興浜(おきのはま)で候 

興(こう)ちゃんの手掘り郷土史

渡邊 鼎  その8 鼎と周文

2009年03月04日 | 興浜偉人傳

 ひとつ年下の小野周文とは仲がよく、よく家にも来ていたようで俳句仲間であった。ふたりの俳句が書かれた短冊も沢山あり、鼎は【大拙(だいせつ)】という号を名乗っていたようだ。


周文さんの短冊

       
 家に居る時は、渡邊家の古文書や顧問をしていた大覚寺の古文書を整理し、執筆に明け暮れていたとの事である。

 当時使っていた、文机(床に座って使う低い木製の机、座って使うので座机とも言う)と硯箱と懐中時計が今でも大切に保管されている。

つづく



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