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スタッフが感じたオキナワ vol.9 沖縄の風スタッフ

2009年10月31日 | 土曜(2009年7月~):編集スタッフ
沖縄在住スタッフのすなです。
空もグレー色が続き、冬になっていく様子を感じ取れる
今日この頃。

さて、
去る10月15日『さんかく山のマジルー 真夏の夜の夢』
を観に、桜坂劇場へ。
全国各地でのシアター上映は終了しているなか、
桜坂劇場でのアンコール上映。
なんとか、滑り込みセーフで観にいくことに。。。

あらすじは
沖縄本島の離島、世嘉冨(ゆがふ)島に棲み、
島を守るキジムン(精霊)マジルーと
島で育ち、上京していた娘・ゆり子の絆を描いた心温まる
ストーリー。
予告編で映画の雰囲気をご覧下さい。

映画『真夏の夜の夢』予告編



映画の幕開けは「ナビィの恋」で知られる平良とみ・進夫妻の
歌と三線で始まり、


「ホテル・ハイビスカス」では、まだ小学生だった主人公の
蔵下穂波(くらした ほなみ)がキジムン・マジルー役で
より成長した姿で再登場。


お笑い芸人として、人気者の「川満しぇんしぇ〜(先生)」こと
川満聡さんをはじめ、それぞれの方には
「こんな人いる!」的な演技で笑わせてもらい、


終盤の結婚式の出し物、うちなー芝居『大琉球王国由来記』は
劇中でも大盛況


題名にも使われたさんかく山や、映画のなかで切り取られた
表情豊かな景観の数々にも魅せられ、
映画のロケ地、伊是名島にも興味シンシンです。



監督は「ナビィの恋」や「ホテル・ハイビスカス」の
中江祐司さん。
ブログやラジオに出演されているときは、気さくな印象ですが、
沖縄のことば(うちなーぐち)や歌、芸能、信仰、自然
をマジメに研究されていま。
作品からそれらを大切にしたいという熱い想いが伝わってきます。



ご存知の方もいらっしゃるかもしれませんが、
「さんかく山のマジルー」は沖縄上映だけで使われるタイトル。
本土で上映されたときは「真夏の夜の夢」。
ということで、フライヤーも2種類。
「さんかく山のマジルー沖縄限定フライヤーが欲しい!」
という方は沖縄の風までメールをどうぞ。
手元に少しだけ、あります。

DVDの発売については、まだ未定とのことですが、
各地でキャラバン上映も行っているようです。
興味のある方は公式ホームページへGO

http://www.natsu-yume.com/

かわいい表紙の文庫本もおすすめです







text:すな









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