで、旭川ではメモリアルフェスタと銘打って行事が様々企画されているそうで、釧路でもその一環として今日上映会が行われた。

盛大に泣いたので帰宅してから頭痛がorz
観るの二回目なんだけどな。

初めて観たのは高校時代。
詳しいことは覚えていないけど、確か石巻にあるキリスト教会が合同で企画した鑑賞会だったんじゃないかなと、伝道用のね。
教えてくれた友人も別にクリスチャンてわけじゃなくて(そもそもそんな存在は周りにはいなかった、たぶん)「タダで映画観られるんだって~、どうする?」てなもんで…
タダ映画は観たいけど勧誘とかされたらどうしようね!?と真剣に相談して、それっぽくなったら逃げよう!!という結論に。
映画には二人とも感動して大泣きしたんだけど、帰りに「よかったらアンケートを…」と言われた瞬間勧誘キタ━(゜∀゜)━!!とばかりに「いえあwせdrftgy」と手をぶんぶん振って逃げ帰った。
思い返せば大変申し訳ないことをしますたorz
あの時の鑑賞会のご奉仕されてた方々すみません。
とりあえず二人のうち一人は三歩進んで二歩も三歩も下がったり休憩しちゃったりではあるけどイエスを主として歩みをしておるので確率5割ですぞ(謎

今改めて観ると初手からフラグ立っててびっくりした
集会の終わりの賛美歌が「主よみもとに近づかん」なんだもん。
(プロテスタントのお葬式でよく歌われたりします)
他にもいろいろフラグ立ちまくりで、それが全部あの日のあの瞬間に収斂していくその流れが見事だった。
それから筋とは関係ないけど「ああこの時代ニコライ大主教の時代だったんだよなあ…」と。

本は家にあるけど実は何度か挫折していて読み通してない。
またトライしてみようかなあ…
塩狩峠 (新潮文庫)
三浦 綾子
新潮社

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