本日、金刀比羅神社の境内で板に墨で書かれた略歴板を発見。
昭和39年4月に製作されたものなので、興ちゃんと同級生という事だ。
水洗いしたあと、角度を変えながら太陽の光をあてて解読に成功。1時間を要した。
内容はこのブログに書いてきた事と変わらないが、丸亀藩陣屋の事を丸亀藩出張郭内と表現しているところがおもしろい。
昭和39年当時の総代さん、大切に保管します。
粗末にしていた事は村の住人を代表してお詫び申し上げます。
この写真ならどうにか文字が書いてある事がおわかりでしょうか。
調べてみると、墨は製造方法によって松煙墨 (しょうえんぼく)と油煙墨(ゆえんぼく)の2種類に分かれるようだ。
木の看板に墨で書く場合は必ず油煙墨を使うと良いとの事。油煙墨は木に浸透して長い年月風雨にさらされ木自体が痩せてきても、文字は浮き上がって残るが、松煙墨で書くと、風雨などにさらされ急激に青墨化し、最後には文字が剥離してしまうようだ。
この墨の盛り上がりのみで解読はできた。これでいいのだ。
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