沖縄Daily Voice

沖縄在住の元気人が発信する

a diary vol.4 ウエチ マサシ

2010年03月24日 | 水曜(2010年3~4月):ウエチ マサシさん
ポカポカと春を感じる今日この頃、
皆さんいかがお過ごしでしょうか?
この陽気の中、外に出てピクニックでもしたい所ですが
お休みも返上で、お仕事に走り回っている今日この頃です


窓の外に見えるふわふわと漂う雲に
気持ちだけ乗せて、どこかへ運んで貰ってる次第です


さて、3/20〜3/22に沖縄大学・沖縄尚学高等学校体育館にて
「弟55回 子どもを守る文化会議 沖縄集会」にお仕事で参加しました
その中で、21日オープニング記念講演とし、現うるま市立宮森小学校校長
平良嘉男先生の「宮森小学校米軍ジェット機墜落事故からの半世紀」
と題した講演が行なわれました








〜1959年6月30日、子ども達が楽しみにしていたミルク給食の時間に
空から鉄の塊が落ちてきました


死者17人(小学生11人、一般住民6人)、重軽傷者210人という
多くの被害者を生んだ大惨事は
体験者にとって、尚癒えぬ傷跡を残していました〜






音楽や映像を交え、当時の事を
誰にでもわかりやすく語り伝えていこうとする
実際の体験者である平良校長をはじめ
「石川・宮森630会」の取り組みに強く心を打たれました


あれから50年を経た、今なお起こる米軍による事件・事故
「関係ない」「知らなかった」ではすまされない事が沢山あります
生まれた土地の事、生まれて来るまでの歴史を
今を生きる私達があまりにも無関心すぎると感じています


うつりゆく時代、変わりゆく日々の中で
あの日の空が今日へと続いているのだと
流れる雲が教えてくれてるような気がします


ふわりふあり/photo from sayappe*