大倉草紙

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【大阪】 勝尾寺

2009年03月09日 20時00分00秒 | 旅 - 大阪府
11月22日(土)
当日の行程:(車) → 【箕面の滝】【勝尾寺】【久安寺】【多田神社】【能勢妙見山】【妙見山奥之院】【賑-交わる街道と池田-(池田市立歴史民俗資料館)】


勝尾寺は、神亀4年(727)、善仲(ぜんちゅう)・善算(ぜんさん)という双子の兄弟が草庵を構えたのが始まりだといわれる。
その後、天平神護元年(765)に、光仁帝皇子開成(桓武帝異母兄)が弥勒寺を開創。
第6代座主・行巡上人は、清和帝の病気治癒の祈祷を行い、天皇の病が癒えたことから、王に勝つ寺「勝王寺」の寺名を賜る。
弥勒寺は、「王」の字を使うことを控え、以来、「勝尾寺(かつおうじ)」となったそうだ。



訪れたのは、紅葉の美しい時期だった。


山門は、慶長8年(1603)、豊臣秀頼により再建されたもの。


弁財天


二階堂は、法然上人が約4年間住み、修行をしていたという建物。


二階堂前から山門を望む


不動堂


鐘楼

鐘楼の周りには、小さなダルマがびっしりと置かれている。


本堂
慶長8年(1603)、豊臣秀頼により再建。
本尊・十一面千手観世音菩薩を安置する。


大師堂には、善仲、善算、光仁帝皇子開成の像が安置されている。



大師堂の傍らには、弘法大師ゆかりの四国八十八ヶ所の御砂踏み場が建っている。


開山堂


鎮守堂


厄ばらい三宝荒神堂
日本最初の荒神社。
延宝5年(1677)、旗本菅沼隠越中守娘の白髪が荒神崇拝によって黒髪となったなど、威神力を示す逸話が多く残っているそうだ。


薬師堂
鎌倉初期の建立。
現存する勝尾寺最古の木造建築物だといわれる。


閻魔堂


勝ちダルマ奉納棚


一願不動尊と多宝塔

 
勝尾寺の御朱印 
左は、二階堂の御朱印