興浜(おきのはま)で候 

興(こう)ちゃんの手掘り郷土史

加藤家 網干サロン

2008年12月14日 | 歴史散歩

 昨日の姫路市網干区余子浜にある加藤家での土曜サロンの事である。

 塩野安弘さんによる「ユーモアのある老後を楽しみたい」と題してのお得意の漢文講座だった。

 塩野さんは現在、網干区垣内にお住まいだが、育ちは興浜である。亡くなられた父上は興浜檀尻の音頭出しとして活躍されていた。

 サロンが始まる前に御当主である加藤三郎さんより「加藤家住宅」が国登録有形文化財建造物になった報告があった。

 タイトル写真の「嶺(みね)」と題した掛け軸の解説から始まった。
この掛け軸は一行目が右から左に読んで、二行目は左から右に読むと教えて頂いた。二行目がネン、四行目がエン、六行目がミン、八行目がセン、十行目がケン、十四行目がレンと韻(いん)をふんでいるので、「六言古詩」というそうだ。

 その他、塩野さんの創作された漢詩の披露と解説などあっという間の一時間半であった。



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