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シェフ直伝・洋風おきなわごはん vol.3 伊東 主夫

2010年01月21日 | 木曜(2010年1~2月):伊東 主夫さん
前回のスープに挑戦した方はいらっしゃいましたか?
しばらく寒い日が続くと思ますが、ぜひお試しください。


さて、スープの次は魚料理が順序です。

家族そろって食事などTVドラマの中だけになりつつあり、
子供は早めに、お父さんは夜遅い時間。
料理を作るお母さんの手間は大変です・・・。

そのような時代だからでしょうか、
再加熱しにくい魚料理は家庭から消えてしまうようです。
ぜひ、週に一度は家族全員そろってのお食事タイムをお勧めします。
家族そろった時こそお魚料理をテーブルに!


そこで、今回のメニューは沖縄のお魚を使った
“白身魚のムニエル きのこソース”です。


・材料(お魚)
お魚は白身魚がくせもなく食べやすいと思います。
処理が簡単なのはカジキマグロやマンボウ等でしょう。
マンボウはけっこう美味しくさっぱりとしています。

・調理
お肉の場合は、焼く直前に塩コショウをしますが、
お魚は10分ぐらい前に軽く塩を・・・
焼く直前に浮いてきた水分をていねいにキッチンペーパーで拭き取ってください。

次に、まんべんなく粉をまぶしてください。
フライパンにサラダオイルをひき、中火で焼きあげ、
最後にバターを少々入れ、香りをつけましょう。

最後に魚を焼いたフライパンで、ソースを作りましょう。
スライスした玉ねぎ、きのこ(適宜)を入れ、バターで炒めます。
しんなりとしてきたら、白ワインを入れ(ジュッと音がする感じで)
木べらを使い、フライパンの底を良くこそぎます。
これがソースの旨みとなります。

さらに牛乳を入れ、前回お話しした「ブールマニエ」を加えとろみを出したら、
レモンひとしぼりと、パセリのみじん切りを加え、ソースの出来上がりです。

付け合わせは、マッシュポテト、ニンジン、インゲン豆などを彩り良く。

・サラダ
サラダはキュウリ、トマト、ニンジン、セロリを、荒みじん切りしたものを
塩コショウ、オリーブオイル、酢(お好みでマスタード)で
和えて冷蔵庫で冷やします。

・ひとこと?
ムニエルは醤油もよく合いますよ。
チキンブイヨンで炊いたご飯(きのこを入れてもOK)なども
一緒にお試しください。

ところで、月刊おきなわJOHOの地中海料理という取材がありました。
スペインからぐるりとモロッコまで、実に多くの国々がありますが、
歴史的にみると侵略したりされたりの連続で、
人も文化も生活習慣も交流が深かったようです。

地中海料理として主流派の南仏や南イタリア、
ギリシャ料理は他の方々にお任せして、ちょっと耳慣れないレバノン料理と、
モロッコ料理に挑戦してみようと考えています。
詳細は『おきなわJOHO』2月号になると思います。
掲載がない場合はボツという事で・・・



さて、次回は1月28日(木) 牛肉レシピの定番。赤ワイン煮込みです。

煮込み用(脂肪分少なめ)の牛肉を3~4cmのサイコロ状に切って、
一人前150g程度です。
ステーキ用の上等部位なら短時間で・・・
肉質の固い部位なら時間をかけてじっくり・・・
そして赤ワインを800円程度のものを1本準備しておいて下さい。

ではお楽しみに。

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